Topページへ 骨粗しょう(鬆)症
Q1:骨粗しょう症はどのような病気ですか?
Q2:骨粗しょう症にはどのような種類かありますか?
Q3:日本人には骨粗しょう症は多いのですか?
Q4:骨粗しょう症はどのような人がなりやすいですか?症状はどのようなものですか
Q5:骨粗しょう症の危険因子にはどのようなものがありますか?
Q6:骨粗しょう症の検査および診断はどのようにしますか?
Q7:骨粗しょう症の治療薬にはどのようなものがありますか?
Q8:骨粗しょう症の検診は何歳位から受けたらよいのですか?
Q9:タバコや酒は骨に影響はありますか?
Q10:骨粗しょう症の予防法にはどのようなものがありますか?
Q11:カルシウムの多い食品にはどんなものがありますか?
Q12:食事についてはどのような注意をしたらよいのでしょうか?
Q13:骨粗しょう症を予防する運動にはどのようなものがありますか?
Q1:骨粗しょう(鬆)症はどのような病気ですか?
A1:骨粗しょう(鬆)症とは、カルシウムの不足から骨の密度が減少し、構成する骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。造骨と破骨の骨代謝バランスが崩れ、骨を形成しているカルシウムが減少して起こります。
Q2:骨粗しょう(鬆)症にはどのような種類かありますか?
A2:原因不明の骨粗しょう(鬆)症が90%以上を占めています。大部分は中高年者に起こります。女性では閉経と共に急速に骨量が低下し、男性に比べ重症化や骨折がおこりやすくなります。このほか、病気(バセドウ病、クッシング症候群、重症糖尿病、慢性関節リウマチ、胃の手術、アルコール多飲、ステロイド剤服用)の合併症として発症します。
Q3:日本人には骨粗しょう(鬆)症は多いのですか?
A3:現在、日本には約500万人の骨粗しょう(鬆)症の患者さんがおります。また性別にみると女性に多く、50歳代で21%、60歳代で48%、70歳代で67%、80歳代で84%の人が骨粗しょう症になっております。
Q4:骨粗しょう(鬆)症はどのような人がなりやすいですか?症状はどのようなものですか
A4:カルシウムの少ない食事をとっている人、偏食しがちな人、運動不足の人、過労やストレスの多い人などです。女性では閉経後になる可能性が大です。症状としては「腰や背中が痛い」、「3〜5cm位背が縮む」、「背中が丸くなる」が特徴的です。さらに進行すると背骨、手首、太もも等が骨折しやすくなります。
Q5:骨粗しょう(鬆)症の危険因子にはどのようなものがありますか?
A5:危険因子といわれるものには、(1)遺伝に関係するもの(閉経の時期、痩せ型、家族歴)(2)生活習慣に関係するもの(偏食、運動不足、アルコール・コーヒーの多飲、喫煙、日光照射不足)(3)病気に関係するもの(胃切除、糖尿病、甲状腺機能亢進症、高カルシウム尿症、副腎ステロイド投与、原発性副甲状腺機能亢進症、腎不全)などがあります。
Q6:骨粗しょう(鬆)症の検査および診断はどのようにしますか?
A6:骨のレントゲン写真で大体の見当はつきますが、正確には診断できません。放射線や超音波を利用して骨密度を測定し、骨粗しょう(鬆)症を数値で診断します。骨密度を測定し、最大骨量の70%以下の場合は骨粗しょう(鬆)症と診断します。
Q7:骨粗しょう(鬆)症の治療薬にはどのようなものがありますか?
A7:治療薬には骨の吸収を抑える薬、骨の形成を助ける薬、吸収と形成を調節する薬などがあります。骨の吸収を抑える薬として、カルシトニン、ビスフォスフォネート、イプリフラボン、骨の形成を助ける薬としてビタミンK2、吸収と形成を調節する薬としてビタミンD3、カルシウム剤などがあります。
Q8:骨粗しょう(鬆)症の検診は何歳位から受けたらよいのですか?
A8:40歳くらいから受診すると良いでしょう。
Q9:タバコや酒は骨に影響はありますか?
A9:たばこは胃腸の働きを抑え、食欲をなくし、カルシウムの吸収を妨げます。喫煙の習慣のある女性は、骨粗しょう症になりやすいのです。お酒はカルシウムの吸収の面からは特に影響はありません。ダイエットをして栄養不足になると、カルシウムの摂取も少なくなり、その結果骨粗しょう症になりやすいのです。
Q10:骨粗しょう(鬆)症の予防法にはどのようなものがありますか?
A10:カルシウムの十分な摂取、運動、適度な日光浴が有効です。骨を強くするための三原則は、食事・運動・日光浴といわれております。
Q11:カルシウムの多い食品にはどんなものがありますか?
A11:牛乳、スキムミルク、ヨーグルト、チーズ、アイスクリーム、ミルクココア、乳酸菌飲料、豆腐、納豆、小魚、ひじき、わかめ、さくらえび、ごま、のり、小松菜、ちんげん菜などです。
Q12:食事についてはどのような注意をしたらよいのでしょうか?
A12:現在の日本人は十分な栄養素をとっていますが、カルシウムだけが必要量に達しておりません。骨粗しょう症は長年の片寄った悪い食生活の習慣によります。バランスよい食事をとることが基本です。日本人正常成人のカルシウム必要量は1日に600mgですが、骨粗しょう症の患者さんでは800〜1000mgを摂取する必要があります。1日カルシウム200mg(牛乳200ml、三角チーズ1個、スライスチーズ2枚、ヨーグルト167mg、めざし45g、豆腐2/3丁、納豆2パック)を余分にとるようにしましょう。
Q13:骨粗しょう(鬆)症を予防する運動にはどのようなものがありますか?
A13:日常運動としてウォーキング、自転車乗り、水中歩行などを毎日30分間行いましょう。水泳は週2回、ゆっくり30分程度泳ぐとよいでしょう。