水野 俊哉 新刊インタビュー【「口ベタでもうまくいく! ほめ方の極意」谷口 祥子(たにぐち よしこ)さん】
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水野俊哉の新刊インタビュー Vol .15
日時 2011年3月2日(木)
「口ベタでもうまくいく! ほめ方の極意」(講談社)
谷口 祥子(たにぐち よしこ)さん
http://amzn.to/eHbskL
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【谷口 祥子(たにぐち よしこ)さん プロフィール】
1967年生まれ、同志社大学文学部英文学科卒。
広告制作会社でコピーライターとして活動後、ITベンチャーにて
携帯コンテンツ事業の立ち上げに参画。
元々人とのコミュニケーションが苦手だったが、コーチングに出会い、
人間関係や人生観の劇的な変化を体験。その喜びと感動を多くの人に伝えるべく、2004年、
プロコーチ・セミナー講師としての活動をスタート。
「ほめ方の極意セミナー」を主宰する「ほめ方の伝道師」として、新聞、テレビ、ラジオなどの
メディアからも注目を集めている。
発行しているメールマガジン「1日10秒・人脈力コーチング」は、
「まぐまぐ大賞2008」ミニまぐ部門第1位を獲得。現在はほめ方を中心に
コミュニケーションに関する講師として活動する他、著作物の執筆、
コーチングやNLPなどを応用した、コミュニケーションスキルアップのための
個人コンサルティングも提供している。
著書に『図解入門ビジネス 最新 コーチングの手法と実践がよ〜くわかる本』(秀和システム)
『あたりまえだけどなかなかできない ほめ方のルール』(明日香出版社)
『自分のスゴさにまだ気付いていないあなたへ』(アメーバブックス新社)
『口ベタでもうまくいく!ほめ方の極意』(講談社)がある。
◆ 谷口祥子さん 公式サイト ビィハイブ/BeeHive
http://bee-hive.biz/
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≪水野≫ 今日は「口ベタでもうまくいく! ほめ方の極意」(講談社)を
2月24日に発売された谷口祥子さんにお話を伺います。今日はよろしくお願いします。
≪谷口≫ こちらこそよろしくお願いします。
≪水野≫ 谷口さんの現在までの著書は3冊です。
1冊目「図解入門ビジネス 最新コーチングの手法と実践がよ〜くわかる本 ―
変化してきたコーチング手法と考え方!」(秀和システム)
2冊目「あたりまえだけどなかなかできない ほめ方のルール」(明日香出版社)
3冊目「自分のスゴさにまだ気付いていないあなたへ」(アメーバブックス新社)
4冊目にあたる本書「口ベタでもうまくいく! ほめ方の極意」は、
既刊と比べてどのような特徴があるのでしょうか。
≪谷口≫ 1冊目は完全なコーチングの解説書でした。
コーチングの解説本というと、自分の所属する流派やセオリーに基づいたものが多いのですが、
「図解入門ビジネス 最新コーチングの手法と実践がよ〜くわかる本」は流派と関係なく、
コーチングをニュートラルに捉えています。
発売から1年経過後も新宿紀伊国屋本店で平積みにされるなど、好評を頂きました。
2冊目はほめ方のルール本で、色々な切り口や視点からのノウハウを101個掲載しました。
叱り方のノウハウも101個のうち15個掲載したことで好評をいただきました。
3冊目は自己啓発書で、私自身の半生を振り返り書きました。
若い方に私の失敗や苦労から得た教訓を生かしてほしいという思いをこめています。
今、苦しんでいたり、もう駄目だと思っている人を勇気づけたくて書きました。
≪水野≫ そして、4冊目が今回出版された「口ベタでもうまくいく! ほめ方の極意」ですね。
≪谷口≫ はい。2冊目の「あたり前だけどなかなか出来ないほめ方のルール」を出版してから、
毎月、「ほめ方の極意セミナー」というセミナーを開催しています。
実はそのセミナーに、講談社の担当編集者さんが、ツイッターを見て
こっそり参加してくださったのです。
懇親会の時に、「講談社の編集者です」と名乗られた上で「素晴らしいお話なので、本にしませんか」と
言ってくださいました。
いらしていると最初から知っていたら、緊張したのではと思います。
≪水野≫ なるほど。そのような経緯で出版に至ったのですか。
本書にはそのセミナーの極意がこめられているのですね。
≪谷口≫ はい。セミナーでお伝えしている7つの極意を中心にまとめました。
≪水野≫ 最近、私もある雑誌の取材で、デール・カーネギー著「人を動かす」(創元社)を
読み返したばかりですが、人を動かすための2大原則は「人を否定しない」「人を認める」というものでした。
本書も、「人を動かす」という部分で、デール・カーネギーの本と根っこが繋がっていると感じます。
≪谷口≫ すごいティーアップを有難うございます。
≪水野≫ 本書はコーチングや心理学の理論の裏付けがしっかりなされている本だと感じました。
谷口さんは2004年にコーチングをスタートされ、ほめることが大事だと気づき、
その後周囲の人との信頼関係を築けるようになったということが書かれています。
≪谷口≫ はい。私はコーチングを学ぶまで、コミュニケーションが得意ではなく、
人間関係づくりがとても下手でした。
≪水野≫ コミュニケーションが得意ではなかった谷口さんでも、
現在では、「ほめ方の伝道師」と言われるまでになっています。
その極意が詰まった本書は7章に分かれていますので、順番にお聞きしていきます。
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≪1章 ほめ上手になると人生が変わる!≫
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ほめることでの7つのメリットを紹介します。
1、相手が心を開いて本音を話してくれるようになる。
2、相手のやる気や能力を引き出す
3、目上に可愛がられ、目下から慕われる
4、叱った時に素直に耳を傾けてもらえる
5、人づきあいのストレスが減る
6、明るく活気あふれる職場になる
7、自分の気持ちが前向きになる
ほめることでこれだけのメリットが得られるということですね。
「ほめること、認めることは、相手の自発性を引き出すための重大なアクションである」という
言葉が目にとまりました。
谷口さんが、この第1章で特に伝えたいことは何でしょうか。
≪谷口≫ コミュニケーションというのは、習慣です。
世の中には、「自分はこういう人間だ」と思いこんでいる人がとても多いと思います。
コミュニケーション能力や人付き合いのスタイルというのは習慣によって変わります。
“まず習慣を変えることが、プラスのメリットをもたらすのだ”と言う事を伝えたくて、
本書を書きました。
≪水野≫ そうですか。
ほめるということには科学的な根拠があると書いてあります。
自然科学研究機構生理学研究所の定藤規弘教授らのグループが、
ほめられた時の人の脳内画像を撮影したところ、
金銭のような報酬を得る時と同じ「線条体」の部位の活動が活発になるとあります。
≪谷口≫ はい。ほめられるとなぜモチベーションがあがるかというと、
脳からドーパミンが分泌され、「快」の感情がもたらされるため、
人は再度その感情を味わいたくて、ほめられるような行動をとろうとします。
そして、ほめられた人もそうですが、ほめる人にもプラスの影響があるんです。
≪水野≫ なるほど。
相手の価値観やこだわりにジャストミートするほめ言葉は、
一瞬で相手の心を開くことができると書いてありますが、そのくらい効果があるのでしょうね。
≪谷口≫ はい。
私たちが一番心を打たれるのは、自分の存在そのものが認められた時です。
ですから、相手をほめる時は、外見や持ち物、雰囲気をほめるのと同時に、
「あなたに出会えてうれしい」など、相手の存在そのものや、
「あなたの仕事に対するこだわりに惚れ込みました」など、
価値観や信念をほめるとより効果的です。
≪水野≫ 37ページの<あなたの「ほめ力」診断テスト>は谷口さんが作られたのですか?
≪谷口≫ はい。この本用に作りました。
≪水野≫ 設問が20個、4つのカテゴリと傾向を分析してあり、凝っていますね。
≪谷口≫ このテストでは、人の話を聴く力を診断したり、
物事を客観的かつポシティブに見ることが出来るかどうか。
普段意識が自分に向いているのか、人に向いているのか。
論理タイプか、感情タイプかなどが分かるようになっています。
≪水野≫ とても興味深いテストですので、是非、皆さんにやっていただきたいです。
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≪2章 ほめ上手になるためのコミュニケーションの基本原則≫
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ほめ上手になるための、基本的なポイントについて教えて頂けますか?
≪谷口≫ はい。「相手の話を聴く」ことと「相手を観察する」ことです。
しっかり相手の話に耳を傾け、相手の身につけているものや、持ち物を観察したり、
話している時の表情や態度を観察することで、
その人が喜ぶことや誇りに思っていることが見えてきます。
そこを肯定し、ほめるといいのです。
≪水野≫ 相手に興味を持って話を聴き、相手が感じていることをきちんとキャッチする。
そしてそのことを伝えることが、相手との信頼関係づくりに必要不可欠だということが書いてあり、
なるほどと思いました。
他にも、アップタイム ダウンタイム なども興味深いです。
≪谷口≫ アップタイムとは、五感を外に向かって開いていて、
まわりで起こっていることをしっかりキャッチできる状態のことです。
ダウンタイムと言うのは意識が内側に向いていることを言います。
アップタイムの状態になると、相手の表情や声のトーンの微妙な変化に気づくことが出来ます。
そうすると、相手の変化に気づいて声をかけることが出来るようになります。
≪水野≫ 相手に関心を持つアップタイムの状態をつくることが、
コミュニケーションを良くするポイントのようですね。
2章で一番伝えたいことは何でしょうか?
≪谷口≫ ほめ上手になる前に、ほめられ上手になることをお勧めします。
ほめられると日本人は「いえいえ」と謙遜しますが、せっかくほめてくださったのですから、
どう答えたら相手に喜ばれるかを意識していただきたいです。
ほめられたら、「ありがとうございます」「うれしいです」という言葉で答えると、
「そんなことないです」と答えるよりも話がはずむでしょう。
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≪3章 さりげないのに効果抜群!「大人のほめ方」七つの極意≫
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≪水野≫
私は個人的に3章が一番好きです。
「間接ワザ」「ティーアップ法」「質問話法」「iメッセージ」「レッテル効果」「つぶやき戦法」
「シーソー戦法」など、どれも興味深いですが、この中から1つ選んで説明していただけますか?
≪谷口≫ それでは、「レッテル効果」について、説明させていただきます。
よく、小さい子どもに「○○ちゃんはいい子だから」といいますが、
これは「いい子」のレッテルを貼っていることになります。
以前、私があるセミナーに参加した時、信頼する講師の方に「谷口さんは愛の人だから」と言われて
とても嬉しく思いました。
その結果、何が起こったかというと、私は「愛の人」らしく振る舞おうとしたのです。
人は、レッテルを貼られると、その通りに行動したくなります。
例えば「水野さんは親切な人ですね」と言われるのと、「水野さんは親切な人だから」と
言われるのと、どちらがより強力に感じますか?
≪水野≫ 確かに後者の方が断定された気がします。
≪谷口≫ よく、公衆トイレにも「綺麗に使ってくださって有難うございます」と書いてありますよね。
「綺麗に使ってください」と言われるよりも綺麗に使いたいと思うのではないでしょうか。
人間は指示命令されるのが嫌いです。
「綺麗に使ってくださって有難うございます」と書いてあると、
自分で綺麗に使うことを選択したいと思うようになります。
良いレッテルを貼ることで、自然に人の良い行動を引き出すことができます。
≪水野≫ ティーアップ法も興味深いです。
≪谷口≫ ティーアップ法は、人に紹介する時のほめ方の極意です。
水野さんを紹介する時に「作家の水野俊哉さん」ではなく、「12冊もベストセラーを出され、
講師としても人気の水野俊哉さん」と言われた方が嬉しいでしょう?
直接ほめるのは照れくさいという人が多いかもしれませんが、紹介する時にほめるなら、
自然にできるのではないでしょうか。
ほめることが承認となり、お互いの信頼関係も深まります。
≪水野≫ 確かに紹介される時に良く言っていただけると、
その人が好感を持ってくださっていると感じられて嬉しいです。
≪谷口≫ はい。ティーアップ法のメリットは3つあります。
1、ほめたい相手に拒絶されることがない。
2、私のことをこんな風に思っていてくれたのかと喜んでもらえる。
3、紹介した第三者がその人に興味を持ってくれて話が盛り上がる。
いいことづくめでしょう?
これを習慣的に行うことで、自然に人が集まるようになり、円滑な人間関係を築けます。
≪水野≫ 読者の方に、ティーアップ法をどんどん取り入れてほしいですね。
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≪4章 上司や先輩を味方につけてどんどん出世するほめ方・実践編≫
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≪水野≫上司や部下を味方につけるためのノウハウの中で、面白いものを紹介いただけますか?
≪谷口≫ 職場では、「悪口に同調しない」ということが大事です。
例えば「○○さんって、最近評判が悪いみたいね」と言われた時に、
「そういえば、そんな話聞いたことあるわ」「私もこんなことされたわ」と同調してしまうと、
同じように悪口を言ったことになります。
「へえ、そうなの。何でそう思うの?」とまず受け止めてから質問をするなど、
内容に同調しなければ、被害をこうむらなくてすみます。
うまく世渡りしている人を見ていると、誰かの悪口に同調せず、中立の立場を保っています。
勢力関係が変わっても、自分にリスクが及ばないように生きています。
≪水野≫ 確かに、社内の派閥争いに巻き込まれると、失脚することもありますから。
本書には、悪口の聞き役になった時の対処法について、複数掲載されています。
読者の方の役にたつのではないでしょうか。
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≪第5章 部下があなたのために3倍働いてくれるほめ方・実践編≫
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≪水野≫ 「サンドイッチ法」「未来ぼめ」「そのまま承認法」などノウハウがいくつもありますが、
どれか1つ説明していただけますか?
≪谷口≫ 「未来ぼめ」について、ご説明させてください。
よく「ほめるところがない人はどうしたらいいのでしょう?」と聞かれることがあります。
そんな時私は「明るい未来図を描いてほめてあげてください」とお伝えしています。
「君は大物になると思う」「私が白羽の矢をたてた女性は、
皆成功するというジンクスがあるんだよ」など、未来のことをほめるのには大きなメリットがあります。
上司が部下の未来に期待することで、部下がその期待に応えようとし、自発的に努力を重ねる効果が期待できるのです。
≪水野≫ 本書にも掲載されているロバート・ローゼンタールが提唱した「ピグマリオン効果」ですが、
教師が生徒に期待することで生徒の成績が向上し、大きな成果を出したという実験結果があります。
未来をほめるというのは、とても大きい効果があるのでしょう。
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≪第6章 取引先や顧客の心をつかんで放さない ほめ方・実践編≫
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≪水野≫間接ワザの例を本書から紹介します。
1、営業先の担当者が不在の時に、上司に向かって担当者をほめる。
2、そして「田中さんがあそこまで良い対応をされる理由が、
上司の中村さんにお会いして納得しました」など、目の前にいる上司をほめる。
3、最後に、担当者が口にしていた上司へのほめ言葉を、上司本人に伝える。
この3段階での間接的なほめ方は効果がありそうですね。
≪谷口≫ はい。この方法を使うと、担当者と上司の関係が良くなります。
人の関係性を良くする役割をした人は、双方から好かれます。
お勧めの方法です。
≪水野≫ 6章は取引先や顧客との関係を良くするノウハウが詰まっていて、
ビジネスにすぐに役立つ章だと思います。
≪谷口≫ はい。是非、活用していただきたいです。
人は誰でも自分が勤めている会社に、多少なりとも誇りを持っているはずです。
相手がほめてもらいたいと思っているような、その会社の魅力や価値を伝えてあげることが、
ほめ上手への第一歩です。うまくポイントを掴んだ時は、相手の方が声の調子があがってきたり、
笑顔になったりすることで分かります。
また、これから取引をしていく訳ですから、
担当者の方が手掛けている仕事や企画などをほめるといいと思います。
≪水野≫ 谷口さんが書かれているように、営業の人は傾聴が大事だと思います。
相手が反応したポイントを見極めることで、その人の大切にしている価値観が分かるとのことですが、
冷静な観察力が必要ですね。
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≪第7章 それは困った! そんなときのほめテク活用術≫
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≪水野≫ 例えば、すごく攻撃的な人や、態度が大きい人への対応に苦労している人も多いのではないでしょうか。
クレームを言われたり、会議が脱線しがちの時など、ほめ方のテクニックを使うことによって対処可能でしょうか。
≪谷口≫ はい。私自身が体験したことなのですが、
攻撃的な人物に会うとつい「なんだこの人は」と過敏に反応してしまいがちです。
その不躾な態度に反応せず、相手を認めてあげるという寛容な態度をとることで、
相手の心を開くことができるのです。
私の体験談をお話しますね。
私がまだコーチングを勉強する前のことです。あるイベントに参加した際、
占い師の人と話したのですが、彼に「占いって統計学ですもんね」と言ったところ
「えっ?統計学じゃないですよっ」と意地悪そうに言われてカチンときました。
ここでひるむのもいやだし、反論するほどの知識もないし、攻撃するのは後味が悪いと思い、
「この人は、威張りたいんだ。だったら認めてあげればいいんだ」と瞬間的に察しました。
そこで私は、「へぇ〜!統計学じゃないんですね〜?じゃあ、いったい何なんですかぁ?」と
“興味津々”といった感じで目を大きく開いて聞いてみたんです。
≪水野≫ 谷口さんの目が大きくなった状態を、見て頂けないのが残念です。(笑)
≪谷口≫ こういう時は、目を開いて、興味深そうな顔をして、
素直に質問してみるのがポイントです。
相手は私が凹むのを予想していたのか、「あれっ?何なんだ?」という顔になりました。
「統計学じゃないのなら、何ですか?」と素直に聞いたので色々と説明してくれました。
自尊心が満たされるとたいてい、心を開くものなんです。
≪水野≫ ほめ方の匠ですね
≪谷口≫ 有難うございます。匠だなんてほめられると、とても嬉しいです。
≪水野≫ 本書を書く上で、苦労したことはありますか?
≪谷口≫ 資料を集めるのが大変でした。ビジネスマンが苦労するポイントを整理して、
実践で活用して頂けるように工夫しました。
ビジネス雑誌のバックナンバーもいろいろ読みましたし友人たちの著書も大変役にたちました。
≪水野≫ 本書の多様なシチュエーションを読むと、ビジネスマン向けに調査し、
書かれたことが伝わってきます。
≪谷口≫ 有難うございます。他には、ほめ力診断テストを掲載したいと思ったものの、
どのようなテストにしようかと悩みました。
≪水野≫ 37ページに掲載されている<あなたの「ほめ力」診断テスト>はかなりの力作ですので、
チャレンジして欲しいです。
ところで、今後の執筆予定などはおありですか?
≪谷口≫ 今年は2冊出版が決まっています。
1冊は、コミュニケーション全般についての内容で、三笠書房から出ます。
他にも、ほめ方についての本を1冊出版する予定です。
≪水野≫ 読ませていただくのが楽しみです。
ところで、谷口さんは、プライベートで息抜きなどは何をされているのですか?
≪谷口≫ 元々、バンドをやっていたので、音楽が好きですが、最近時間がなくてお休みしています。
今は家の近所をジョギングしたりでしょうか。今後はフルートなどの新しい楽器に挑戦してみたいです。
≪水野≫ 私も走るのが好きなので、どこかでお会いするかもしれませんね。
それでは最後に読者の方にひと言お願いします。
≪谷口≫ 今回の本の最大の特徴は、日本人向けに特化したほめ方の本だということです。
「秘すれば花」などと言いますが、日本人は、思っていることを
ダイレクトに伝えることをあまりよしとしない人種です。
本書には、ダイレクトな褒め方ではなく、
日常会話にさりげなく滑り込ませるほめ方を載せてあります。
≪水野≫ 谷口流「人を動かすほめ方」ですね。
≪谷口≫ はにかみ屋の日本人にうってつけの、日本人のためのほめ方本です。
≪水野≫ ビジネスマンはもちろん、学生の方や主婦の方まで広く読んでほしいと思いました。
人をほめることの効果を存分に教えていただきました。
今日は有難うございました。
≪谷口≫ こちらこそ有難うございました。
(構成 金子 美子)
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◆インタビュアー 水野俊哉
【プロフィール】1973年生まれ。ビジネス書著者。
著書一覧 「成功本50冊勝ち抜け案内」(光文社)「成功本51冊もっと勝ち抜け案内」(光文社)
「お金持ちになるマネー本厳選50冊」(講談社)「知っているようで知らない 法則のトリセツ」(徳間書店)
「「ビジネス書」のトリセツ」(徳間書店)「モテ本案内51」(ディスカヴァートゥエンティワン)
「誰もが無理なく夢を引き寄せる365日の法則」(きこ書房)「ビジネス本作家の値打ち」(扶桑社)
「マトリックス図解思考」(徳間書店)「徹底網羅お金儲けのトリセツ」(PHP研究所)
「ビジネス用語の常識・非常識」(双葉新書)
取材/日経新聞、日経ビジネスアソシエ、日経キャリアマガジン、日経WOMAN、ゆかしメディア他
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