9鞍目  2002年最後の勝負・太陽軒発太陽軒行  (14.12.19〜22)
  12月19日に出発した旅は、競馬・鉄道・郵便局をふんだんに組み込んだ旅だ。競馬部門の出発は、夕食を食べに寄った、おなじみ栗東駅前の太陽軒だ。18時過ぎに店に入ると、指定席に小林常浩さんが座っていた。この時期、競馬の話といえば、やはり有馬記念。小林さんは、シンボリクリスエスからファインモーションへの馬単1点にどど〜んと資金を注入するとか。私も、1点に絞りはできないが、シンボリを軸にと言うのは同意見。資金の半分はシンボリ-ファインの馬連につぎ込むことを宣言した。

  やがて、太陽軒への今年最後のあいさつがてらに、ちっちさんが店に来られた。3人そろってからは、競馬の話よりも私生活の話題に及ぶ。嫁や子どもを置いてあちこちに出歩く私のフットワークの軽さは、やはり普通には思われないようだ。私自身もそれは自覚している。嫁が爆発しない程度に自分のやりたいことをやる。いかにそのバランスを取り続けるかが、今後の私の趣味生活を支える鍵になるだろう(^_^;あんまりしょっちゅう太陽軒に現れるものだから、店のお母さんは、この日まで私が独身だと思っていたらしい(^_^;ちっちさんからは天津甘栗と本1冊、マスターからはドリンク剤2本を手土産にいただき、21時半ごろ駅に戻った。

  20日は局回りと鉄道の旅に徹する。21日朝8時過ぎに青森県三沢市に近い宿を出発し東北新幹線「はやて」に乗車、大宮から京浜東北線・武蔵野線と乗り継げば、5時間ほどで中山競馬場だ。本当に速い。あいにくの雨で、リュックいっぱいの荷物に、土産の入った紙袋を持って歩き回るのは大変だ。どうにかクリスマスイルミネーションにたどりつき、こまろCITYの管理人・こまろさんと合流した。この日の中山競馬場では、障害ファンの1年の総決算、中山大障害が開催される。もし、熊ちゃんが出られたなら、関東の応援団の方々と大いに盛り上がりたかったが、残念ながら阪神に居残り。そこで、こまろさんのサイトの常連さんである、すぎのまりーんさん主催のオフ会に混ぜてもらうことにしたのだ。

  こまろさんの案内でスタンドに行くと、個性あふれる面々が集まっていた。さすがは大障害、関西から遠征されている方もいらっしゃった。こまろさんは岡山からだ。中山大障害は雨が降りしきる中行われた。ナマで見るのは2年ぶりで、そのときは熊ちゃんの弟弟子に当たる金折騎手のランドパワーが優勝した。今年は春から「ホッコーアンバーで大障害!」と思い続けたが、故障では仕方がない。代わりに、二刀流倶楽部の応援対象騎手で唯一出場の田中剛騎手騎乗と言うことで、ダイワデュールを軸にした馬券で勝負した。レースは、ニュージーランドから来たママさん騎手・ロケット騎乗のギルデッドエージが強さを見せ、堂々の圧勝。ダイワデュールは直線に向いて失速し、伏兵メイショウワカシオに抜かれて3着だった。1着3着。これで、02年GT馬券全スカに王手がかかってしまった。晴れていたらロケット騎手の喜びの様子を写真に撮れただろうが、傘の花の咲いたウイナーズサークルではどうしようもなかった。

  続いて、阪神の重賞、ラジオたんぱ杯2歳S。熊ちゃん、今年最後の重賞とあれば、軸にして応援しなければ。チキリテイオーを軸に全流し敢行。押し出されるようにハナに立ったチキリテイオーは、内々の経済コースをいい手ごたえで進んで行き、直線でもあまり失速しなかった。ザッツザプレンティの差しには成す術もなかったが、ゲヴァルトに並びかけられたところでゴールになった。写真判定の時間が長かったが、チキリテイオーはハナ差逃げ粘ったようだ。情けない話だが、ここでやっと02年重賞初勝利(^_^;(的中は1回あったが、取り負け(^_^;)それが熊ちゃんのおかげで取れたのが嬉しい。何より、チキリテイオーはこの2着で賞金を上積みし、皐月賞の出走は確実になった。熊ちゃんのダービー出走も見えてくる大きな2着だ。これで気分よく競馬場を後にできた。

  夜は、西船橋で飲み会。ひとりを除いては初対面のメンバーだったが、楽しく過ごさせていただいた。乾杯の代わりに「ジャ〜ンプ!」なのは、跳び系競馬ファンの集まりらしい(^_^;ただ、自己紹介とかがなかったので、大部分の方は、誰が誰やら分からなかったが'(^_^;関西方面の方は先に帰られて、私は関東の方々に囲まれて新八柱での2次会にも出させていただいき、終了後、武蔵野線で東京に向かった。『優駿』を読んで応援団に興味を持ってくださった女性もいらっしゃったようで、エッセイ掲載の宣伝効果は、なかなか大きかったようだ。

  東京から「ムーンライトながら」で関西に向かう。22日は、どこで有馬記念を見ようか迷っていたが、行きに太陽軒に寄ったとき、小林さんが太陽軒のテレビで観戦すると言っていて、小林さんの大勝負の行く末を見届けるのも面白いと思った。そこで、朝少しだけ中京競馬場に寄って、有馬記念の馬券を買ってから太陽軒に向かうことにした。名古屋の手前の金山で下車し、駅近くの松屋でゆっくり朝食を取ってから、熊ちゃんの出身地の刈谷まで戻った。ここで名鉄に乗り換え、8時過ぎには競馬場に着いてしまったが、すでに開門していた。朝から多くのファンが来ており、さすがは有馬記念当日だ。シンボリクリスエスを軸にした馬券を買い足し、熊ちゃんの今年最終騎乗になる三木ホースランドパークJSの馬券も買った。中京の第1レースだけ観戦し、競馬場を後にした。競馬場を出てから、中京競馬場に展示されている名鉄パノラマカーを見に行くのを忘れていたことに気づく。郵便局回りでの降り間違いと言い、どうも今回の旅はボケ続きだ。

  金山で名鉄からJRに乗り換え、鈍行を乗り継いで野洲駅で下車。駅前のスーパー銭湯で旅のアカを落としてから太陽軒に到着した。すでに小林さんはじめ、数人のご同類が集っていた。まずは三木ホースランドパークJS。熊ちゃんのマルブツエルハーブ惨敗。熊ちゃんの02年の競馬は終わってしまった。さあ、あとは有馬記念だ。小林さんの馬券は太い。馬単1点勝負40万円!私がいくら負けっぱなしだとは言え、1年で負ける額がせいぜいその3分の1だろう。やはりスポーツ新聞で1面を飾れる人は違う。私も、小林さんのあまりの自信に、買い足し馬券の中にシンボリ→ファインの馬単も混ぜてしまった。

  そして迎えた有馬記念。熱い戦いは、自信満々の直線強襲を決めたペリエ・シンボリクリスエスの勝利に終わった。しかし、2着がいけない。先行で逃げ切りを図るタップダンスシチー。伸び切れないファインモーション。結局、シンボリの僚馬・コイントスの追い上げをしのいで2着に粘り込んでしまった。01年とまったく同じ光景だ。軸は大当たり。しかし、自信を持って切った超人気薄にやられてしまった。総流しなら万馬券ゲット。なんでこんな馬券が2年も続くねん!やはり、私が本命に分厚く勝負をかけたらロクなことがない。これで、悪夢の年間GT全スカ決定(-_-;

  小林さんはと言うと、倒れこんで床に伏せってしまうこともなく、意外にもサバサバしていた。40万円が痛くないはずはないと思うのだが、絶対自信の軸馬が圧勝したので、その点では大いに満足されていたようだ。これが勝負師の姿と言うものだろう。ならば単勝にしておけばよかったとの外野の声もあったが(^_^;負けたとは言え、いいものを見せてもらった。小林さんは「近所を巡回してくる」と言って、17時頃太陽軒を出て行った。私も旅の疲れがあるので、17時半にマスターが夜の営業の暖簾を出したところで焼き飯とネギラーメンを食べ、18時過ぎには自宅に向かった。

  私の2002年の競馬は終わった。優駿エッセイ賞佳作受賞とか、HPの立ち上げとか、馬券以外の競馬ライフは最高の1年だったのだが、馬券は最悪だ。救いは、京都競馬場ライブで当てた万馬券と、5千円台の高配当のラジオたんぱ杯。いずれも熊ちゃん絡みの馬券であり、これらが今年の熊ちゃん馬券の全てだ(^_^;熊ちゃんの置き土産の当たり馬券を持って、2003年の金杯から馬券的に最高の1年を幕開けしてやる!と息巻く、全く懲りていない私であった(^_^;
  
10鞍目  発進!2003年中央競馬 (15.1.5)
  さあ、2003年の競馬の幕開けだ。毎年1月5日スタートの中央競馬だが、今年は日曜日。例年はすでに仕事に入っているが、今回は大手を振って現地で観戦できる。熊ちゃんは金杯にも出番があるし、1Rからの登場だ。いつもは8時頃に出発して11時前に着く京都競馬場だが、気合を入れて6時過ぎに出発。バイクで駅に向かったが、耳や顔が痛いこと。強烈な冷え込みだ。雪が積もらなくてよかった。

  淀駅に着いたのは8時50分頃だったが、先頭車両はラッシュアワーの様相で、電車が着くとドアに人が殺到した。レースが始まるまで1時間以上あるのに、ただならぬ人数だ。人の波は、どんどん競馬場に吸い込まれていった。入場時にお年賀オッズカードをいただき、まず目についたのが物売りのテントの多さ。しきりに武豊弁当の売り込みの声が聞こえたが、以前からの「まずい」に加え、ブースをのそいていた兄ちゃんが「あれ、まずいらしいで」と連れのお姉ちゃんに言っているのに躊躇し、これは買わなかった(^_^;その隣で、競馬場仕様の紙コップ酒2本とプレスチック製の升のセットを千円で売っていた。ちょっと高いような気もしたが、縁起物だし、自分用とお土産用に2セット買ってしまった。新年早々JRA商法の思う壺にはまった局長(^_^;

  競馬場もとにかく寒い。いくら重賞のある日曜日と言っても、GIでも1R前にこんなには来んやろ、と思うほど人が多かった。1Rのパドックで熊ちゃんの見初め。回り終わる頃には人だかりができていた。人が引き上げたところでちっちさんと合流した。新年1発目の馬券は、やはり熊ちゃんからの流しだったが、あえなく敗退(^_^;何か、いきなり3連複が40万馬券になっていた。2、3Rは熊ちゃんが出ないので、その間、JRAの新キャンペーン「さんまのマイホースグランプリ」の申し込みのため、登録する3歳馬5頭、4歳以上の馬5頭を考えた。もちろん、熊ちゃんのお手馬は応援したいが、ある程度はポイントを稼ぎたいので、3歳馬はチキリテイオーを筆頭に、あとは重賞実績のある、クラシックを勝てそうな馬で固めた。4歳以上は、申し込み書のリストの中に障害馬がいないのに反発するように、ホッコーアンバー、ギルデッドエージ、マークオー、マイネルアステールと4頭目まで障害馬を並べてやった(^_^;そして、考えた残りの1頭は・・さあ、何でしょう(^_^;(掲示板に答えを書いてください。最初の正解者には景品あります。マジで)

  結構時間がかかり、申し込みを終えたら4Rのパドックが終わっていた。とりあえず熊ちゃんを含んだ5頭ボックスを買ってみたが、やっぱりハズレ。5Rも熊ちゃん出るのだが、何か全然勝てそうな気がしないので、馬券パス。レースも館内のモニターで見ただけ(^_^;やっぱり、あかんかった。場内はとにかく人が多く、移動しにくい。GIの日でも、移動するだけのスペースは空いているものだが、どうも、競馬場に慣れていない人も多いようだ。午後は10Rまでは熊ちゃん出てこないし、昼休みが終わって落ち着いたところで3階の不二家にしばらく居座ることにした。とにかく寒いので、外でウロウロするのは辛い。

  9レースが始まる前に再始動。10Rのパドックを見に行く。1Rもそうだったが、目の前で熊ちゃんの馬が止まった。馬に乗るとき、調教師らしい人と熊ちゃんがしゃべっていた。何を言っていたのだろうか。このレースでは、二刀流倶楽部の応援対象騎手である高田くんのタイムパラドックスが1番人気だったので、これを軸に馬券を買ってみた。見事撃沈(^_^;そして、東西の金杯に移る。とにかく人が多いので、馬券は10Rの馬券と一緒に買っていた。中山は、トーホウシデンとイブキガバメントを本線にし、穴馬3頭を絡めた5頭ボックス。トーホウシデンが勝ったのはいいとして、トーアメイウンって何?う〜ん、今年もスカ街道か・・・。

  そして京都金杯。年末同じような馬券で取ったものだから、年始もついついナリタダイドウ総流しの熊ちゃん応援馬券を買ってしまった(^_^;しかし、勝負馬券は別。軸はサイドワンダーで、相手はグラスワールドとモノポライザーのみ。行きの京阪電車の中で「勝負馬券は7番から」と決めていた。レースは、ナリタダイドウは中団の馬群の中を進む。サイドワインダーは後方だ。直線では、ナリタダイドウ伸びずに置いて行かれた。やっぱり、続けて熊ちゃんは甘かったか(^_^;先頭が正面に来たとき、ほとんど最後方から、サイドワンダーが別次元の脚で伸びて来た。あれよあれよで先頭に立って優勝。2着争いがちょっと分かりづらかったのだが、残ったのはグラスワールド!よっしゃぁ、5年ぶりに金杯ゲット!同じ組み合わせで2700円も付いた枠連を買い損なったのは少し残念だが、それでも馬連2250円。今年最初の競馬に勝利した。去年は最後から数えて2番目の重賞でやっとこさ勝てたが、今年は最初から2番目で的中。縁起がいいぞ!後になって主に投稿運でご利益を与えてくださった「招きちっち」が、今回はついに競馬場で即発動したようだ(^_^;最悪だった去年のリベンジを果たし、年間回収率100%超を誓って競馬場を後にした。

  ちっちさんと別れて、太陽軒にお年始。17時半頃店に着くと、すでに小林さんが指定席いた。他の若いお客さんに馬券の講釈中。この日の日刊スポーツのコラムでは、金杯にまったく触れられていなかったが、小林さんは手を出していなかったらしい。難解で、本音では「買わない方がいい」と思っていたそうで、それがコラムに反映されていたようだ。ただ、土曜日のラジオ番組ではそうとも言えず、東で勝ったトーホウシデンの名前は挙げていたと言うからさすがだ。その小林さんが、月曜日は最終レースでフィールドバーストを本命に。自信たっぷりだったので、試しに翌日小林さんの買い目そのままに買ってみたら、見事ハズレ(^_^;有馬記念と言い、私が小林さんの目に乗るとダメなようだ。迷惑かけるといけないので、今後小林さんには極力乗らない方がいいと思った(^_^;まあ、それでも今年は黒字発進だ。この調子で年末まで突っ走れたらいいのだが(^_^;
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