彼の辞書には責任の文字はない

  夏の到来に、空を見るだに気持ちがさわぐこの季節。
  バーゲンに、海に、とあくがれる(古語)間にも、やってくるのは期末テスト。
  テストは生徒にとって、すごくイヤなものだが、教師にとってもイヤなもの(^-^;)
  別に、問題を作ること自身はイヤじゃないのだが、( 採点はイヤだけど(爆)
  期末テストとなると、同じ学年を一緒に持っている先生との共同作業になるのが
  なんとも憂鬱なのだ・・・(-_-;)
  現在、私は三年生の古文と一年生の古典を担当しているのだが、
  三年生を一緒に持っているN先生がすさまじい曲者なのである。
  彼は、三年生の私立文系クラス(うちの学校は一応進学校なので
  成績別のクラス分けをしているのだが、
  私文志望の子はひとまとめのクラスにされているのだ。
   東京六大学や関関同立を受ける子も、専門学校の子も一緒 なのだ。
  この時点で、もう、このクラスへの対応の悪さが分かる(-_-;))
  の担任しか持たず、授業も三年生の演習(要は問題集の消化)しか持たない。
  学校の広報誌を作っていて忙しい、という理由で
  一月に最低一度開かれる教科会にも、 去年一年で2回しか出席しなかった。
  (出席したうち一度は、翌年の持ち時間を話し合うときで、
   さんざん自分のわがままだけを声高に叫んで帰っていった。
   もう一度に関してはとても長くなるので別に機会を譲ろう(-_-;))
  入試問題の作成もしないし、割り当てられた仕事も全くしないので
  ほとんど、 いるかいないかわかんないような状況なのだが、
  一緒にテストを作るとなるとそれでは困る。
  前回の中間テストでは、漢文担当の教務主任が一問、私が古文を一問、
  そしてN先生が古文の実力問題の古文を一問作ることになったのだが、
  なんと、N先生が持ってきたのは、
  「文章の中から用言を抜き出し活用の種類と活用形を答えよ」というだけの、
   入学したての高校一年生並みの、
  それも、とても定期考査の大問にはならない、至極手抜きなものだった(-_-;)
  あまりのことにめまいがしたが、
  うちの学校に来て日の浅い私はどうのこうの言える立場でもないので、
  受け取ってまとめの作業をしていた。
  すると、N先生のことで不安を感じていたらしい国語科主任が
  「高三の定期考査はどうなってるの?」と聞いてきたので
  「実は、N先生、こんな問題持ってきてるんですけど・・・」と見せると、
  「・・・なに、これ?」との反応(当然だけど)
  ・・・でも、私に聞かれても、ねぇ(^-^;)
  結局、主任の方からN先生に「これじゃあんまりだから」と説得したらしく
  彼は新しく、 どっかの問題集のコピーをぴらぁと持ってきた。
  ページ数も消して無ければ、解答欄も消してない、コピーをそのまんま、である。
  仕方がないので、私がそれにホワイトをかけて体裁を整えた。
  採点も、それぞれ週二時間(それも連続なので週一回)しか各クラスを
  担当してないので、このままではうやむやにされてしまうだろうと思ったので、
  「それぞれ作問した部分を全クラス分採点して、採点基準を書いて
   最初にそのクラスに行く人が返すようにしよう」と提案したら
  N先生は二つ返事で承知した。が、 もちろん、ただで済むわけはない。
  いざ返す段になって(もちろん、私と教務主任の分は採点済みで渡してあった)
   できてない、とのこと。
  幸い(?)一時間時間があったので
  「じゃあ、仕上げてください」と言ったら
  「講演会の準備があるからだめだ」と、意味不明の返事。
  なんの講演会だかわからないまま押し切ろうとする中、
  教務主任が「じゃあ、僕がつけるよ」とおっしゃるので、
  学校一忙しい主任に任せるわけにも行かず、私が仕上げをした(-_-;)
  結局、彼は、 370人中、70人分だけ勝手に採点し、
  残りを私と教務主任に任せて平気な顔をしていた。
  追試の時には、作問にも採点にもいっさいタッチしなかった
  (日程さえも聞きに来なかった)
  おまけに、テスト二週間後の各クラス合同授業の時、
  彼のクラスの子が言うことには、 テスト後一度も授業をしていなくて
  全然進んでいないとのこと。
  「で、何してるの?」と聞いたら
  「 交通安全の標語書いたり、講演会聞いたり、図書館で読書したり
  してるそうである(^-^;) 高校三年生だというのに・・・・
  N先生は、生徒の学力に関係なく
  とにかく推薦でどこかに送り込むことをいきがいにしているようで、
  (私の同僚にうちの学校の卒業生がいるのだが、彼女も学力よりも低い大学を
   「推薦がもらえるから」とN先生に強力に勧められ、進学して後悔している)
  学力をつけるよりも作文や標語で賞を取らせることに重きを置いているのだ。
  それで、どうも、 推薦入学の自己推薦文の代筆をするのに忙しいらしいのである。
  学校の推薦委員会には改ざんした資料を持ってくるし、
   全ての生徒の調査書に「生徒会長を務めた」と書くし、
  それはそれはすごい経歴の持ち主なのである。
  生徒の中には「 私立専願だけどあのクラスには行きたくない」と
  国立クラスにいる子もたくさんいる(-_-;)
  それでも、それなりの進学実績(とは言えないと思うけど)はあげてるので
  校長たちのおぼえはめでたくて、待遇もいいんだそうで・・・
  (国語科の出張費用のほとんどは、彼が大学関係者へ接待をしに行くのに
   費やされている
ので、私たちがまともな出張に行くのは至難の業である)
  まったくやってられない毎日である。
  今回の期末テストにおいては、私に文句を言われたくないのか、教務主任経由で
  問題を渡してきたのだが、選択問題の選択肢に正解が見当たらないものや、
  選択肢が日本語になってないものなど疑惑の嵐であった。
  で、彼の居る部屋(国語科に居たくないのか、書道教室を本拠にしている)に
  問い合わせたところ「学校に来ていない」とのこと。
  まさしく、「やりにげ」。おいおい、明日は休み、三日後は試験日だぞ!
  おまけに、私が一年生の解答用紙を必死に作っているところに、
  今の時間(授業時間帯だった)彼の授業を受けている生徒がやってきて
  「質問したいんですけど」と言う。
  (しかも、私とは全く無関係の科目である二年生の演習に関してである。)
   テスト前最後の授業なのに、バックれているので、生徒も困っているのである。
  国語科主任曰く「何も聞いてないし、(年休者を書く)黒板にも何も書いてない。
  手が離せないので、すまないが適当に対処してくれ」との返事(-_-;)
  一年生の試験は二日後だし、今日の午後だって補講があるし、
  私だって、手が離せないんだ!!! 人の尻まで拭けるか!!!
  仕方がないので、N先生と一緒にその授業を担当しているN’先生を捜して
  (彼も授業を自習にして部屋にいた。 いーかげんにしろ!
  質問を受けてくれるように頼んで仕事に戻ったのである。
  ・・・きっと採点して返すまでにもっといろいろあるんだろうなぁ、と
  思いつつも怒りにまかせて書いてしまった。
  N先生の話もひとコーナー作れるくらいあるので、これもおいおい書こう。
  もう、 早く逮捕されればいいのに"o(>_<)o"(爆)
  (じっさい、 公文書偽造くらいならいくらでもやってるぞ〜!)

  Postscript・・・
  期末テストも終了。
   N先生と共同作業をするのはイヤなので、
  彼が関わっているクラスの分130人分を渡して、
  ひとりで採点してもらうようにしたところ、
  自分の作問した分の採点が終わったので、残りは頼むと行って来た(-_-;)
   彼の作問分は100点中19点しかない (つまりそれだけの作問しかしてない)のに
  いけしゃーしゃーと何をほざいてるんだ、と呆れていたら、
  「僕は、二年生の採点も抱えてるんですよ」なんてふざけたことを言い出す始末
  あんたが持ってるのは、(こないだほっぽらかしてた)選択クラスの
   たかだか50人足らずだろ!
  それも二人で担当してるんだから、正味25人分しか無いじゃないか!
  私と教務主任は、三年以外にそれぞれ普通のクラスを
  2〜3クラス持ってるんだぞ!
  あまりに腹が立ったので、
  「私たちだって、1年生と2年生、抱えてますけど」と冷たく言ったら、
  やっと引き下がりました。
  なんで、 そんなに恥知らずなんだ!
  もう、彼とは絶対組みたくないですからね〜<教科主任