Topページへ 炭疽
Q1:炭疽とは、どのような病気ですか?
Q2:炭疽の症状は、どのようなものがありますか?
Q3:炭疽はどこで発生しますか?
Q4:炭疽の検査・診断は、どのように行いますか?
Q5:炭疽の治療は、どのように行いますか?
Q6:炭疽の予後は、どうですか?
Q1:炭疽とは、どのような病気ですか?
A1:炭疽には、皮膚炭疽、腸炭疽、肺炭疽などがあります。皮膚炭疽は、自然感染で最も多く発生し、皮膚の傷口より感染します。腸炭疽は、汚染食品で発生します。肺炭疽は、炭疽菌芽胞の吸引により発生しますがまれです。
Q2:炭疽の症状は、どのようなものがありますか?
A2:皮膚炭疽の潜伏期間は1〜15日で、虫刺され様の変化で、黒い痂皮、非化膿性の悪性膿胞が出現します。所属リンパ管炎がおこります。腸炭疽の潜伏期間は2〜7日で、吐き気、嘔吐、腹痛、吐血、血便、腹水、口咽頭部では喉頭炎、嚥下傷害、発熱、頸部のリンパ節炎が起こります。肺炭疽の潜伏期間は1〜5日で、軽度な発熱、疲労感、倦怠感、頭痛、発熱、などが起こります。重症では、突然の呼吸困難、チアノーゼ、昏睡になります。炭疽菌性髄膜炎では、意識消失が起こり死に至ります。
Q3:炭疽はどこで発生しますか?
A3:獣疫の管理が不十分な国、特にアジア、アフリカ、南米で発生します。
Q4:炭疽の検査・診断は、どのように行いますか?
A4:悪性膿胞の出現(皮膚炭疽)、X線像に縦隔拡大の兆候(肺炭疽)、血清抗体価の上昇などがみられます。検体(悪性膿胞、痂皮、喀痰、リンパ節、腹水、膿脊髄液、血液)から直接培養で検出し同定します。
Q5:炭疽の治療は、どのように行いますか?
A5:ニューキノロン、ドキシサイクリン、ペニシリンのいずれかを投与します。
Q6:炭疽の予後は、どうですか?
A6:致死率は皮膚炭疽で5〜20%、腸炭疽で25〜60%、肺炭疽で80%以上と言われておりますので注意が必要です。