日本に関するステレオタイプ (日本:その3)

ステレオタイプ(stereotype)というと、「○○人はこういうもの」みたいな型にはまった考え方をいうと思いますが、こちらの人が日本の習慣に関して考える場合、これがまかり通っているような気がします。

未だに日本人の大半はちょんまげ結ってキモノ着ていると思っている人が世界の中にいるそうです。(そういう人たちは工業先進国の日本を知らないのでしょうか?)ホントカナ?

突然こんなことを言い出したのは、とある学会の案内で「昼食時間に日本のビジネスマナーとエチケットについてのセッションをしますので、希望者は申し込んでください」というのを見たからです。

さて、どんなことを教えてくれるのか?と思ってみてみると

1.ビジネスマナー
 挨拶、名刺交換、服装、贈り物の受け渡し、時間厳守、社交辞令、会議の進め方、座席配置、していいことと悪いこと、面目を保つ

2.社交的および食事のエチケット
 招待を受ける、チップ、難しい質問に答える、初めてのものを食べたり飲んだりするとき、箸の使い方、食べ物を分けたり受け渡しするとき、特別な食べ物の食べる(ご飯、麺類、すし、スープ、てんぷら、お茶)、日本人のよく使うフレーズやジェスチャー

等など。うーん、これ、大事なこと忘れているような気がします。

郷に入っては郷に従え、ということわざもあるとはいえ、例えば北米の人が日本人と会うときや日本に行ったとき、日本人と同じように振舞わなければならないわけではないと思うんです。つまり「文化の違い」があることを知って、自分なりに失礼でないようにすれば、それは相手に伝わると思うので。第一、日本のビジネスマンが英語圏の人とつきあっている場合、むしろ英語圏の習慣に慣れていたりしますし。

「握手をする前(orする代わりに)に名刺交換をする」とか、場の雰囲気を見てあわせればいいことで、相手が名刺を出してこなかったら、無理に出す必要もないのではないかと。

ということで、もし日本文化に対して恐れを抱いている人がいたら、是非言ってあげたいのは「日本人と同じにする必要はなく、あなたが文化や習慣の違いを受け入れることさえできれば、恐れるようなこと(大恥をかく)はまずありません!」と。

例えば、そば類はズズッと音を立ててすするのが粋、みたいなところはありますが、普通は(日本でさえ!麺類以外は)食事中に音を立てるのはよろしくないので、慣れない人が無理やり音を立ててすすろうとする必要はないってことですね。(ま、こっちの人は麺類をすするのが苦手なので、いきなりぶつぶつ切っちゃうのって結構ありますが、それは許せないことでもないと思います。お互い細かいことにはこだわらない、譲り合いが必要ということでしょうか)

そういえば、学校の日本語のコースでも大抵「サバイバルビジネスマナー」を一緒に教えます、という一文がついていることがほとんどです。(サバイバルしなきゃイカンほど難解で、間違ったら致命的なの?日本のマナーは??)

最後はお互いの気持ち大事なので、気持ちの上で失礼がなければ、多少奇異なことをしたとしても、相手に対して失礼にはならないと思います。

みなさんはどう思います?

(2004月9月10日記)

※上記はみん”の個人的経験に基づく素人的考察です。
間違い等はご指摘頂ければ修正します。


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