□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
 
 水野俊哉の新刊インタビュー 
 
  「徹底網羅 お金儲けのトリセツ」(PHP研究所)
     http://amzn.to/9Tq0hR 
 
  ★★★  発売記念 スペシャル対談 ★★★
 
  水野俊哉 × インタビュアー 三橋泰介氏「3秒で盛り上げて 30秒で話が弾む会話術」(徳間書店)
 
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
 
≪三橋≫ 今日は、水野俊哉さんにインタビューさせていただきます。
 「徹底網羅 お金儲けのトリセツ」のご出版おめでとうございます。
 
≪水野≫ 有難うございます。
 
≪三橋≫ 私は、会計や不動産、株について全く知識がないのですが、本書は非常に読みやすく理解が深まりました。
少し前に流行ったFXについても切り込まれていて、面白く読ませていただきました。
 
ところでこの不況の時期に、マネーリテラシーの本について出されたのには理由があるのですか?
 
≪水野≫ この本の企画自体は、去年からずっと考えていたものです。
たまたま株価が下がり、円高の状況が続く中で書くことになりました。
本のテーマとしては、今のデフレの時代に真面目に働いている方たちが、どのような経済行動をとるべきかを念頭に置いて書きました。
 
≪三橋≫ 本の帯にもありますが、株、不動産、外貨、ネットビジネス、独立。
全てを網羅している所が良いですね。
僕にとっても年収3千万円というのが次のステップとしてありますが、そこにいくにはいずれかの方法しかなく、やってはいけないことがあることも知りました。
 
≪水野≫ お金儲けにも向き不向きがあると思います。
ものすごく儲けた経験がある人を見ても、株式投資で儲けているのか、起業で儲けているのか、不動産で儲けているのか。
何らかの得意なジャンルでお金を稼いでいるはずなので、不動産のプロの方が株式投資をやってもうまくいかないこともあります。向き不向きを考えてほしいです。
 
≪三橋≫ なるほど。どのジャンルが自分に向いているのかを把握することが必要だということですね。
 
≪水野≫ 「はじめに」でも書きましたが、今や本も日に200冊くらい出版されていて、年間7万冊と言われています。
実にお金儲けの本だけで数千冊出ていると思うのですが、これだけ多いと一体どれが正しいのか読者の方には分からないと思います。
どの本も「この本に書いてあることが正しい」というスタンスで書かれているからです。
 
そこで私は、一度お金儲けについて全てを網羅し、俯瞰してみてもらわないと状況が掴めないのではないかと感じました。 
 
そういう意味で、全6章という構成になっています。
 
  第1章 お金持ちになる投資の常識・非常識
 第2章 株式投資の常識・非常識
 第3章 不動産投資の常識、非常識
 第4章 外貨投資の常識、非常識
 第5章 独立・起業の常識、非常識
 第6章 ネットビジネスの常識、非常識
 
 
≪三橋≫ 非常に分かりやすかったのが、「自分の時給を考える」という部分です。
一般的にお金儲けと言うと、「株をやれば楽して儲かる」とか、「FXで一気に1億」とか、派手な部分に目がいってしまいがちです。
 
実は、自分が働いた方がいいのか、投資に時間を回した方がいいのか、天秤にかける感覚を一般の人は持っていません。
この原理原則については、意外とどの本も書いてありませんが、水野さんは気づかれていて鋭いと思いました。
 
≪水野≫ あまりマネーの本には書かれていない本当の常識もいくつか書いています。
金融機関で働いている知人数名からメールが来て、そのあたりがすごく良かったという意見や感想を頂いています。
 
金融機関の表に出ている人は会社にとって良いことばかり言っています。
中で働いているサイレントマジョリティ的な方の中には、そういう状況に危惧している方たちもいらっしゃって、非常に共感を覚えると言ってもらえました。 
 
≪三橋≫ 金融機関の真実を、水野さんがきちんと捉えているということだと感じます。
 
≪水野≫ はい。
 
≪三橋≫ ところで、お金の収支について、ダイエットに例えられているところが印象的でした。
 
≪水野≫ ダイエットについては単純ですが、消費カロリー(基礎代謝+運動消費カロリ―)より摂取カロリーが多いと太りますよね。
同じように月々最低限必要な生活費を12倍にして1年分の生活費だと考えます。それよりも年収が少なければ誰でも借金が増えてしまいます。
お金にはこのような厳密なルールがあります。
数字という厳密な尺度で、自分の1時間の時給を考えることも大事です。
 
≪三橋≫ 私は株式投資をあまりやったことがないのですが、結局必勝法はないと感じました。1億円儲けた人は運が良かったということでしょうか。
 
≪水野≫ そこは重要な所です。
講談社の「お金持ちになるマネー本厳選50冊」(講談社)の株式投資の部分にも書きましたが、専門家ほど、短期で儲けた人は単にまぐれに過ぎないという見解です。
ところが世の中から「簡単に儲かりますよ」という話がなぜ無くならないのか、ここはよくよく考えた方がいいと思います。
 
≪三橋≫ コイン投げのエピソードもありましたね。100回投げて裏か表かを当てるゲームをして連勝する人は、何か必勝法があった訳ではなく、単に偶然の連続が続いただけだと言うが部分が面白かったです。
 
≪水野≫ 猿がダーツを投げて株の銘柄を決めても、プロが選んで運用しても、運用成績が変わらないというエピソードもあります。
 
≪三橋≫ 本書を読んで、その基本に気づく方が多いのではないかと感じました。
 
≪水野≫ PHP研究所さんの本なので、ビジネス、マネーに興味がある方に大勢読んで頂けると期待しています。
株式市場や投資の世界は、本質的にギャンブルに近い所があります。
金融機関、銀行、民間の証券会社は自分たちの利益を追求するために存在している企業ですから、預金者や投資をしようとしている人たちの利益を優先して考えている訳ではありません。そこを皆さんに気づいて頂きたいです。
 
≪三橋≫ なるほど。
 
≪水野≫ 今の経済状態の大きな要因としては、リーマンショックに端を発したサブプライムローンの問題があります。
問題を起こしたアメリカの金融機関、投資銀行に公的資金が注入されながらも旧経営陣に対して何10億の退職金を払う金融機関と、日本の民間の金融機関も本質的には変わらないと思って間違いないでしょう。 
 
≪三橋≫ 金融機関も利益を追求する企業の一つだということがおっしゃりたいのですね。
 
≪水野≫ はい。ですから皆さんには自分を大切なお金を守るために、金融機関だけに任せず、是非お金について勉強していただきたいと感じて本書を書きました。
 
≪三橋≫ 良く分かりました。さて、私自身のことにも当てはまる「独立・起業の常識、非常識」の章はとても勉強になりました。
ここにお金儲けをもってきたというのが、ユニークな感覚です。
 
≪水野≫ 日本の中でも独立、起業している人は、それほどパイが大きくないと出版の世界では言われています。
一番真剣にお金儲けのことを考えているのは、独立起業している人たちだと思います。
みなさん、経営者ですし現役のプレーヤーです。
私も今は本を書くことが本業ですが、事業に関しては伝えたい思いがありましたので、踏み込んで書きました。
 
≪三橋≫ 本書の「事業内容も無限にある訳ではなく、有限の中からどこ選ぶかだ」というところに安心感を覚えました。
 
≪水野≫ 頭のいい人は色々なことを複雑に考え過ぎてしまって、肝心のお金儲けが後回しになってしまいます。実は商売というのは昔から、それほど元になるパターンは多くないんです。
 
≪三橋≫ なるほど。今どきのネットビジネスについても書いてありますね。 
 
≪水野≫ ネットビジネスは胡散くさいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、便利なツールとして使い方、やり方次第だと思います。
ネットビジネスの手法を用いないで、小資本、少人数で売上を沢山上げようとするのは難しいのではないのではないかとさえ思います。 
 
≪三橋≫ 興味深いですね。この章だけで1冊書いて頂きたいくらいです。
 
≪水野≫ 是非ニーズがあれば書いてみたいですね。 
 
≪三橋≫ 全体を通じて私が感じたのは、お金儲けの方法論は有限であるということ。
原理原則を分かっていないと、上手い話には罠があって騙されますよ、と読者に警鐘を鳴らしているような印象を持ちました。
 
≪水野≫ ロールプレイングゲームで考えると、お金はポイントのようなものです。
ゲームの序盤というのは、あまりマネーのポイントを持っていない訳ですから有効な手段が使えません。
 
そこで考えなければならないのは、絶対ポイントを減らさないということです。
守りながら少しづつ増やしていけば、いつか強いアイテムを手に入れられます。
ゲームでも後半になるとアイテムが増えて、色々なことが出来るようになっていきます。
そこを飛び越えて、いきなり後半でやるようなことを前半でやろうとしても難しいでしょう。 
 
儲けている人程、言っていることはシンプルだと思います。
 
≪三橋≫ なるほど。そこに気づかず、3カ月で1億いくんだ、という美味しい話はないということですね。当たり前なんですけれど。
 
≪水野≫ そういうことを言う人は、漫画「賭博黙示録カイジ」(福本伸行)や、「クロサギ」(夏原武 原案、黒丸 漫画)を良く読んでほしいですね。
命をかけるようなリスクを負わないと、本来3カ月で3億ということは起こりえません。
 
≪三橋≫ これから本書を読む方に、どういう視点で読んでほしいという思いはありますか?
 
≪水野≫ タイトルも「徹底網羅 お金儲けのトリセツ」ですが、先ほども申し上げたように、世の中に発売されている投資の本、マネーの本は沢山あります。
どの本も自分の言っていることが正しいと言う前提で書かれているので、一般の方は、本当にどれが正しいか判断がつかなくて当然です。
 
色々な人の話を聞いて迷い、あやまった道に進んでいる方も多いはずです。
 
つきつめて言うと、三橋さんがおっしゃったように、美味しいお金儲けの方法はないという結論になってしまうかもしれません。
 
≪三橋≫ 逆にうまい話は落とし穴があるということですよね。
 
≪水野≫ 今の時代で言うと、銀行の金利がこれだけ低いということは、5%〜8%以上の儲け話があれば怪しいと思わなければならないでしょう。
なぜならそんな話があるのであれば、銀行の金利も高くならないとだれも預金しないはずです。
そんな話が存在しないからこそ、元本保証の銀行の金利がこれだけ低いということをプロは分かっています。
 
そこを一般の人は気づいていないので、気をつけて欲しいです。
 
確実なのは、自分が働くことで受け取る額を増やしつつ、使う額を減らす。このように当たり前ではありますが、基本的なことが大事です。
第1章はディフェンシブな内容になっていますが、今の経済状況を考えるとそうならざるを得ません。私も残念ですが。
 
≪三橋≫ 水野さんがおっしゃる通り、少しずつ貯めていくことで、やれることが増えていくのでしょう。
 
≪水野≫ 当たり前の話になってしまうのですが、コツコツやっていれば、チャンスが広がっていって仕事のステージ、チャンスも変わっていくということは確かです。
安易に楽な儲け話に騙されないようにしてほしいです。
 
≪三橋≫ 「お金儲けのトリセツ」は、これからお金について考えるという人にも読めますし、次のステージに行こうという人にとっても参考になる本です。
 
≪水野≫ 有難うございます。金融のプロの人に読んで頂いた場合、色々な見解があると思いますが、私も自分の見解に自信を持って書いています。
全ての人に安心して読んでもらえる本になったと思っています。
 
≪三橋≫ 本書には、「日本人のお金力があがる」という大きな願いがこめられていますね。
 
≪水野≫ はい。たまたま先日、ある週刊誌(マネー系ではない)からお金のことについてのコメント取材を受けました。
今まであまりお金のことを考えなくても良かった層の方たちが、お金について向き合う事態になってきています。ここは結構大事なことだと思います。 
 
≪三橋≫ 豊かな層の人が減ってきているということでしょうか。
 
≪水野≫ 今、日本全体の富なり財というものが、ごく1%とか、5%位のところにどんどん集まっていく傾向にあります。
生活保護を受けなければならないような厳しい層も昔からある一定数いました。
重要なのは、真ん中の80%の人たちの収入、資産が減っていく傾向にあるということなんです。 
 
みなさんがマネーリテラシーを身につけて正しい行動をとらないと、騙されてしまってどんどん所得が移動していってします。
 
これまではお金のことを気にしなくても、雇用が安定し収入もある程度あって、借金をせずにお子さんたちに教育費をかけられた人たちこそ、より知識をつけて注意深く生きなければなりません。
 
≪三橋≫ とても深い話ですね。本書をお金の入門書として読んで頂いて、興味深い部分を深掘りして勉強してもらえたらと感じます。
そして、原理原則は第1章のディフェンシブを忘れないことが重要でしょう。
 
≪水野≫ はい。そしてディフェンシブだけではなく、他にもポイントがあります。
今回の新刊発売の際に購読者キャンペーンとして、出版セミナーの受講生にも協力して頂きました。三橋泰介さんをはじめ、花輪陽子さん、石崎秀穂さん、貞金香苗さんですが、皆さんの特典や本もとても役に立ちます。
基本中の基本ですが、自分が頑張るということと、周りの人と協力することは、成功するためにとても大事だと考えています。
 
≪三橋≫ 一人だけでお金持ちになることは出来ないということですね。
 
≪水野≫ はい。そして、一人だけでリスクが高いことをするのは危険です。
 
≪三橋≫ 僕も何度か読み返して富裕層を目指します。(笑)
 
≪水野≫ いっぱい儲けてください。(笑)
 
≪三橋≫ 今日は大変興味深いマネーリテラシーの話を有難うございました。
 
≪水野≫ こちらこそ有難うございました。

 

 
◆水野 俊哉
 
【プロフィール】1973年生まれ。ビジネス書著者。
 著書一覧 「成功本50冊勝ち抜け案内」(光文社)「成功本51冊もっと勝ち抜け案内」(光文社)
「お金持ちになるマネー本厳選50冊」(講談社)「知っているようで知らない 法則のトリセツ」(徳間書店)
「「ビジネス書」のトリセツ」(徳間書店)「モテ本案内51」(ディスカヴァートゥエンティワン)
「誰もが無理なく夢を引き寄せる365日の法則」(きこ書房)「ビジネス本作家の値打ち」(扶桑社)
「マトリックス図解思考」(徳間書店)「徹底網羅 お金儲けのトリセツ」(PHP研究所)「ビジネス用語の常識・非常識」(双葉社)
 
 取材/日経新聞、日経ビジネスアソシエ、日経キャリアマガジン、ゆかしメディア他
 
水野俊哉公式ブログ http://d.hatena.ne.jp/toshii2008/
メールアドレス   happynews@live.jp
メールマガジン登録https://www.mshonin.com/form/?id=218513278

 

 
◆ インタビュアー 【三橋泰介氏 プロフィール】 
 
テレビ朝日系列アナウンスコンテスト全国1位の経歴を持つアナウンサー&スピーチコンサルタント。
学習院大学法学部卒業。
18年間彼女ゼロだったため「トーク技術を学ばなければモテない!」と大学の4年間でパーティを300回主催し、そのすべてで司会を担当。
 場を盛り上げるためのスピーチ能力とマッチング能力を身につける。
その能力を生かし、三越百貨店に就職するも「さらにスピーチ能力を磨きたい!」とアナウンサーに転職。
岩手朝日テレビアナウンサー、東北放送アナウンサーとなる。
「東北楽天ゴールデンイーグルス」の試合実況中継を担当。局アナ暦は11年。楽天イーグルスの観客2万人の前でヒーローインタビューや本田健氏の講演で2000人の司会などを担当。
入社3年目でテレビ朝日系列コンテストで実況部門全国1位、TBS系列コンテストでナレーション部門全国2位になる。
20104月に独立。「ビジネスSP」を設立。
人前で話す機会の多い経営者・リーダーに対してスピーチトレーニングや企業研修を実施。独自のスピーチトレーニングでは、大手コンサルタントやM-1王者サンドイッチマンまでが「1日でスピーチが上手くなる」と評価している。
 
 初の著書「初の著書「話術!虎の穴」はAmazon総合3位 話し方・プレゼン部門1位を獲得。その他の著書に「話し方の裏ワザ」(青春出版社)がある
 
  公式HP http://www.bizsp.net/