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結膜炎

  Q1:結膜炎はどのような特徴をもっていますか?
  Q2:結膜炎の症状と分類はどのようになりますか?
  Q3:ウイルス性結膜炎とはどのような病気ですか?
  Q4:流行性結膜炎とはどのような病気ですか?
  Q5:咽頭結膜熱とはどのような病気ですか?
  Q6:急性出血性結膜炎とはどのような病気ですか?
  Q7:結膜炎の治療法はどうなっていますか?
  Q8:感染予防はどのようにしますか?

Q1:結膜炎はどのような特徴をもっていますか?

A1:結膜は黒目のまわりと、まぶたの裏をおおう粘膜です。炎症を起こすと充血して赤くなり、めやにや涙がでたりします。

Q2:結膜炎の症状と分類はどのようになりますか?

A2:結膜炎はその原因には、細菌、ウイルス、クラミジアなどの感染、花粉やハウスダストによるアレルギーなどがあげられます。

Q3:ウイルス性結膜炎とはどのような病気ですか?

A3:ウイルス性結膜炎には、1)流行性角結膜炎、2)咽頭結膜熱、3)急性出血性結膜炎の3種類があります。流行性角結膜炎と咽頭結膜熱の原因は、アデノウイルスです。これに対し、急性出血性結膜炎の原因は、エンテロウイルスかコクサッキーウイルスです。潜伏期は、アデノウイルスで1週間、エンテロウイルスでは1日です。

Q4:流行性結膜炎とはどのような病気ですか?

A4:流行性角結膜炎は、アデノウイルス8型(19型、37型)によっておこるウイルス性結膜炎です。結膜充血、流涙、差明、異物感を訴えます。2〜3週間たつと消退します。時に、点状表層角膜炎を起こすことがあり、その際は、プロスタグランジ系のブロナックやステロイド点眼薬が有効です。本人が触れた物については、消毒剤としてアルコールで拭くか散布します。患者本人は3週間自宅待機し、良く手を洗うことが必要です。
 市販の眼球洗浄剤(アイボンなど)や通常の目薬などを使用すると、かえってウイルスをばら撒くことになりますので、避けてください。食器も使い捨てのものを使うことが必要です。ウイルス性結膜炎では、一度かかると数年間は再感染しないようです。学校で発生すると、学級閉鎖となります。

Q5:咽頭結膜熱とはどのような病気ですか?

A5:小児に多くアデノウイルス3型に感染すると、結膜炎とのどの炎症で痛みや熱がでる咽頭結膜熱になります。ひどくなると、39〜43℃の高熱、咽頭炎で食物が飲みこめない場合があります。耳前リンパ節がはれます。数週間、便の中にウイルスがいますので、プールで泳がない方がよいです。

Q6:急性出血性結膜炎とはどのような病気ですか?

A6:エンテロウイルス70型またはコクサッキーA24変異株によっておこります。流涙、差明、異物感、眼痛を訴えます。結膜炎は1週間で消退します。

Q7:結膜炎の治療法はどうなっていますか?

A7:細菌性結膜炎では抗生剤を2〜3日点眼すれば、症状が改善して治ります。ウイルス性結膜炎には、特効薬はありません。

Q8:感染予防はどのようにしますか?

A8:指、器具の消毒を厳しく行います。患者から家族やまわりの人にうつさないように注意しましょう。