Topページへ 白内障
Q1:白内障とはどのような病気なのでしょうか?
Q2:白内障の症状はどのようなものですか?
Q3:白内障の治療法はどのように行いますか?
Q4:白内障の診断はどのようにしますか?
Q5:白内障の手術はどのように行いますか?
Q6:白内障を防ぐためにはどうしたらよいですか?
Q1:白内障とはどのような病気なのでしょうか?
A1:水晶体と呼ばれる透明なレンズが老化現象によって濁ってくるのが、白内障と呼ばれる病気です。
白内障の種類には、
1)老人性白内障(全白内障の95%を占める)
2)外傷性白内障(外傷で水晶体に傷がついた場合)
3)併発性白内障(眼科疾患に伴って発病した場合)
4)アトピー性白内障(アトピー性皮膚炎からの合併)
5)糖尿病性白内障(糖尿病に合併する)
6)薬物性白内障(ステロイド薬、向神経薬などでおこる)
7)先天性白内障などがあります。
厚生労働省の統計では白内障の患者さんは160万にものぼり、そのうち85%は65歳以上です。老人性白内障は60歳代白内障のうちで約70%、70歳代の白内障のうちでは90%の人がかかる病気です。新陳代謝が阻害される糖尿病などの全身的な病気も中年以後の白内障の原因になります。水晶体に傷がついた場合や、アトピー性皮膚炎などでも白内障がおこります。生まれつき白内障の先天性白内障の場合もあります。
白内障には、水晶体の濁り方によって3種類に分類されます。1)皮質白内障(水晶体の端から濁る)、2)核白内障(中央部から濁る)、3)後嚢下白内障(後側から濁る)です。老人に多いのが皮質白内障です。Q2:白内障の症状はどのようなものですか?
A2:水晶体の濁りが強くなってくると、強いまぶしさを感じたり、視力低下を自覚するようになります。二重三重に見えたり、物がかすんで見える、暗くなると見えにくくなる、まるで霧がかかったように見える、外へ出るとまぶしくなったりする症状がみられます。2〜3カ月間で急速に見えなくなる場合や数年間かかって徐々に視力が低下していく場合などがあります。
Q3:白内障の治療法はどのように行いますか?
A3:残念なことに白内障を完全に直してくれる薬物は現在のところありませんが、予防するための目薬はあります。
Q4:白内障の診断はどのようにしますか?
A4:視力検査、細隙灯顕微鏡検査(白内障の程度を観察)を実施すると簡単に診断できます。
Q5:白内障の手術はどのように行いますか?
A5:白内障手術は水晶体の濁りを取り除くために、水晶体前嚢を切開し、水晶体の中身を砕いて吸い出します。次に、人工の水晶体をいれます。人工の水晶体はアクリルやシリコン製となり、二つに折り曲げて簡単に挿入できるようになりました。創口はわずか3mm以下の小切開手術で済みます。手術時間は10〜20分程度です。一般に入院して手術を行いますが、眼科医が回復程度、術後管理を確認すると3〜4日で退院できます。日帰り手術が可能であり、多数の施設で行っております。年間の手術数は80万眼以上です。
Q6:白内障を防ぐためにはどうしたらよいですか?
A6:新聞、ラジオ、テレビなのでその日の紫外線の強さチェックし、対策をたてます。男女共に紫外線をカットするサングラスをかけましょう。色の濃いサングラスは、瞳孔を散瞳させ、かえって紫外線が網膜内にたくさん入り害を与えますので気をつけましょう。この他、男女共、帽子の着用と女性であれば日傘などを用います。同時に、できるだけ手足を露出させないような衣服を身につけます。手足や顔には日焼け止めクリームを塗布して、皮膚癌を予防します。