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女性更年期障害

  Q1:女性更年期障害とはなんですか?
  Q2:女性更年期障害ではどんな症状があらわれますか?
  Q3:女性更年期障害の診断はどのように行いますか?
  Q4:女性更年期障害の治療はどのように行いますか?

Q1:女性更年期障害とはなんですか?

A1:閉経前後の40代半ばから50歳代半ばまでの女性は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少します。日本人の平均閉経年齢は50歳です。女性ホルモンの不足は、自律神経、脳、骨、血管などにも作用し、さまざまな症状を起こし、これを女性更年期障害と呼びます。更年期は、性成熟期から老年期への移行期で、卵巣機能が衰え女性ホルモンの分泌量が激減します。すなわち、女性ホルモン欠乏により脳の自律神経の調節中枢機能が変化するために起こります。

Q2:女性更年期障害ではどんな症状があらわれますか?

A2:更年期症状が出るのは女性全体の75%ぐらいです。月経周期の短縮または延長、不正出血、息切れ、動悸、寝つきが悪い、不眠、怒り、イライラ、くよくよ、憂うつ、頭痛、めまい、吐き気、肩こり、腰痛、手足の痛み、ほてり、のぼせ、発汗、冷え性、頭痛、耳鳴、しびれ、頻尿、疲労感、食欲不振など多岐にわたります。

Q3:女性更年期障害の診断はどのように行いますか?

A3:自覚症状で女性更年期障害を疑います。さらに血中のエストラジオール(E2)濃度が10pg/ml未満で、FSH(卵胞刺激ホルモン)が40mIU/ml以上の場合に強く疑います。女性ホルモンの測定値は、時期により変動するので数回測定して判定します。

Q4:女性更年期障害の治療はどのように行いますか?

A4:治療は、女性ホルモンの補充、自律神経薬、向精神薬、漢方薬の投与などが用いられます。更年期障害の根本的原因が女性ホルモンの急激な減少ですので、それに対して女性ホルモンの補充が必要です。女性ホルモンの補充療法にはエストロゲンとプロゲステロンの2剤併用方式があります。この治療法を行うと子宮体部癌は減少し、乳癌は増加するといわれております。この他、女性ホルモン補充療法は、アルツハイマー症候群や骨粗鬆症の発症率を低くするといわれております。