Topページへ 重症筋無力症
Q1:重症筋無力症とは、どのような病気ですか?
Q2:重症筋無力症の症状は、どのようなものがありますか?
Q3:重症筋無力症の発生頻度は、どのくらいですか?
Q4:重症筋無力症の検査・診断は、どのように行いますか?
Q5:重症筋無力症の治療は、どのように行いますか?
Q1:重症筋無力症とは、どのような病気ですか?
A1:神経筋接合部の筋肉側に存在するアセチルコリン受容体が、自己抗体により神経筋伝達が障害される自己免疫疾患です。胸腺腫、甲状腺機能亢進症、全身性エリテマトーデス、関節リウマチなどを合併することがあります。
Q2:重症筋無力症の症状は、どのようなものがありますか?
A2:骨格筋の筋力が低下すること(易疲労性)、夕方に症状が憎悪します。症状は眼瞼下垂、複視、眼球運動障害、四肢・前頸筋の筋力低下、構音障害、嚥下障害、呼吸障害です。
Q3:重症筋無力症の発生頻度は、どのくらいですか?
A3:推定有病率は人口10万人あたり5.1人で、男女比は1:2です。全国患者数は5,000〜10,000人と推計されています。発症年齢は女性で10歳以下と30〜40歳代にピーク、男性では10歳以下と40〜50歳代にピークがみられます。
Q4:重症筋無力症の検査・診断は、どのように行いますか?
A4:エドロホニウム(テンシロン)試験が陽性、Harvey-Masland試験が陽性、血中抗AChR抗体が陽性となります。本症患者の85%に抗AChR抗体が証明されます。
Q5:重症筋無力症の治療は、どのように行いますか?
A5:発症年齢、重症度、胸腺異常の有無により治療法が選択されます。コリンエステラーゼ阻害薬、胸腺摘出手術、ステロイド剤投与、免疫抑制剤投与、血液浄化療法などがあります。