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アトピー性皮膚炎

  Q1:アトピー性皮膚炎とは、どんな病気ですか?
  Q2:アトピー性皮膚炎の症状は、どのようなものがありますか?
  Q3:アトピー性皮膚炎の発生頻度は、どのくらいですか?
  Q4:アトピー性皮膚炎の検査は、どのように行いますか?
  Q5:アトピー性皮膚炎の診断は、どのようにしますか?
  Q6:アトピー性皮膚炎の治療は、どのように行いますか?
  Q7:アトピー性皮膚炎と気管支喘息は関係ありますか?
  Q8:その他日常生活の注意は何ですか?
  Q9:アトピー性皮膚炎の人に白内障が起こりやすいと聞きましたが?

Q1:アトピー性皮膚炎とは、どんな病気ですか?

A1:アトピー性皮膚炎とは、増悪と寛解(一時的に良くなること)を繰り返す湿疹を主病変とし、慢性に経過し治りにくく、痒みを伴い、かくことによって悪化します。子供に多く成人になるに従って軽快する傾向がみられます。遺伝的な体質が深く関連した慢性で治りにくい湿疹です。
 アトピー性皮膚炎の原因については、不明ですが、湿疹を引き起こす要因としては「遺伝的な体質」と「環境的な要因」の両方があげられております。

Q2:アトピー性皮膚炎の症状は、どのようなものがありますか?

A2:統計的には年齢別に見ると有病率は乳児で6〜32%、幼児で5〜27%、学童で5〜15%、大学生で5〜12%と、報告者によって異なりますが、年齢が上がるにつれて有病率は減少する傾向がみられます。男女差はみられません。

Q3:アトピー性皮膚炎の発生頻度は、どのくらいですか?

A3:湿疹病変で左右対称に分布し、急性病変や慢性病変が混在しております。乳時期には口の周り、頬部に赤い丘疹や紅斑が見られ、じゅくじゅくした発疹を形成します。幼少時には、発疹は乾燥性となり鳥肌様になります。思春期や成人期になると発疹は上半身に強く見られ、手にも湿疹が見られます。

Q4:アトピー性皮膚炎の検査は、どのように行いますか?

A4:血清IgE値が増加し、好酸球数や、LDH値が増加します。

Q5:アトピー性皮膚炎の診断は、どのようにしますか?

A5:日本皮膚科学会の診断基準(詳細はこちら)を参考にしましょう。

Q6:アトピー性皮膚炎の治療は、どのように行いますか?

A6:アトピー性皮膚炎の治療は、外用薬による炎症の改善と内服薬によるかゆみのコントロールが柱となります。外用薬としては、ステロイド外用剤を用います。

Q7:アトピー性皮膚炎と気管支喘息は関係ありますか?

A6:アトピー性皮膚炎の人にはしばしば、気管支喘息、アレルギー性鼻炎・アトピー性結膜炎が同時にみられます。アトピー性皮膚炎に気管支喘息が同時にみられる場合は、アトピー性疾患と呼ぶようです。

Q8:その他日常生活の注意は何ですか?

A8:アトピー性皮膚炎では、かゆくてもかかないようにすることが必要です。ストレスをさけ、規則正しい生活をしましょう。刺激の少ない綿の下着を使用したり、部屋を清潔にすることを心がけましょう。汗をかいた後やホコリっぽい場所にいた後はシャワーを浴びましょう。ペットはできるだけ飼わないことが必要です。

Q9:アトピー性皮膚炎の人に白内障が起こりやすいと聞きましたが?

A9:顔面のアトピー性皮膚炎のコントロールが良くないと白内障を合併することもあります。その原因はアトピー性皮膚炎の眼の周囲の炎症が水晶体に波及するためと考えられています。また、網膜剥離が起こりやすいことも知られています。