Topページへ SLE(全身性エリテマトーデス)
Q1:SLEとはどのような病気ですか?
Q2:SLEの症状はどのようなものですか?
Q3:SLEの検査所見はどのようなものですか?
Q4:SLEの治療法はどうなっていますか?
Q5:SLEの予後は良いのでしょうか?
(SLE の診断基準はこちら)
Q1:SLEとはどのような病気ですか?
A1:慢性炎症性疾患で、全身の臓器に病変を起こし、良くなったり悪くなったり一時的に軽快などを繰り返します。20代から30代に多くみられる疾患で、男女比は1:10と女性に多くみられる疾患です。
Q2:SLEの症状はどのようなものですか?
A2:SLEでは発熱、倦怠感、易疲労性、体重減少などの症状が起こります。この他、全身に臓器にわたる病変から種々の症状がみられます。皮膚症状としては、頬から鼻にかけて紅色の蝶型紅斑、円形状皮疹、口腔・鼻咽頭潰瘍、脱毛、レイノー現象、光線過敏症などが出現します。関節症状としては、手足、ひじ、肩などの関節痛、手指の朝のこわばりや腫脹もみられます。神経症状として痙攣発作や精神症状、心臓の症状として心外膜炎やタンポデナーデ、肺の症状としては胸膜炎、間質性肺炎がみられます。
Q3:SLEの検査所見はどのようなものですか?
A3:血液検査の所見としては、赤血球数減少、血小板数減少、白血球数減少、貧血、赤沈亢進、γ-グロブリン上昇、CRP陰性などがみられます。尿検査では、蛋白尿、顕微鏡的血尿も出現します。免疫学的検査では抗核抗体の抗dsDNA抗体、抗Sm抗体、LE細胞現象が陽性となります。
Q4:SLEの治療法はどうなっていますか?
A4:1)ステロイドの大量投与、2)ステロイドパルス療法、3)シクロホスファミドなどの治療法が行われます。
Q5:SLEの予後は良いのでしょうか?
A5:5年生存率も90%を超え、予後は良い病気です。