Topページへ 緑内障
Q1:緑内障はどのような特徴をもっていますか?
Q2:緑内障の発生頻度はどのくらいですか?
Q3:房水の産生は年齢でどのように変化しますか?
Q4:緑内障の種類にはどのようなものがありますか?
Q5:緑内障の症状はどのようなものですか?
Q6:緑内障の診断はどのようにしますか?
Q7:緑内障の治療法はどうなっていますか?
Q1:緑内障はどのような特徴をもっていますか?
A1:緑内障は、目の中にある栄養を運ぶ液体である房水が排水されない(排水されにくい)状態になり、眼圧が上昇して、視神経の軸索障害をおこし失明にいたる病気です。放置しておくと、視野が狭くなり、視力が落ちて失明します。眼圧は正常なのに視神経などに障害を起こす場合もあります。
Q2:緑内障の発生頻度はどのくらいですか?
A2:緑内障の発生頻度は年齢40歳以上の人口の35%、約200万人と推定されています。
Q3:房水の産生は年齢でどのように変化しますか?
A3:房水は約2.5μL/分生産され、100分間で入れ替わります。房水の生産量は加齢とともに減少し、10歳から80歳までの間に25%の房水産生が減少します。10年たつと3.2%減少します。眼圧は健常人では12〜18mmHgです。
Q4:緑内障の種類にはどのようなものがありますか?
A4:緑内障には、原因不明の原発性緑内障と他の病気等や高血圧で起こる続発性緑内障の2種類があります。続発性緑内障では、目の炎症、がん腫瘍、がん外傷、がん循環障害、薬物などで眼圧上昇が起こり、緑内障を発症したものです。この他、生まれつき隅角に異常がみられる場合を先天性緑内障と呼びます。原発性緑内障と続発性緑内障には、閉塞隅角緑内障と開放隅角緑内障があります。閉塞隅角緑内障と続発性緑内障には急性・慢性とあります。
急性閉塞隅角緑内障は、房水の出口がふさがれてしまうタイプです。急性の発作がおきると、数日で失明することもあります。慢性閉塞隅角緑内障は、房水の出口は完全にふさがっていないが、排水が悪く慢性的に高い眼圧が続くタイプです。
開放隅角緑内障は、房水の出口はあいているが、目詰まりしたような状態になって排水がうまくいかず、眼圧が高くなる緑内障でいちばん多いタイプです。Q5:緑内障の症状はどのようなものですか?
A5:自覚症状がほとんどなく、少しずつ網膜や視神経などがおかされ、進行すると中心部の暗点が拡大し、中心部に視野狭窄が出現し、だんだんと拡大して見えない部分が広がります。
Q6:緑内障の診断はどのようにしますか?
A6:臨床経過、眼底検査、隅角、視野検査、眼圧測定などで診断します。
Q7:緑内障の治療法はどうなっていますか?
A7:緑内障の治療は、眼圧を下げ、病気の進行を止めます。点眼薬と内服薬によって眼圧をコントロールします。点眼薬は毎日忘れずにきちんとさします。慢性開放隅角緑内障の場合には、まず点眼薬で治療します。閉塞隅角緑内障の場合は、レーザー光線で虹彩に穴を開けて房水の通り道を作ったり、出口を開けたりします。開放隅角緑内障対しては、レーザー光線で目詰まりを取り除き房水の通りをよくします。