Topページへ 非定型抗酸菌症
Q1:非定型抗酸菌症とは、どのような病気ですか?
Q2:非定型抗酸菌症の症状は、どのようなものがありますか?
Q3:非定型抗酸菌症の発生頻度は、どのくらいですか?
Q4:非定型抗酸菌症の診断は、どのようにしますか?
Q5:非定型抗酸菌症の治療は、どのように行いますか?
Q1:非定型抗酸菌症とは、どのような病気ですか?
A1:結核菌に類似した菌を非定型抗酸菌と呼びます。非定型抗酸菌は毒性の低い病原体ですが、わが国で増加しております。非定型抗酸菌は結核と違って何十種類もの菌がありますが、主なものは、Mycobacterium aviumとMycobacterium intracellulareの2種類です。これは遺伝子検査法で区別できます。結核と異なり進行することや他人へうつることはありません。
Q2:非定型抗酸菌症の症状は、どのようなものがありますか?
A2:微熱、発汗、食欲不振、疲労感、貧血、下痢、体重減少などがみられます。
Q3:非定型抗酸菌症の発生頻度は、どのくらいですか?
A3:結核症は今日本で毎年約35,000人発病していますが、 非定型抗酸菌症は毎年約2,000人〜3,000人が発病していると考えられています。
Q4:非定型抗酸菌症の診断は、どのようにしますか?
A4:喀痰、気管支洗浄液、血液、骨髄、リンパ節、肝臓、などから非定型抗酸菌が分離されます。
Q5:非定型抗酸菌症の治療は、どのように行いますか?
A5:結核菌より病原性は弱いですが、結核よりはるかに治りづらい菌なのです。早い段階で発見されれば、外科的に病気の部分を切除するのが効果的です。内科的には、結核に使う薬を中心に3種類や4種類の他の色々な薬を組合せて治療します。即ち、リファンピシン+エタンブトール+クロファザミン+シプロフロキシン、リファブチン+エタンブトール+クラリスロマイシン、アミカシン+エタンブトール+リファンピシン+プロフロキサシンなどの治療が行われていますが、効果は限定的です。