Topページへ 川崎病
Q1:なぜ川崎病と呼ぶのですか?
Q2:川崎病はどのような病気ですか?
Q3:川崎病の原因はなんですか?
Q4:川崎病はなぜ注目されるのですか?
Q5:川崎病の症状はどのようなものですか?
Q6:川崎病の診断はどのようにしますか?
Q7:川崎病の治療はどのようにしますか?
Q1:なぜ川崎病と呼ぶのですか?
A1:1967(昭和42)年、日赤医療センター小児科部長の川崎冨作先生が、発見したもので川崎先生の名前をとって「川崎病」と呼ぶようになりました。
Q2:川崎病はどのような病気ですか?
A2:川崎病は、4才以下の乳幼児にみられる原因不明の病気で、血管炎のひとつです。日本に多く発生し、全国的に徐々に増加しております。患者数は1982年には約16,000人、1986年には約13,000人と大流行しました。その他の年は8,000人以下でした。1999年が6,684人、2000年が7,907人でした。1998年末までの川崎病患者の累計は約153,000人になっております。
Q3:川崎病の原因はなんですか?
A3:原因についても細菌感染説、リケッチア説、ダニ説、未知のウイルス説、洗剤説などがありますが、不明です。
Q4:川崎病はなぜ注目されるのですか?
A4:冠動脈が血管炎を起し、心臓を養っている冠動脈がふくれ、冠動脈瘤ができます。それがつまり、そのため急性心筋梗塞で突然死を起すので、非常に注目され、恐れられております。致命率は0.03〜0.09%です。この冠動脈瘤は、発病して10日位で見られます。普通、治癒しますが、約10〜20%の患者は冠動脈瘤となって障害が残ります。重症の冠動脈障害が残るのは3%くらいと考えられています。
Q5:川崎病の症状はどのようなものですか?
A5:川崎病の症状は多数ありますが、まとめると主要症状は6つになります。6つのうち5つ以上の症状を伴うものは川崎病と考えられます。ただし、4つの症状しか認められなくても、経過中に心断層エコーや心血管造影で、冠動脈瘤が確認されたときも川崎病と診断します。川崎病の主要症状は 1)5日以上続く高熱(38℃以上) 2)手足の先が赤くなりはれと発疹 (紅斑と硬性浮腫) 3)両側の眼球結膜が充血し赤くなる 4)口唇が赤くなり、いちご舌 5)体全体に赤い発疹 6)頸部リンパ節が腫れる
Q6:川崎病の診断はどのようにしますか?
A6:血液検査で白血球数、赤沈、CRP、GOTが上昇するのに対し、アルブリンやナトリウムは低下します。冠動脈瘤を確認するために、心断層エコーが有効な検査です。胸部レントゲンや心電図検査も実施します。精密検査として心臓カテーテル検査を行うこともあります。
Q7:川崎病の治療はどのようにしますか?
A7:アスピリンの約2か月間服用とガンマグロブリンの投与をして冠動脈瘤ができるのを予防します。