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◎アニメ批評 CASE:甲殻機動隊2ndGIG |
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20071021 になってこれに対する意見を貰うようになった・・・ 何で今更? と、思っていたんだが、DVDが発売されて最近見た人がいっぱいいる からなんですね。 という訳で、自分も昔の記事を読み返してみた。 うむ、確かにこれでは説明不足であり反論されるのは仕方がない。 と言う事で、ここで補足説明をしたいと思います。 メールとかでその都度個別に返信するのがマンドクサクなったので、 ここで一括返信に代えさせていただきます。 なので、この記事は前に掲載した記事を読んでから読んでください。 で、前回書いた記事がどういうものか良くわからないので反論する人 が多い。なので、簡単にどういうことかもう一度説明します。 「素子とサイトウさんのスナイピング対決」のお話です。 あの回のお話は「サイトウさんがおかしな妄想をした」という事を私 は言いたかったんです。 おかしな妄想と言うのは2点、「ライフル弾同士の空中衝突」と「素 子の武装が中距離を前提としているとサイトウ自ら分析しているのに、 なぜに中距離の射撃プログラムをインストールしていないという結論 を出したのか」という激しくおかしな2点だったんです。 そしてこれらは、劇中でこのサイトウさんの妄想が正しいとは全く証 明されていません。むしろ劇中で間違っていると証明されているんで すよ! 本当ですよ、嘘だと思うならもう一度良くアニメを見てください。 劇中では、サイトウさんの妄想したことが正しかったという事が何一 つ描かれていません。むしろ全然違う結果にしかなっていませんよ。 つまり、サイトウさんの妄想の方が間違っていたと言う事です。 私はどんな風に間違っているかを詳しく検証しているに過ぎません。 もし「サイトウさんの妄想が間違っている」という見解に文句がある ならば、私にではなくアニメの監督か脚本家に言ってください。 ではそれぞれについて検証してみましょう・・・ 先ず「ライフル弾同士の空中衝突」について・・・ 別の記事内で詳しく解説しているので割愛しますが、普通に考えて弾 丸同士が空中衝突するなんてありえないでしょう・・・ やって悪いと言う事ではなく、サーカスなどの曲芸以外でそんな事を する意味が全くなく、命のやり取りをしている戦場でそんなアホな事 をするヤツが本当に居るんかい、と言う事です。 アニメやマンガの中で「ライフル弾同士の空中衝突」という突飛な現 象を描いても良いんですよ、それが成立する状況を作れるならね! 実際、アニメの劇中でも弾丸は全然かすりもしてませんでした。 この時点でサイトウさんの単なる妄想である事がアニメの劇中で証明 されたんです。 次に「中距離の射撃プログラム」についてですが・・・ サイトウさんがこのおかしな妄想をするきっかけはなんだったでしょ うか? 素子がサイトウさんと対面した時に、サイトウさんではなくジャマー (通信妨害装置)を先に撃って破壊したからでしたね。 ここで良く考えてください。 サイトウさんと大して離れていないところに置いてあった、サイトウ さんよりも小さいジャマーを正確に狙い撃ち出来ている時点で素子は 完璧な射撃が出来ると言う事であり、射撃プログラムがインストール されていないわけがありません。 もし仮に射撃プログラムがインストールされていなかったとしても、 サイトウさんを撃ち殺すのに何の支障も無いですよね、サイトウさん の近くに置いてあったサイトウさんよりも小さい的を正確に撃ち抜け ているんだから。 自分の目で素子が正確無比な射撃を行っているのを確認しているのに、 何故にその直後に素子が何らかの理由で射撃できないという発想が出 来るのか意味が判りません。 だって素子は今さっき銃を撃ったじゃん、しかも正確な射撃で! では何故素子がジャマーを先に撃ったかというと、サイトウさんのよ うにありえない自分の都合の良い妄想をするのではなく、合理的に考 えると幾つかの理由が思い当たります。 先ず1点、通常、スナイパーが自分の位置を発見されてあそこまで接 近された時点で負けは確定です。つまり、素子と対面した時点でサイ トウさんはほぼ負けが確定だったんですよ。 納得できな人は是非とも軍事行動の戦闘に関する書物を調べてみてく ださい。スナイパーの優位性と言うのは、敵から判らない位置から一 方的に攻撃できる、という一点に尽きます。 なので、敵に居場所を発見され近付かれた時点でスナイパーがスナイ パーである意味がなくなります。そして多くの場合、スナイパーと言 うのは非常に特殊な技能でありその技術だけが特化しているので、通 常の近接戦闘はまるでダメな場合が非常に多いんです。 戦闘のエキスパートだった素子にはそれが良く判っていたから、余裕 で勝てるのが判ったのでそこで欲が出て、殺すのではなく懐柔して部 下にしようと思ったのでしょう。 それと、先にジャマーを破壊したのは、軍事的に見ると別に不思議で もなんでもないセオリーどおりの行動に思えます。 最初からあの地域一帯はサイトウさんのジャマーのせいで無線通信が 出来ませんでしたね。 その状況の中で素子の部隊の兵士が一人狙撃されて生死に関わるよう な重傷を負っています。 通常、このような場合は後方支援部隊にメディカルオペレーションを リクエストするものです。 しかし、サイトウさんのジャマーのせいで味方部隊と通信途絶状態で あったためこれが出来ませんでした。なので、この状況においては通 信回復は相当に優先度の高い軍事行動であり、なんらおかしな行動で はありません。 更に、素子は何故か人を殺すのが好きじゃないっぽいですね。味方の 兵士を撃った敵のスナイパーのサイトウさんを殺さないんだから。 そう考えると、素子は敵を倒すよりも負傷兵を助けるのを優先したと 考えられます。なんと言っても、出血し続けていて時間が経つごとに 失血死の危険性が高くなるんですから早いとこ病院に運びたいわけで すよ。 サイトウさんを倒すのは持久戦に持ち込んでも余裕で勝てる、むしろ 時間が経つほどに味方が援護にやってくるので余計に有利になる。 しかし、負傷兵はすぐにでも病院に運ばないとやばいわけだし、何よ りも友軍と連絡がつかないこと自体が不味いのでタダ単に味方との通 信を回復したかっただけと考えるのが普通・・・ なのになんであんなわけの判らんありえない妄想をしたのか・・・ まあ、そんなわけで「サイトウさんは訳のわからない妄想をした」と 考えるのが合理的な見解です。 というか、アニメ本編でそう表現されているのにそれを見てそう判ら なかった人のほうが観察力が無いだけですよ。 「うっそぴょ〜ん」みたいに明確に「これは嘘です」と言われないと 嘘だと判らない人の受身体質に問題はあると思いますが、それは個人 の自由なのでその事については各自の好きにすれば良いと思います。 まあ、雰囲気的に間違っているのがわからないような表現になってい たのでアレですが、そういう間違った事を実しやかに表現しているの はダメだと思いますけどね。 私はアニメ製作スタッフに対してその事に文句を言っているに過ぎま せん。 まあ、アニメ製作スタッフは「判る人だけ判れば良い」みたいな作り 方をしていたのかもしれませんけどね。 なので私が間違った見解を記事にしたのではなく、アニメをよく観察 して何が表現されていたのかを正確に読み取ったに過ぎません。 |
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