◎ゲーム・アニメのパロディについて

ゲームやアニメなどはかなりの割合でパロディを行っています。元ネタの認知度や表現方法でパロディだと気づかないものやあからさまなものまで様々です。

今回はそういったパロディの中で特に印象深いものを取り上げたいと思います。

 

CASE1:バーチャファイター

言わずと知れた日本初のフルポリゴン3D対戦格闘アーケードゲーム。

このゲームの登場によって後のメガヒットゲーム「鉄拳」シリーズや「DOA」シリーズが生まれたといっても過言ではないほどの、ポリゴンゲームのパイオニアです。

しかし、技術的な面はパイオニアなんですけど、ゲームのコンセプト自体は思いっきりあからさまなパロディの塊でした・・・

誰がどう見ても“天下一武闘会”じゃん・・・スーパーサイヤ人もいるし・・・

セガって昔から版権問題に発展しそうな知的所有権の侵害(パクリ)をやってたからなぁ・・・

メガドライブの「スーパー忍」には初期ロッドと後期ロッドがあり、登場するボスキャラが違ったりします。

初期ロッドではゴジラやバットマンが登場するんですよ、これが!!

もちろん、訴えられたんで急遽グラフィック差し替えをして後期ロッドが出来たんですねぇ・・・

もしあなたが持っている「スーパー忍」にゴジラが登場したら、それはとても貴重な初期ロッド版なので大切にしましょう。

ちなみに、後期ロッド版ではゴジラは骨だけになって、マニアの間では「骨ゴジラ」と呼ばれ、一連の訴訟問題を皮肉っていたりいなかったりして・・・

もっと昔では「ぺんご」というアーケードゲームがあったんですけど、これに使われている曲がアメリカの「ZZトップ」というロックバンドの曲で、思いっきり無断使用です。

ちなみに「ZZトップ」は10年位前にTVコマーシャルに出ていたので、なんとなく見覚えのある人もいるかと思います。Zとかなんとかいう軽自動車のCMに長いひげのロッカーな感じのおっさんが3人で出てました。

 

 

CASE2:ガサラキ

またかとお思いでしょうが、またか、です・・・

で、なにがどうパロディかというと、このアニメの設定そのものが完全にパロディなんですよ・・・

元ネタは、セガサターンの「ガングリフォン」シリーズです。

具体的にどこがどう、というと・・・

ガサラキの世界は、今からほんのちょっと未来の世界。そこでは世界各地で紛争が起こったりするちょっと不安定な国際事情。

そして主人公が所属する組織が「特務自衛隊」という特殊部隊で、日本政府が憲法9条をごまかして海外派兵する実戦部隊なんですね。

ガングリフォンの方はというと、今からほんのちょっと未来の世界。そこでは世界的な異常気象に始まる様々な問題が発生して世界経済が疲弊し、それによって各地で局地紛争が起こり、国際社会で地域ごとにいくつかの国家連合体同士が対立し、遂には第3次世界大戦が勃発する、という国際情勢。

その中で日本が所属するAPC(アジア環太平洋機構)からの再三の軍事的人的資源提供要求を憲法第9条をたてに断ってきたが、それによってAPC内での立場が悪くなりすぎて遂に断りきれなくなり、実質的には自衛隊の特務機関だが便宜上第3国の軍事組織ということにして、憲法第9条を無理やり言い逃れる超法規的組織を作り海外派兵をし、主人公(プレイヤ)はその組織に所属するパイロットという設定。

そういう世界で、なぜか両者とも直立歩行するロボット兵器を運用するわけだ・・・

 

まだある・・・

 

ガサラキの中に主人公を苦しめる敵のエースパイロットのライバル機が登場する。その機体に描かれているパーソナルエンブレムマークが「すずらん」なんですね。

ガングリフォンの中にも主人公の前にしつこく立ちはだかるライバル機が登場する。その機体のパーソナルエンブレムマークが「ブラックチューリップ」なんですね。

両方とも花のマークをつけたライバル機・・・

 

まだまだある・・・

 

ガサラキに登場するライバル機のパイロット、中盤から寝返ってヒロインの座に納まっちゃったりするんだけど、その女の子の名前が「ミハル」って言うんですよ。

ガングリフォンのライバル機に搭乗するエースパイロットの名前は「ミハエル・ハルトマン」・・・ミハル・・・ミハエル・・・

 

いやぁ、もうここまでくるとお笑いですねw

ファンの人には悪いけど、そういう訳で私はこのアニメをぜんぜん楽しめないし、ハッキリ言って存在そのものが笑える。

いったい、サンライズは何を考えてこのアニメを作ったんだろう?

もしかして何にも考えなかったのか?

適当にいろんな所からよさげな部分をパクって合体させて一本アニメを作っちゃったのか?

 

 

CASE3:ガンダム

ガンダムの中にも意外なパロディがあります。

まぁ、有名なことだからミリタリーファンはみんな知ってるけど・・・

「赤い彗星のシャア」・・・実は彼がパロディなんですね。正確にはパロディというよりも実在の人物をモデルにしているって言ったほうが良いんですけど。

第一次大戦中にドイツ空軍に1人のエースパイロットがいました。彼は何故か一人だけわざと目立つために搭乗機を真っ赤に塗装していたんですね。普通は軍用機って目立たないように迷彩色にするんだけど、中には変わり者がいたんですね。そして彼の名は「リヒトフォーヘン」、有名なエースパイロットです。

サンライズの中にミリタリーファンがいたんでしょうね。