平成16年度 柏崎市 町内会長会議



最終更新日 平成16年7月2日


日 時:平成16年6月26日(土) 13:30〜16:00

場 所:柏崎市民プラザ

内 容:


1.助役挨拶(安達助役)


2.地域づくり講演会

  「町内会を見直そう」
   講師:(株)地域まちづくり研究所所長 伊藤光造氏

    

 ・町内会・自治会をめぐる動きは活発化しており、町内会・
  自治会専門誌でも多くの事例が紹介されている。
   茨城県日立市の塙山地区の例
   静岡県沼津市愛鷹地区
   熊本県泉村「村じまんクラブ」

 ・市町村合併に関するものは、行政のスピードで流れており、
  住民の暮らしという視点が欠けていることを危惧している。
  そういったことからも町内会・自治会の再評価の機運が
  高まっていることは確かである。

 ・町内会のルーツ
  町内会という名称は、昭和15年内務省訓令の整備要領に
  はじまる。昭和22年にGHQにより廃止となるが、組織制度
  はそのまま残った。
  町内会があり、コミニティがあるという柏崎市は、この2つを
  どううまく連携させるかがポイントになると思われる。

 ・地域自治組織の必要性
  主に以下の3つの役割がある。
   a.生活相互支援(生活水準のアップから少なくなっている)
   b.交流・親睦
   c.情報交換連絡
  このなかでも、最低限何をやるべきかといえば、災害などの
  有事の際、「助けなきゃ」という意識が生まれる程度の
  「交流親睦」である。
  阪神大震災の例でも分かるように、この交流ができていた地区
  とできていなかった地区で、お年寄りの生存率が違った。
  同じ町内に住む人同士最低限の情報をやり取りすることが重要。

  実践例:静岡県三島市「安全のまちづくり」宣言

 ・地縁と志縁(造語)
  NPO(日本全体で現在1万5千団体、先進国アメリカでは
  16万団体ある)の存在は、地のつながりである地縁ではなく
  志を一緒にする志縁。
  志縁は自発性であり、ミッションを伴う。地縁と志縁は、動かす
  論理は違うが、町内会の活動はこの2つをうまく連携させること
  が重要である。

 ・自治会の課題
  <暮らしを守る>防災・防犯

  実践例:静岡市大岩2丁目 830世帯。自主防災組織、
      世帯カルテ作り。
      「災害時に一人も死なせない!」をキャッチフレーズに
      全国表彰もされた。

  <元気で長生き>健康・長寿

  実践例:静岡県天竜市「NPO夢未来くんま」
      市内でも山奥の地域。世帯数は300世帯。
      水車の里(物販、食堂)を運営。
      お年寄りの支援サービス、子供の学習サービスを行っている。
      NPOは非地縁型の組織が前提であるため、法人化
      にあたっては苦労が多かった。

  <互いに楽しく>交流・親睦
  <暮らしの価値を高める> 景観・環境

  実践例:静岡県浜北市上善地「上善地花の会」
      人間10歳ぐらいまでに見た風景がふるさとの原風景
      となる。景観基本法の成立ということもあり、その
      原風景を守る活動が活発化してきている。


3.質疑応答

 *誰も質問しないと講師の先生に失礼なので、質問しました。

  Q.貴重なお話ありがとうございました。
    私自身は31歳なのですが、町内会に参加しづらいのが本音で
    あり、同世代を誘ってもなかなか活動に参加しないのが現実
    です。先ほどの先生のお話での、「志縁」であれば、何かで
    盛り上がろうぜ!といったノリで若者も参加するのですが、
    「地縁」での参加は難しいと思います。このことに対して、
    先進例や先生のお考えをお教え頂けませんでしょうか。
                          <三井田>

  A.どこの地区でも問題になっていることで、本質的な議論が必要
    なことだと思います。
    若者世代でも興味をもっていること、例えばリサイクルなどを
    うまく取り入れた活動を行うことが大切であり、お祭りをやり
    ながら、若者世代でゴミリサイクルの活動を行っている例もあ
    ります。いずれにせよ、町内会長をはじめ、若者が興味のある
    ことをうまく新しい活動として取り入れていくしかないのでは
    ないでしょうか。



4.町内会長会議

 a.市長市政報告(西川市長)
   市町村合併
   (5月1日、西山町、高柳町。7月上旬に議会で議決する)
   合併にともない町内組織の再編、追加もある。
   コミニティ活動のお願い。
   街灯設置
   (学校単位で推進している。要望668本あり、優先順位を
    役所で夏までに判断したいと思う)

 b.町内会の再編の可能性について(市民活動支援課)

 c.地域コミニティ計画づくりへの協力について(市民活動支援課)

 d.安全安心のまちづくりについて(市民活動支援課)

 e.市庁舎内への入室制限について(総合企画部)


5.質疑応答

  Q.市と町内会は親子の関係ではないか。入室制限については
    うまくないと思う。町内会長という証明書の発行の研究を
    してほしい。

  A.いつでも声をかけてもらって構わない。市民活動支援課には
    制限はない。             <総合企画部長>


  Q.町内会の名称が分かりづらいという点を取り上げてもらって
    ありがたい。本町8丁目だが、比角とほぼ同じである。
    この名称変更について、どのような考えで進めていくのか
    教えてほしい。

  A.いまの町名も分かりづらいので、変更しようという動きは
    あるが地縁の関係もあるので、すぐというわけにはいかない。
    50世帯以下の町内の合併などには支援していくつもり。
    本当の自治活動ができる規模になるような支援を行い、町名
    を変える提案をしている。     <市民活動支援課長>


  Q.本町7丁目と8丁目は同質だが、問題となるのは質が違う地域
    である。そういった場合には

  A.難しい問題だと認識している。考える機会として今回の提案を
    考えてほしい。


  Q.どうしようもないという考えなのか?
  A.そういった事例に対する

  Q.パトロールなど子供育成会を巻き込んだ事業にするつもりは
    ないのか。

  A.育成会まで情報がいっていなかったようなので、担当が説明
    にいく。



6.閉会のあいさつ(今井議長)


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