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性感染症

  Q1:性感染症とは何ですか?
  Q2:性感染症ではどのような特徴がありますか?
  Q3:性感染症の原因となる微生物は何ですか?
  Q4:性感染症の潜伏期はどのくらいですか?
  Q5:性感染症が増加している原因は何ですか?
  Q6:性感染症の症状はどのようなものですか?
  Q7:性感染症の診断はどのようにしますか?
  Q8:性感染症の治療法はどうなっていますか?
  Q9:性行為感染症を予防するための注意事項は何でしょうか?

Q1:性感染症とは何ですか?

A1:性感染症(性行為感染症、STD)は、性行為あるいはその類似行為によって感染する疾患を指します。一般に性病と呼ばれています。性感染症に含まれる病気は多数あります。梅毒、淋病、尖圭コンジローム、クラミジア性感染症、性器ヘルペス、ソケイリンパ肉芽腫症、軟性下疳、トリコモナス感染症、疥癬、毛じらみ、カンジダ腟炎、B型肝炎、エイズなどです。

Q2:性感染症ではどのような特徴がありますか?

A2:患者数の最も多い性感染症は、クラミジア性感染症(尿道炎・頸管炎)で、次いで性器ヘルペス、淋病、尖圭コンジローマ、梅毒の順です。
 クラミジア性感染症でも男女に起こり、それが他の性パートナーに感染します。女性の場合は70%が無症状で、30%が腹痛などの痛みを訴えます。無症状の場合でも子宮頸管炎、子宮内膜症、卵管炎などになり、重症化すると骨盤腹膜炎などを起します。これに対し、男性では無症状の人が30%、尿道から分泌物が出たり排尿時の違和感などの症状を訴える人が70%です。さらに進行すると前立腺炎や副睾丸炎などを起し慢性化することもあります。

Q3:性感染症の原因となる微生物は何ですか?

A3:原因となる微生物は下記のようになります。

原因となる微生物   性感染症の種類
細菌 淋病、軟性下疳
ウイルス 性器ヘルペス、尖圭コンジローム、B型肝炎、エイズ
クラミジア ソケイリンパ肉芽腫症、性器クラミジア感染症
原虫(カビ) トリコモナス感染症、疥癬、毛じらみ
真菌 カンジダ腟炎
トレポネーマ 梅毒

Q4:性感染症の潜伏期はどのくらいですか?

A4:性感染症の潜伏期は下記の表のようになります。

性感染症の種類 潜伏期間
毛じらみ 1〜2日
トリコモナス感染症 1〜2日
淋病 2〜7日間
性器ヘルペス 2〜10日間
軟性下疳 3〜10日間
性器クラミジア感染症 1〜3週間
ソケイリンパ肉芽腫症 1〜4週間
梅毒 3〜6週間
疥癬 4〜5週間
エイズ 2〜8週間
尖圭コンジローム 4週間〜数か月

Q5:性感染症が増加している原因は何ですか?

A5:男女共に複数の性パートナーを持つようになったこと、オーラルセックスが一般化したこと、性交渉の低年齢化、避妊法や性感染症への無知・無関心です。クラミジアやヘルペス感染症では、症状が軽く病気であることを認識しないことが多いなど理由です。

Q6:性感染症の症状はどのようなものですか?

A6:性器またはその周囲が痛み・痒み・水疱・イボ・しこり・湿疹・足の付け根のグリグリなどです。淋病では男性で排尿時の激痛や尿道から膿がでるのが特徴です。女性ではおりものの色や臭いが普段と異なります。

Q7:性感染症の診断はどのようにしますか?

A7:原因となる微生物を直接証明するか、抗体価を測定して診断します。

Q8:性感染症の治療法はどうなっていますか?

A8:性感染症と診断されたら、パートナーもいっしょに受診し治療することが大切です。それぞれの微生物に効果のある抗生剤、サルファ剤、抗ウイルス剤などを使用します。

Q9:性行為感染症を予防するための注意事項は何でしょうか?

A9:コンドームを使用することが重要です。