Topページへ 感染症法
Q1:感染症法はいつ制定されたのですか?
Q2:感染症法で感染症はどのように分類され、危険性はどのようになっておりますか?
Q3:感染症法で分類された感染症にはどのような病気がありますか?
Q1:感染症法はいつ制定されたのですか?
A1:1999年4月1日より「感染症の予防および感染症の患者にたいする医療に関する法律」(「感染症法」)が施行されました。1887年に制定された「伝染病予防法」が大改訂されて、「伝染病予防法」「性病予防法」「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」が廃止されました。
近年の生活環境の改善、抗生物質やワクチンの開発など医学の進歩により、感染症は著しく減少しましたが、近年再び増加しております。この原因としては、海外旅行者の増加や輸入生鮮魚介類の増加などが考えられております。2003年8月に4類感染症を分けて、5類感染症を新設し、2008年5月に改正されました。Q2:感染症法で感染症はどのように分類され、危険性はどのようになっておりますか?
A2:この法律における「感染症」には、1類感染症、2類感染症、3類感染症、4類感染症、5類感染症、新型インフルエンザ等が含まれます。
・1類感染症とは、感染力が強く、重篤で危険性が極めて高い感染症で原則として入院が必要です。
・2類感染症とは、羅患した場合の重篤性から判断して、危険性が高い感染症で状況に応じて入院が必要です。
・3類感染症とは、羅患した場合の重篤性から判断して、危険性は高くないが、特定の職業への就業によって集団発生を起こし得る感染症です。
・4類感染症と5類感染症は、国が感染症発生動向調査を行い、その結果等に基づいて必要な情報を一般国民や医療関係者に提供・公開していくことによって、発生・拡大を防止すべき感染症です。発生状況の収集、分析とその結果の公開、提供が必要です。
Q3:感染症法で分類された感染症にはどのような病気がありますか?
A3:感染症分類は下記のようになります。
・1類感染症:ペスト 南米出血熱、痘そう ラッサ熱 エボラ出血熱 マールブルグ病 クリミア・コンゴ出血熱
・2類感染症:急性灰白髄炎(ポリオ) ジフテリア 鳥インフルエンザ(H5N1) 重症急性呼吸器症候群(SARS) 結核
・3類感染症:腸チフス コレラ 細菌性赤痢 パラチフス 腸管出血性大腸菌感染症
・4類感染症: ウエストナイル熱(ウエストナイル脳炎を含む)、エキノコックス症、黄熱、オウム病、回帰熱、Q熱、狂犬病、クリプトスポリジウム症、コクシジオイデス症、ジアルジア症、腎症候性出血熱、炭疽、ツツガムシ病、デング熱、日本紅斑熱、日本脳炎、ボツリヌス症、ハンタウイルス肺症候群、Bウイルス病、ブルセラ症、発疹チフス、マラリア、ライム病、レジオネラ症、急性A型ウイルス肝炎、急性E型ウイルス肝炎、高病原性トリ型インフルエンザ、サル痘、ニパウイルス感染症、野兎病、リッサウイルス感染症、レプトスピラ症
・5類感染症:アメーバー赤痢、急性ウイルス性肝炎(A型及びE型を除く)、クロイツフェルト・ヤコブ病、劇症型溶血性レンサ球菌感染症、後天性免疫不全症候群、髄膜炎菌性髄膜炎、先天性風疹症候群、梅毒、破傷風、バンコマイシン耐性腸球菌感染症、インフルエンザ、咽頭結膜熱、突発性発疹、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、百日咳、感染性胃腸炎、風疹、水痘、ヘルパンギーナ、手足口病、麻疹(成人麻疹を除く)、伝染性紅斑、流行性耳下腺炎、急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローム、クラミジア肺炎(オウム病を除く)、細菌性髄膜炎、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症、マイコプラズマ肺炎、成人麻疹、無菌性髄膜炎、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、薬剤耐性緑膿菌感染症、淋菌感染症、急性脳炎(全数)、バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症(全数)、ビブリオ・バルニフィカス感染症(全数)、RSウイルス感染症(定点)