2003年4月17日(木)
学校でポットラック(potluck)

晴れ(気温:最高1度/最低ー7度) 
4/18(金)はGood Friday (グッド・フライディ=キリストの亡くなった日、イースター前の金曜日)で、4/21(月)はEasterMondayでお休み、ということで、珍しい4連休です。

さて、今日は学校でポットラックをしました。ポットラックというのは持ち寄りパーティの事です。クラスの8割以上がカナダ生まれでないので、先生が「みんな自分の国の食べ物を持ってこれるかな?時間がない人は飲み物を買ってきても良いよ。」と呼びかけたのがきっかけでした。ところがなんと先生自身が「僕はベジタリアンなので、肉を入れない食べ物を作ってこれる人はいる?」と言うのです。びっくり。(@_@)先生は見るからにカナディアンという感じのがっちりした体格で、高校のホッケー部の顧問もしているそうです。ベジタリアンでもがっちりした体型は維持できるんだー。

私はクラス唯一の日本人でしたので、いなり寿司とおにぎりと玉子焼きを準備しました。やはり「日本の食べ物=すし(にぎり寿司)」とうい印象が強いので、持っていった方がうけるだろうと考えたわけです。とはいえ、にぎり寿司は無理ですし、第一生魚は食べられない人が多いでしょう。海苔巻きは慣れない人は海苔をはがして食べるし(紙と思うらしい。なので、カリフォルニアロールは海苔が内側の裏撒きも多い)、綺麗に作るのも難しいし、ということでおいなりさんにしました。韓国系の食材店でちゃんと日本製のちらし寿司のモトといなり調理済み寿司用油揚げが売っていたので、とにかくご飯を炊いて混ぜて詰めました。他にはご飯はごま塩(ふりかけがあります)を混ぜておにぎりにし、のりは巻かずに短冊状に切って持っていきました。あらかじめ巻くと剥がす人がいるかもしれないので。それと、玉子焼き。なんと、玉子焼き用の四角いフライパンが売っていたので、それを買って試しました。さすがに道具があると、時間がかかってもまぁまぁにはできるモノですね。しかし、ご飯は量が多かったので分けて炊いたのですが、鍋で炊いた方はべちゃっとして、炊飯器で炊いた方はちょっと堅い。私はご飯の水加減はどうもダメです。(-_-)

さて、そんなこんなで料理を詰めて割り箸を1パック(40膳)、英語の日本料理の本を2冊、小さい包丁、キッチンペーパーと醤油と塩の小瓶を一緒に持っていきました。お国柄にもよるのですが、食べ物に塩をバサッと振る人が時々いるので、薄味の和食をもっていくのにプラスの調味料があった方がよろしかろう、ということです。私の持っていったものに使われたかどうかは不明ですが、醤油も塩も使われていました。また、ケーキ丸々1個を持って来た人がいたので、包丁も重宝しましたし、キッチンペーパーも後かたづけ(水で濡らしておいて机を拭いたり)に役立ちました。
紙皿やプラスチックのフォークなどは先生が準備してくださいました。

20名弱に対して3合のお寿司と3合のおにぎりと卵12個分の玉子焼き(我ながら頑張った!)だったわけですが、8割方は片づいてホッとしました。また、「すしは、みんなの思うのだけじゃなくて、もともと酢を混ぜたご飯をそう呼ぶから、今日みたいにベジタリアン向けの茶色い袋に入ったすしも、すしの一種なの。」(本当はこれが言いたかった!こちらの人は「にぎり寿司」か「巻きずし」しか知らず、すしは必ず生魚を使うと思っている。私としてはこれを多少なりとも払拭したかった。)などというと、「へぇぇー。」と結構真面目に聞いてくれます。また、割り箸も結構好評で、持ち方を教えたり、話題の種にもってこいでした。面白かったのはアフリカから来た女の子が片づけ後に「箸のあまりがあったら5−6本持って帰りたいんだけど。。。」というので、喜んであげました。割り箸はアジア系の食材店で簡単に買えますので、あげても全然困りません。

他に食べ物を持ってきた人は
  • カナダ人の先生:(男性ですが、ケーキを作ってきてくれました)メープルシロップと天然の小麦を使ったケーキ。なんと、卵抜きなのだそうです。
  • 中国人:ケチャップ味のチャーハン(fried rice)とサラダ(salada)
  • 中国人:春巻き(spring roll)
  • イタリア人:マカロニ(macaroni)にミートソース(meat source)
  • アフリカ(地域忘れました):キャッサバとバナナの小さいようなモノ(焼いて)
  • アンゴラ人:トマト味の魚料理。ネギ様のものも入っていた。中華風の辛いソースを添えて。
  • イラン人:甘いおかゆのようなもの、サフラン(saffron)で鮮やかな黄色に。
  • イラン人:オリビエという名前のサラダ(ピクルスを混ぜたポテトサラダに近い?)
  • イラン人:リング型のケーキ。カステラの様な感じ。
  • ?:ファッジ(fudge)のようなもの2種 (※注記は下に)
  • イラン人:アップルパイ(買ってきたそうです)
あとはコーラとかジンジャーエールとか。
キャッサバ(cassava)というのは初めて食べましたが、「あまり甘くないサツマイモ」という印象でした。

片づけ後、各国の料理や食材について授業で話した際、「日本でよく使う2つの調味料は?」に「醤油(soy sauce)」しか出てこなかったのですが、本当は「みそ(soybean paste)」も言いたかった。

また、すしについては個別に質問され「にぎり寿司、巻きずし、ちらしずし、いなりずしとあって…」(あ、押し寿司を忘れた!)と言いながら料理の本の写真を見せたので話が早く通じて助かりました。(というか、相手が見たことのないモノを英語で説明するなんて、とっても私にはできません(-_-))

やはり、食べ物はコミュニケーションを円滑にするし、話のきっかけがいっぱいあるなぁと再認識した今日でした。それから、料理をなんて呼ぶか、というのに案外頭を痛めました。日本語の名前を言っても何だかわからないので、英語の呼び方をネットや手持ちの本で調べて、玉子焼き=rolled omelet/omelette いなりずし=brown bag sushi おにぎり=rice ballと言っておきました。(egg rollは中華料理の春巻きみたいなのを指すので使うのを避けました)なお、最後までおにぎりは「すし」と勘違いされたままでした。。。

※ファッジ:チョコレートにナッツやクリームなどを混ぜて固めたモノで、「甘いモノの固まり」という感じですが、こちらではよく見かけます。今日食べたうちの1つは里芋のような味がして(多分北米では食べないタイプ)、もう一つは忘れてしまったのですが、どちらも甘かったです。


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