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◎アニメ批評 CASE:トップをねらえ2! |
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20070531 これ・・・物凄いバカアニメで面白いな!! 前作から15年以上も経ってから作られた続編で監督も違うのに、基本的なノリが同じなのは感心した。 人によって意見は分かれるが、努力と根性で何でも出来ちゃうバカ過ぎるノリとか、科学的に見せかけて実は大嘘だらけの御伽話とか、大きいお友達ウケ狙い見え見えのムダに女の裸体が出まくるところとか1作目で批判されてた事をそのまま受け継いだのには勇気を感じる。 だからと言って、必要もないのにやたらとえろい女の裸体を出すのはダメだと思うけどね。 このアニメはスーパーロボットっぽいのりで子供受けしそうなのに、これじゃ子供に見せられないよ・・・ 地上波のゴールデンでは流せないな! だがしかし、娯楽作品としてはかなり面白いのだが1作目ほどのインパクトはなく、いまいち世間の反応が薄い作品だった・・・ 今作は、なんか知らんがいろんな形のバスターマシンがいっぱい出てくるのね。 これ、スーパーロボット大戦か? あんまりいろんなもの出すと其々の印象が薄くなっちゃうのに・・・ あ、だから印象の薄い作品になっちゃったのか・・・ 個人的には、世界観の設定はすごく良かったし、お約束だが、1作目と連動したストーリーなのも前作をリアルタイムで見ている人にはなかなか。 何よりも面白かったのは、またまた大嘘の科学的考証を出した時の演出がすごく良かった。 いっぱいあるバスターマシーンの1体が必殺技の「バスタースマッシュ」を放った時の事だ。 こういうアニメではお約束の、視聴者にわかりやすく状況を解説してくれる親切なキャラがこの必殺技の効能を説明してくれた。 「マイナス1兆2千万度の冷凍光線」だそうな・・・ えええっ、なんだって! ちなみに、この宇宙での最低温度は-273.15℃までしかない。 別の単位を使うと“0ケルビン”である。 これを絶対零度と呼んでおり、それ以上低い温度と言うものがこの宇宙には存在しないのだ。 何故ならば、熱量(温度)をもった物質は「熱振動」と呼ばれる微細な運動をしており、この運動の大きさがそのまま熱量となる。 逆に言うと、この熱振動こそが熱量である。 なので、運動量を増やせば熱量はいくらでも上昇させられるが、逆には限りがある。 つまり、熱振動が完全に停止してしまえばそれ以下の温度には下がらないと言うこと。 これが“絶対零度=0ケルビン”なのである。 つまり、このマイナス1兆2千万度と言う法外な温度自体が存在しない、つまり大嘘。 -273.15℃までしかないものをマイナス1兆2千万度って言うのも随分と思い切った嘘ついたな・・・ 仮に、この極低温が実現できたとしてもおかしなことがある。このバスタースマッシュを放った後、敵の宇宙怪獣の群れに命中して粉砕させたのだが、何故か目の前の怪獣しか凍りつかない・・・ ちなみに、熱い方の温度で1兆度を作ったとしたら、なんと、太陽系全体が輻射熱で燃え尽きるんだそうな・・・ つまり、マイナス1兆度が本当に実現できたら太陽系全体が凍りつかないとおかしい・・・ まあ、実際には、マイナス温度と言うのは熱量の吸収をするのみなので直接周辺物質に影響を及ぼす事はない。 外部からの輻射熱を吸い取るのみなので、熱伝導の媒体のないほぼ真空の宇宙空間では直接触れなければ大きな影響と言うのはない。 しかし、凍りついた物体にちょっとでも触れたら即座に絶対零度まで冷却される。 つまり、バスタースマッシュで氷結粉砕された宇宙怪獣の破片の1個にでも触れたらたちどころに凍り付いて絶対零度になってしまうのだ。 なのに皆さん平気で降り積もる雪の中にいますけど・・・ 経験則上、日本の本州の皆さんは、ちらほら降る雪に温度は大体マイナス数度くらいだと思っておられるようだが・・・ その雪、マイナス1兆2千万度ですから!! ちなみに、絶対零度とは原子レベルでの完全停止現象なので、一種の時間停止現象に近い現象を引き起こすのだ。 更にもう1つ・・・ 「冷凍光線」などと言うものは実現できません。 光線というのは電磁波の事であり、電磁波とは光子と言う粒子の性質を持った波の事である。 つまり運動しているわけで、熱量を発生させこそすれ低下させる作用はないんです。 熱光線はあっても冷凍光線と言うのは言葉自体がおかしいんです。 と、ここまでなら単なる大法螺を吹いているだけなのだが、今回は違った。 技の効能を説明した直後、劇中でこんな凄い事を言った・・・ 「そんな熱量、物理的に存在しない」・・・ おおっ、自分で言った設定を自分で否定するか! 乗り突っ込み? 前作で、シャレで大法螺を吹いたのを本気にされて批判されたから今度は素人にもシャレだとわかるようにしたのか! うーん、流石に時代と共に進化しているんだなぁ、おもしろいなぁ♪ しかし、各話のAパートとBパートの間のアイキャッチの部分でやたらと「ダイバスター」と顕示しいるのだが・・・ 深夜にやっているフジテレビのイカレたアニメか? それはそうと、そのダイバスターとやらがなかなか出てこない! 一体いつになったらダイバスターが出て来るんだよ・・・ と思っていたら、最終話の残り15分くらいになって漸く出てきたよ。 確かに、想像を絶する容姿で物凄くカッチョエエが・・・ 大して役にたたねぇ!! こんだけもったいぶって焦らせて登場させた割に役立たずだな! ということで、このアニメに出てきた数々のバスターマシーンの中で一番良かったのは・・・ やはり、バスターマシーン史上最強の可愛さを持つバスターマシーン7号で決定だね♪ バスターマシーン7号withバスター軍団は最高にカッチョ良かった。 単体でも、人類最強の宇宙戦艦よりもでかい対宇宙怪獣兵器を数十万機も従えるバスターマシーン7号は圧巻だった。 7号とならオイラが合体したいよ! ちなみに、同じガイナックス制作のアニメで「グレンラガン」というテレビアニメがあるのだが、これの第6話の中にバスターマシーン19号のパイロットとバスターマシーン7号が出てきているので、ビデオ を見返して探してみるのも面白いと思う・・・ しかし、この会社は本当にパロディが好きだなぁ・・・ |
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