体感授業〜Part2〜

  相も変わらぬ1年3組の面々は、着実に故事成語をものにしつつあります。
  『虎の威を借る狐』の際は、私が口にするより早く「まるで先生のことみたいだね」と指摘。
  「その通りだね。私のようにすぐ『C先生に報告します』って言うのはまさしくこの狐だな」
  と受けると
  「でも、C先生は虎なんてもんじゃないよ」
  「そうだよ虎よりずっと恐ろしいよ!」との声。
  「・・・じゃあ、なんなの?(^-^;)」との質問には
  「・・・、だな」・・・一斉に頷く面々。
  そうか、宗教団体だったのか・・・>1年3組
  まさかサリンは撒かないだろうけど、騒音公害では訴えられそうだもんな(爆)
  なお、現在は『隗より始めよ』を学習中。
  この単元の重要構文は「Aスラ且ツB況ンヤCヲヤ」・・・
  いわゆる抑揚の構文と言うヤツで、程度の低いものを例に挙げて、
  程度の高いものを類推させる
というものです。
  いわゆる「小学生でも足し算はできる。ましてや高校生は当然できる」
  というものですが・・・
  この例文が「死馬ですら買うのだから、まして生きている馬なら当然買うだろう」
  というかなり意味不明(に彼らは感じるらしい)なもので、
  暴動が起きそうになったので、わかり易い例文を提示。
  「だからぁ、例えば、
   『私ですらこれだけ怒ってるんだから、ましてC先生は当然・・・』」
  「ぶちきれる!!!!
  「そうそう!
   『私ですら教科書で殴るんだから、ましてC先生なら当然・・・』」
  「しばき倒す!!!!
  「ケツバット食らわす!!!!
  「生きて帰らせない!!!
  ・・・なぁんだ、みんなよぉくわかってるじゃない(^-^)
  実は、すっごく理解の早いクラスだったりしてね(笑)

体感授業

  私は現在、1年3組というとても元気のいいクラスを担当しています。
  なにしろ、7クラスの中から選び抜かれた元気者達を、3組と5組に集中させるという
  すごいクラスの分け方をしているので、この1年3組、一筋縄ではいきません。
  一時間に何度も出席簿を教壇に叩きつけ(タテに落とすのがポイント)
  教壇の横を蹴りあげ、黒板を殴るという注意の仕方をしなければ、
  一分たりとも静かにならない
、実にプリティーなクラスです(爆)
  前回の授業で故事成語「漁夫の利」を終えたのですが、
  最後のまとめに、現在使われている「漁夫の利」の意味
  「第三者が得をすること。当事者同士が争っているうちに、第三者が利益を上げること」
  を板書していると
  「例えば〜?どんな時に使うの〜?」と質問が上がったので
  「まさに君たちみたいなことだよ。
   授業中に騒いでお互いに邪魔をしているうちに、
   隣のクラスの子たちの席次が苦労せずにあがる
、ってこと」
  と、嫌みを言ったところ、一瞬の静寂のあと、
  「お〜!!!」
  「さすが先生!まさしく漁夫の利だ〜!!!」
  「わかりやすい〜!!!」

  との、大歓声・・・・(-_-;)
  ・・・自分らのことだぞ、おい。
  明日から『虎の威を借る狐』に入るんだけど、そのときの例え話は、
  何かにつけ3組の面々に
  「担任の先生(学校一キビシイ生活指導の先生)に相談しておきます」という私の話かな(爆)

  

星に願いを・・・

  我が校には、同じ敷地内で放課後に開講される附属の塾があり、
  ほとんどの教師は週に1〜2日そこで講義をすることになっています。
  この補習部(という名称)、中学部がメインとなるので、
   高等部の教師も中学生を教えることになる場合が多く、
  私も現在週に一度、中学三年生を教えています。
  先日、授業のために中学生の教室に行くと、七夕の笹飾りがありました。
  「背が伸びますように」「成績が上がりますように」「仲良くなれますように」
  (恋愛のお願いね(^^;)
というのが、今の中学生の三大願いごとらしく、
  ほとんど、そればっかりなのですが、なかなか面白いものもありました(^^;
  「B'zのアルバムが買えますように」・・・えらく具体的(^-^;)
  「コンサートにたくさん行けますように」・・・私と同じ願いだな(笑)
  「やせる」・・・これも、私と同じ(^-^;)(^-^;)(^-^;)
  「運がつきますように」・・・言いたいことはわかるが、漢字で書かないとやばいのでは?
  「世界征服・背が伸びますように・成績が100番以内に入りますように」
  ・・・それは、三つ並べて書ける事項なのか?
  担任の先生は
  「なんでもすすんでできるクラス」 やら 「思いやりを持って行動するクラス」 やらと、
  大変立派なことを書いてらっしゃいました。
  しかし、その横に 「ホームルームが早く終わりますように 3年1組一同」
  という短冊がかかっていたのは妙に面白かったです(^^;
  ところで、今まで私が見た中でいちばん笑える短冊は、
  昔、バイトしていた予備校で見つけた 「絶対合角」 です。
  名前もしっかり書いてありましたが、
   同じ名前を翌春の合格者名簿で見つけることはできませんでした(^-^;)
  ・・・当たり前だな(爆)

音楽を聴こうね(^-^;)

  生徒達に自己紹介をさせたり、Profileを書かせたりすると、
  結構、 趣味は「音楽」 だという子が多いのです。
  まぁ、聴いているのはお定まりのラインナップですけど(笑)
  そんな彼らの中にも、結構、自称硬派なグループもあって
  「やっぱり、 ギターサウンズ!ベンチャーズだ!」なんて輩もいます。
  (いささか懐古主義的な節もあるけど(笑))
  修学旅行の飛行機の乗り換え待ちの時間に、そんな集団と音楽の話をしてたのですが
  なかなか、可愛いんですよね(^^;
  彼らにとってはベンチャーズやらビートルズを知っているというだけで、
  仲間になった気分だったのか 「先生は何聴くの?」 と聞かれてしまったのでした。
  「洋楽はあんまり詳しくないんだけど・・・
   コーラスをフューチャーしたポップスが好きなの。
    BeachBoysとか(うんうんとうなずいている)、
    TODD RUNDGRENとか(うなずきがあやしくなる(笑))、
    STEPHEN BISHOPとか(目が泳ぎ出す)、
    ハーパースビザールとか(もう、授業を聞いてるのと同じ表情である)、、、
   まぁ、 AORが好きかな(^^;(AORってのはなんとなく聞いたことがあるぞ、
   という感じでうなずく(笑))」
  洋楽では接点を見つけられ無いと気づいたらしく、
  「じゃあ、日本のは?」 と、これはまた聞いてはいけないことを・・・(爆)
  「うーんと・・・ esqって知ってる?(もちろん首を振る)
   昔スタレビでキーボード弾いてた三谷さんのソロプロジェクトなんだけど、、、」
  「『木蓮の涙』、だよね?(まぁ、それくらいしか知らないよね(^-^;))」
  「そうそう、あとゴスペラーズとか・・・」
  「あ、 いいとも出てたよね!歌上手いんだよね!
   (まぁ世間はそう言う認識だよね(^-^;))」
  知ってる名前が出てきたので、
  嬉しそうに自分の知っていることで相づちを打つようになり、満足そう(笑)
  「あとは、 ムーンライダーズ ・・・」
  「あ!あの蘭丸とかいるとこでしょ!」
  一瞬なんのことだかわからなかったのですが、
  (私の頭をよぎったのは森蘭丸だったし(爆)
  そうです、彼は・・・
  「・・・それはストリートスライダース ・・・・」
  ・・・つっこむ声もため息混じり(-_-;)
  うーん・・・ 蘭丸は知ってても、慶一さんは知らないのね(爆)
  あと、私はどうもgloveのケイコという人に似てるらしく、よく生徒に指摘されるのですが
  私自身、よくそういう人たちのことを知らないので、
  「よく言われるんだけど、知らないんだよね〜・・・あんまり・・・」と答えるんです。
  この間もそう言ったら、「 音楽とか聞かないんだ〜」と言われてしまい、
  固まってしまいました(^-^;)
  ・・・こいつがジェネレーションギャップと言うヤツでしょうか?(^-^;)