Topページへ 花粉症
Q1:花粉症とはどういう病気ですか?
Q2:花粉症はどんな症状が出るのですか?
Q3:かかりやすい体質はあるのですか?
Q4:花粉症はなぜ起こるのですか?
Q5:花粉症の原因となる植物と、花粉が舞い飛ぶ時期はいつですか?
Q6:花粉症の診断、検査はどのようにしますか?
Q7:生活上の注意点は何ですか?
Q8:花粉症の治療はどうするのですか?
Q1:花粉症とはどういう病気ですか?
A1:花粉を異物として認識し、花粉に対する抗体価が高値となりアレルギー症状が現われます。現在、日本の人口の13%に花粉症がみられます。花粉症とは、花粉に対する抗体が多くなっておこる過敏反応で、症状は主に目と鼻に現われます。花粉が目や鼻の粘膜に接触することでアレルギー症状が現われます。毎年、樹木や草花の花粉が舞う季節に繰り返して起こります。目のアレルギーは結膜花粉症で、急性アレルギー性結膜炎とも呼ばれています。
Q2:花粉症はどんな症状が出るのですか?
A2:くしゃみ、鼻水、目の痒みを3主徴(3大症状)です。鼻の症状としては、鼻づまりなどです。花粉をくしゃみで吹き飛ばし、鼻水で洗い流し、鼻づまりで侵入を防ぐ、というヒトの花粉に対する防御反応です。目の症状としては痒くなったり、充血や涙目になったり、まぶたが腫れたりという症状があります。この場合も、痒くなることで目をこするようにして(花粉を)取る、涙で流す、腫れることで花粉の侵入を防ぐという防御反応です。時に全身症状として、微熱、頭痛、倦怠感を示します。
Q3:かかりやすい体質はあるのですか?
A3:アレルギー体質の人です。花粉に出会えば出会うほど抗体価が高値となり、症状が起こりやすいのです。抗体価が急上昇すると去年までは平気だったのに今年になって突然、花粉症になります。これはヒスタミン(症状を起こす物質)の受容体の数に個人差があるからです。
Q4:花粉症はなぜ起こるのですか?
A4:スギ花粉が鼻粘膜につくと、花粉の蛋白が侵入してきます。侵入してきた蛋白を、食細胞という白血球の一種が食べ、異物か否かを判断します。その段階でスギ花粉を異物と認識する体質の人が増えたのです。IgEが花粉と結びつくとヒスタミンが放出され、その刺激により、くしゃみや鼻水などが起こります。
Q5:花粉症の原因となる植物と、花粉が舞い飛ぶ時期はいつですか?
A5:花粉症の原因となる植物はスギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど約40種類といわれます。原因植物は大きく樹木と草花に分けられます。花粉は日本列島の南方で2月上旬から飛散しはじめ、次第に北上して4月の下旬まで続きます。北海道では春はシラカンバが多い。夏から秋にかけては、全国でブタクサやヨモギが飛散します。
Q6:花粉症の診断、検査はどのようにしますか?
A6:花粉症と診断されると、原因となるアレルゲンを正確に把握するためいくつかの検査を受けることになります。
アレルギーの患者さんは抗原に対するIgE抗体という物質が、体の中に増えています。体内にどれぐらいあるか、血液を採って調べる方法があります。それぞれの植物や花粉についての特異IgE抗体を測定することにより、どの花粉による花粉症かが診断できます。
皮膚科では「スクラッチテスト」をおこないます。これはアレルゲン(花粉など)のエキスを腕の皮膚の上に1滴たらして針で引っかきます。抗体があると皮膚がはれたり、ふくらんだり、赤くなったりしますので、原因のアレルゲンを確定できるテストです。またアルゲンと疑われる花粉などのエキスを直接皮内に注射して現われる膨疹や発赤を測って、アレルゲンを診断する「皮内テスト」もあります。Q7:生活上の注意点は何ですか?
Q7:外出はなるべく控えましょう。外出時にはマスク、眼鏡、帽子、マフラーを着用しましょう。花粉を家の中に入れないよう窓を閉めましょう。バランスのとれた食生活にしましょう。たばこやお酒などの摂取を控え、ストレスをなくすよう心がけましょう。
Q8:花粉症の治療はどうするのですか?
A8:症状をおさえるための対症療法が基本になります。抗アレルギー薬を点眼や点鼻で投与します。対症療法に使用する薬剤としては、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬と副腎皮質ステロイド剤があります。アレルギーはいわば体質の病気なので、体質改善のための治療を行います。減感作療法など長期的な治療もあります。