Topページへ 悪性関節リウマチ
Q1:悪性関節リウマチとはどんな病気ですか?
Q2:悪性関節リウマチの症状はどのようなものがありますか?
Q3:悪性関節リウマチの発生頻度はどのくらいですか?
Q4:悪性関節リウマチではどのような検査を行いますか?
Q5:悪性関節リウマチの診断はどのようにしますか?
Q6:悪性関節リウマチの治療はどのように行いますか?
Q7:悪性関節リウマチの予後はどうですか?
Q1:悪性関節リウマチとはどんな病気ですか?
A1:血管炎症状の強い関節リウマチを悪性関節リウマチと呼び、難治性の疾患です。関節リウマチと同様に原因は不明で、体質や遺伝が示唆されております。遺伝因子の1つとして、白血球の組織適合抗原のHLA-DR4、HLA-DRB1を持つ人に悪性関節リウマチが多く認められております。
Q2:悪性関節リウマチの症状はどのようなものがありますか?
A2:全身血管炎型では多発関節痛、発熱(38℃以上)、体重減少を伴って皮下結節、紫斑、筋痛、筋力低下、間質性肺炎、胸膜炎、多発単神経炎、消化管出血、強膜炎などの全身性血管炎にもとづく症状が出現します。末梢型動脈炎型では皮膚の潰瘍、梗塞、四肢先端の壊死・壊疽を主症状とします。全身血管炎型ではリウマトイド因子高値、血清補体価低値、免疫複合体高値を示します。
Q3:悪性関節リウマチの発生頻度はどのくらいですか?
A3:1年間の受療者数は約4,000人と推定されています。関節リウマチの0.6%の頻度と考えられています。男女比は1:2です。診断されるピークの年齢は50歳代です。
Q4:悪性関節リウマチではどのような検査を行いますか?
A4:悪性関節リウマチでは、免疫異常が強く認められます。リンパ球の機能異常、リウマトイド因子(特に、IgGリウマトイド因子)の高値、免疫複合体の形成などがみられます。
Q5:悪性関節リウマチの診断はどのようにしますか?
A5:悪性関節リウマチの診断基準詳細は (こちら)を参照して下さい。
Q6:悪性関節リウマチの治療はどのように行いますか?
A6:抗リウマチ剤による関節リウマチの治療を行います。悪性関節リウマチに対する薬物治療にはステロイド剤、免疫抑制剤、Dーペニシラミン、抗凝固剤、血漿交換療法などが行われます。ステロイドパルス療法やシクロホスファミドパルス療法を選択し実施することもあります。
Q7:悪性関節リウマチの予後はどうですか?
A7:悪性関節リウマチの予後は、軽快21%、不変26%、悪化31%、死亡14%、不明・その他8%などです。死亡の原因は呼吸不全、感染症、心不全、腎不全などです。