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多発性筋炎

  Q1:多発性筋炎とは、どのような病気ですか?
  Q2:多発性筋炎の症状は、どのようなものがありますか?
  Q3:多発性筋炎の発生頻度は、どのくらいですか?
  Q4:多発性筋炎の検査は、どのように行いますか?
  Q5:多発性筋炎の治療は、どのように行いますか?

 (多発性筋炎の診断基準はこちら

Q1:多発性筋炎とは、どのような病気ですか?

A1:多発性筋炎または皮膚筋炎の名称で同一疾患として扱われております。四肢の筋、頸筋、咽頭筋などの横紋筋が炎症を起こす病気です。自己抗体、ウイルス感染、日光暴露、悪性腫瘍、薬剤の影響、遺伝的要因などが本症の発症に関与するのではないかと考えられております。

Q2:多発性筋炎の症状は、どのようなものがありますか?

A2:症状としては、発熱、全身倦怠感、疲労感、体重減少、筋肉痛、四肢近位筋、食道横紋筋が侵されると嚥下困難などが起こります。この他、皮膚症状、肺病変、心病変もみられることがあります。

Q3:多発性筋炎の発生頻度は、どのくらいですか?

A3:100万人当たり2〜10人発生し、男女比は1:2.5で女性に多いようです。発症年齢は40〜60歳で、高齢者にはがんの合併例もみられます。

Q4:多発性筋炎の検査は、どのように行いますか?

A4:検査所見としては、血清中の筋原性酵素(CK、アルドラーゼ、LDH、GOT、GPT)、尿クレアチン/クレアチニン比が上昇します。筋生検で診断できます。

Q5:多発性筋炎の治療は、どのように行いますか?

A5:多発性筋炎に対しては副腎皮質ステロイド剤の経口投与が行われます。副腎皮質ステロイド剤は、炎症を抑える作用が強く自己免疫異常も抑えます。この他、免疫抑制剤メトトレキサート、アザチオプリン、シクロホスファミドが使用されることがあります。