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アルコール性肝障害

  Q1:アルコール性肝障害とは、どのような病気ですか?
  Q2:アルコール性肝障害の症状は、どのようなものがありますか?
  Q3:アルコール性肝障害の発生頻度は、どのくらいですか?
  Q4:アルコール性肝障害の検査は、どのように行いますか?
  Q5:アルコール性肝障害の人は、どのようにしたらよいですか?

Q1:アルコール性肝障害とは、どのような病気ですか?

A1:長期間にわたる大量のアルコール摂取は、肝臓に中性脂肪が蓄積するために肥大化し、肝臓が全体的に腫大して肝機能を弱らせます。アルコール性肝障害とは、正常肝→脂肪肝→肝繊維症→アルコール性肝炎→アルコール性肝硬変→肝がんの順に進行します。アルコールを大量に摂取すると、腸内細菌が出す細胞刺激物質がクッパー細胞の働きを活発にさせるため、TNF(腫瘍壊死因子)-αが大量に作られ、肝細胞を傷つけ肝炎や肝硬変になると推定されています。

Q2:アルコール性肝障害の症状は、どのようなものがありますか?

A2:飲酒で顔面が赤くなり、吐き気・動悸・頭痛をおこしたり、腹部不快感、疲れ、食欲不振、やせなどがみられます。アルコール性肝硬変へ移行すると、黄疸、腹部膨満感、肝不快感、腹水などの症状が出てきます。

Q3:アルコール性肝障害の発生頻度は、どのくらいですか?

A3:アルコールは肝臓に存在するアルコール脱水素酵素とアセトアルデヒドの脱水素酵素の働きによって分解されますが、日本人の約半数にこの酵素を生まれつき持たないため、日本人はアルコールに弱い人が多いのです。アセトアルデヒド脱水素酵素が肝臓にもともと欠損している人では、アセトアルデヒドが血中に溜まり、酒を飲むとすぐに気分が悪くなります。

Q4:アルコール性肝障害の検査は、どのように行いますか?

A4:アルコール性肝障害の検査は、超音波検査やCT検査、腹腔鏡、肝生検などが行われます。この他、GOT、GPT、γ-GTPなどの肝機能検査で異常値をきたします。

Q5:アルコール性肝障害の人は、どのようにしたらよいですか?

A5:まず禁酒しましょう。良質なたんぱく質の摂取、ビタミン、ミネラルを十分摂取、適正カロリーの摂取、食事は三食規則正しくとり、インスタント食品は避けましょう。