Topページへ ヒ素中毒
Q1:ヒ素中毒とは、どんな病気ですか?
Q2:ヒ素中毒の症状は、どのようなものがありますか?
Q3:ヒ素中毒の検査は、どのように行いますか?
Q4:ヒ素中毒の治療は、どのように行いますか?
Q5:ヒ素中毒の事件には、どのようなものがありますか?
Q1:ヒ素中毒とは、どんな病気ですか?
A1:ヒ素は除虫剤、除鼠剤、除草剤などに使用されております。ヒ素を飲むと通常、1時間以内に急性中毒症状が現れますが、遅れて12時間後に現れる場合もあります。
Q2:ヒ素中毒の症状は、どのようなものがありますか?
A2:急性ヒ素中毒の症状は、悪心、嘔吐、水様性下痢、腹痛、筋肉のけいれんなどです。脱水症状が強くなるとショックをきたします。
Q3:ヒ素中毒の検査は、どのように行いますか?
A3:検査所見は、急性ヒ素中毒の場合、血中にヒ素が検出されるのは数日間ですが、尿中には1〜3週間検出されます。肝機能障害、貧血、汎血球減少症、ヘモグロビン血症、タンパク尿、血尿がみられます。
Q4:ヒ素中毒の治療は、どのように行いますか?
A4:ヒ素を飲んで1〜2時間以内では、胃洗浄と60〜100gの活性炭を投与します。
Q5:ヒ素中毒の事件には、どのようなものがありますか?
A5:2003年3月、茨城県神栖町で複数の中毒患者が発生し、それがヒ素中毒であることが確認されました。そのヒ素は井戸水に起因し、住民が使用する井戸に含まれていました。旧日本軍の毒ガス兵器に使用されたとされる有機ヒ素の分解生成物と思われるジフェニルアルシン酸が検出されました。この化学物質をコンクリートで固め地中深く埋めたのが、井戸水の中にしみだしヒ素中毒の原因となったと考えられております。この他、1998年、和歌山市で4人が死亡し63人がヒ素中毒となった毒物カレー事件で、殺人罪などに問われた林真須美被告(43)の控訴審判決で、大阪高裁で死刑とされた事件もありました。