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ネフローゼ症候群

  Q1:ネフローゼ症候群とはどんな病気ですか?
  Q2:ネフローゼ症候群にはどのような種類がありますか?
  Q3:ネフローゼ症候群の診断基準はどうなっていますか?
  Q4:ネフローゼ症候群の検査はどのようにしますか?
  Q5:ネフローゼ症候群の治療はどのように行いますか?

Q1:ネフローゼ症候群とはどんな病気ですか?

A1:ネフローゼ症候群とは蛋白尿、低蛋白血症、高コレステロール血症、浮腫(まぶたや手足のむくみ)を生じる病態です。ネフローゼ症候群とは腎臓の糸球体に障害が起こり、多量のタンパク質が尿に漏れ出てしまう病気です。血液中の蛋白質が極度に少なくなり、血管の外の組織に水分や塩分がもれて浮腫(むくみ)が出現します。

Q2:ネフローゼ症候群にはどのような種類がありますか?

A2:ネフローゼ症候群には、原発性ネフローゼ症候群と続発性ネフローゼ症候群があります。前者は腎臓の糸球体障害による病気で、後者は全身性疾患による場合をいいます。原発性ネフローゼ症候群には、微小変化群(ルポイドネフローゼ)、膜性腎症、巣状糸球体硬化症、メサンギウム増殖性糸球体腎炎、膜性増殖性糸球体腎炎などがあります。続発性ネフローゼ症候群には、糖尿病性腎症、全身性エリテマトーデス(SLE)があります。

Q3:ネフローゼ症候群の診断基準はどうなっていますか?

A3:目にみえる症状は浮腫です。検査所見としてネフローゼ症候群の診断基準となっているのは、1日3.5g以上の蛋白尿が3〜5日以上持続し、血清総蛋白が6g/dl以下の低蛋白血症、 または血清アルブミンが3g/dl以下の低アルブミン血症がみられます。血液中の総コレステロール値も250g/dl以上と高コレステロール血症になります。(ネフローゼ症候群の診断基準はこちらにもあります。)

Q4:ネフローゼ症候群の検査はどのようにしますか?

A4:原発性ネフローゼ症候群の確定には腎生検をして病理組織診断をします。背中から針を刺して腎臓の組織の一部をとり、病理組織診断が最終診断となります。

Q5:ネフローゼ症候群の治療はどのように行いますか?

A5:治療法としては、ステロイド剤、免疫抑制剤、抗血小板薬を用います。浮腫に対して利尿剤を使い治療します。蛋白尿が多い時には厳重な安静、減塩・低蛋白食が大切です。