Topページへ 急性腎不全
Q1:急性腎不全とはどのような病態ですか?
Q2:急性腎不全の症状にはどのようなものがありますか?
Q3:急性腎不全の検査はどのようにしますか?
Q4:急性腎不全の治療はどのように行いますか?
Q1:急性腎不全とはどのような病態ですか?
A1:急性に発症する腎機能低下(障害)です。無尿・乏尿・クレアチニンの上昇などが起こります。大多数は適切な治療を受ければ腎機能は回復します。急性腎不全を分類すると、急性腎前性腎不全、急性腎性腎不全、急性腎後性腎不全の3種類に分けられます。1)急性腎前性腎不全では、ショックによる低血圧・腎動脈狭窄などの循環障害などが原因です。2)急性腎性腎不全では、ショックによる虚血、急性尿細管壊死、急速進行性糸球体腎炎、溶血性尿毒症症候群、挫滅症候群、薬剤などで腎機能が低下したことが原因です。3)急性腎後性腎不全では、尿路結石、悪性腫瘍などの両側尿路の閉塞が原因で腎盂内圧が上昇した場合です。
Q2:急性腎不全の症状にはどのようなものがありますか?
A2:悪心、嘔吐、全身疲労、心のう水貯留、心タンポナーデ、不整脈、腹痛、錯乱、全身けいれんなども出現します。乏尿期、無尿期を経て、数日から数週間で利尿期に入ります。
Q3:急性腎不全の検査はどのようにしますか?
A3:貧血、BUN、クレアチニンの増加、高カリウム血症、高リン血症、代謝性アシドーシス、低カルシウム血症などがみられます。
Q4:急性腎不全の治療はどのように行いますか?
A4:原因を見つけ除去します。前腎性急性腎不全の場合は、脱水症の補正、昇圧治療、心不全治療、高カリウム血症や代謝性アチドーシスの治療を行います。腎機能が回復するまで人工透析を行なうこともあります。乏尿期では水分および食塩を制限し、低タンパク高カロリーの食事療法を行ないます。