Topページへ ウイルス肝炎全般について
Q1:ウイルス肝炎とは?
Q2:肝炎ウイルスの種類は?
Q3:肝硬変患者はどのようなウイルス感染が起こっていますか?
Q4:肝臓癌はどのようなウイルス感染が原因で起こっているのですか?
Q5:急性肝炎は毎年どのくらい発生していますか?
Q1:ウイルス肝炎とは?
A1:肝障害の原因は多岐にわたっていますが、一般にウイルス肝炎と言うのは、肝炎ウイルス感染によるものを呼んでいます。肝炎ウイルス以外のウイルス感染の際にも同じような症状を呈することがありますが、それらの場合の肝障害は各々のウイルス感染による一連の病態の部分的病像であって、別個に取り扱われています。ウイルス肝炎は以前、流行性(伝染性)肝炎と血清肝炎の2つに区別されていましたが、肝炎ウイルスの研究の進歩により、現在では肝炎ウイルスの種類による病名が用いられています。
Q2:肝炎ウイルスの種類は?
A2:現在、肝炎ウイルスは、A型、B型、C型、D型、E型、G型、そして最近発見されたTTウイルスと、合計7つがわかっています。そのなかで日本人にとって大事なものはA型、B型、C型までです。
Q3:肝硬変患者はどのようなウイルス感染が起こっていますか?
A3:C型肝炎が60.6%、アルコール性肝炎16.7%、B型肝炎12.8%、非B非C型肝炎8.2%、B型・C型重複肝炎1.7%です。
Q4:肝臓癌はどのようなウイルス感染が原因で起こっているのですか?
A4:C型肝炎84.0%、B型肝炎9.0%、非B非C型肝炎5.0%、B型・C型重複肝炎2.0%です。
Q5:急性肝炎は毎年どのくらい発生していますか?
A5:表に示しますように、年間の平均発生件数はA型肝炎で47件、 B型肝炎で29件、 C型肝炎で10.6件、非A ・非B・非C肝炎で34.2件です。()は%
<表> 急性肝炎症例の型別年次推移 1992-2001(10年間)
年 A型肝炎 B型肝炎 C型肝炎 非A ・非B・非C肝炎 計 92 77(54.6) 27(19.1) 9(6.4) 28(19.9) 141 93 84(52.8) 27(17.0) 16(10.1) 32(20.1) 159 94 64(49.6) 23(17.8) 13(10.1) 29(22.5) 129 95 40(33.6) 24(20.2) 17(14.3) 38(31.9) 119 96 20(26.7) 22(29.3) 3(4.0) 30(40.0) 75 97 49(43.4) 25(22.1) 9(8.0) 30(26.5) 113 98 30(21.9) 37(27.0) 7(5.1) 63(46.0) 137 99 52(43.3) 27(22.5) 7(5.8) 34(28.3) 120 00 15(17.7) 34(39.0) 8(9.2) 30(35.3) 87 01 39(31.0) 44(34.9) 17(12.7) 28(21.4) 128 計 470(37.5) 290(24.9) 106(8.6) 342(29.2) 1,208