読んだ、本。 2
『どこにも所属しないあたし』から本だけまとめてこっちに移動しました
やっぱり個人的に最高峰です
問答無用でやっぱりいいです、村上作品の中で、だけでなく、私の
昨日までの長い読書人生の中で最高峰です。これは初版じゃないけど1985年に出された
最初の装丁。今では珍しい布貼りで箱入り。この作品だけは「再読」ではなく「再々読」で
初回は1985.8.17(土)AM3:40、再読が1993.3.23(火)AM3:15、とメモ書きがしてあった(^_^;)
そして今回は2003.10.17(金)AM11:40に読了。
羊男と羊博士
この短編を読み終わったら『世界の終わりと……』にとりかかろう
と思っていた、ら、なんとなくぐずぐずしてしまった。『世界の終わりと……』はいまだに
一番好きな作品で、読むのは今回で3度目になる。内容を知っていると、なんというか、
さて、読むか、という、それなりの意気込みというか、度胸というか、覚悟というか、
必要なお話だよね。……私だけ?……って『世界の終わりと……』に終始してしまいました
が……(^_^;)
魂の解放?
映画監督の初小説本。表現にところどころ幼い感じがあるけど、
そんなことぶっ飛んでしまう迫力のストーリー。描写も映画的なので文字より映像の好き
な人にも読み易いかも。私はこれ、映画が観たかったんだけど、アングラ(?)で単館上映
だったので、相棒もみつからず、一人で都心まで行くのもおっくうになり(^_^;)断念。
いやー、観れば良かったな。これも常軌を逸した普通の人の話。
ライ麦畑の捕まえ手
『世界の終わりと……』に着手する前に、図書館にガンガン本が届いた
のでしばし中断していろいろ読んでるのですが、これもその一環で借りもの。最後の、
幻の解説、がやはり圧巻というか、考えさせられました。正常とか常軌ってなんだろう
って思う。狂いたくないけど、紙一重なんだよね。
忘れっぽいのは素敵なことです
ってフレーズの歌がありますけど、あ、誰も知らなーい? 失礼しましたー。で、これ
が『日記』でもボヤいた、自覚なく二度読んでしまった本。好きな作家の一人なので
(じゃぁ忘れるなって?)勢いよくほとんど最後まで読んでから気づいた、アレ?
なんか読んだことあるかも……。でもこれからは大丈夫、こうしてココに記録して
おくから(^_^;)
不健康小説
小説は非日常を味わうものでもあると思ってるから、健康おたくな私は、健康的なス
トーリーより、自分では経験できない、あり得ない、信じらんなーい!(もちろん
フィクションなわけだけど、優れたフィクションはそんなもん超えちゃうから)
と思わせてくれるストーリーが大好き。表題の他にもう一編入ってる『真昼の花』の
ほうが、より面白かった。
いわゆる続ヒット本
いまいちでした。小説じゃないから面白いも何もないんだけど、元祖『食べるな危険!』
のほうが読み応えがあったな。
オーバーホール
ってタイトルにするけどね、私なら(^_^;) 過激なタイトル
ついてるけど、How to 本ではなく、リアリティーのない小説。あえて言えば、壊れた
女性を修繕する仕事人の話。最後に、「人が人を救うことはできないが、人が人から
救われることはある」という意味のことが書かれていて、唸った。やっぱり村上龍、好きだ。