発音問題 (英語:その9)

以前、日本人の友達を車に乗せて、たまたまB'zのCDをかけていたら「これ、なんて言ってるか、英語も日本語もわからへん。」と言われました。言われてみれば、独特の癖はあるのかな、と思っていたところ、「日本人が思う英語っぽい発音て、実際の英語の発音と違うやん。」という話になりました。

もちろん、日本人でも綺麗な英語で歌える人もたくさんいます。(ドリカムの吉田美和は発音が良いと友達は言ってました)でも、ロックやポップスの歌手で「それらしく」格好をつけていても実際の英語の発音とほど遠いというのはよくあるようです。残念ながら、私はまだそれが判別できませんが、友達の話によるとこういうケースは
  • Lは巻き舌ではないが、RもLも巻き舌で発音する(不必要なところにRの発音が入る)
  • 語尾をいい加減にする(流暢そうに聞こえるように?)
  • イントネーション(音の強弱)が正しくない
というのがよくあるようです。

LとRが発音し分けられないと、walkとworkの区別が付かないのだそうです。巻き舌を多用すれば英語っぽく聞こえるというのは、どうやら勘違いのようです。
また、語尾がいい加減になると、名詞では単数複数、動詞では時制が不明確になってしまいます。

そう言われて、自分で短い英文を読んでテープに吹き込んでみたところ、発音と語尾の曖昧さ(舌足らずで子供っぽく聞こえます)と、カタカナ発音の多さ、強弱のなさ(平坦な発声)にビックリしました。

で、その友人に「発音を直すにはどうしたらいい」と聞いたところ
  • 歌をまるごと覚える
という方法を挙げてくれました。これは歌詞カードを見ずに、”聞いたまま”に発音できるようになるまで聞き続けるのだそうです。ちなみに、彼女自身も1曲聞き続けて発音を直したそうですが、人に「そういえば、発音よくなったよね。」と言われたのは続けて3年くらい経った頃だったそうです。
また、彼女の日本にいた頃の知り合いで、英語の発音がいい人というのは歌か映画で耳から英語を覚えたひとだそうで、時間がかかっても耳から覚えることは効果は大と言っていました。

さらに、普段気を付けるとしたら
  • ゆっくり発音する(流暢じゃなくてもいい!)
  • 一つ一つの単語(各音の発音)をしっかり発音する 例えば、センキューじゃなくてセェンク・ユー
  • 発音、口の動きや強弱はオーバーに
といったことを挙げてくれました。

発音が気になったので、たまたま持ってきた雑誌(「日経ウーマン」の英語特集)の付録の英語の発音CD(UDA式)を聞いてみたのですが、ここでようやく日本語にはない発音が英語にはたくさんあることを再認識しました。

UDA式というのは、「30音でマスターする英会話」というホームページ(および関連書籍)の鵜田 豊(うだゆたか)氏が提唱する発音学習方式です。

30音一覧表 
http://www.uda30.com/30DVD/30D-map/30list.htm


このページは「カタカナ発音」からの脱却を強く訴えています。確かにカタカナ発音で表現しきれない音が英語にはあるので、もっともな話です。

興味のある方は「30音でマスターする英会話」
の「初めての方へ」
や「やさしい音読講座」
 1.はじめに
 11.耳から覚えるコツ
などを拾い読みされると良いでしょう。

付録CDでの練習は、真面目に口を動かすと10−15分くらいであごが疲れます。最初は各発音の口の形を真似して、鏡でチェックしながらやっていましたが、最近は通勤時に聞いているだけなので、そこまでしてません。
初めてから足かけ半年くらいですが、最近になってようやく多少改善された点があるような気がする程度で、全体として真っ当な発音からは、まだほど遠いです。(やっぱり3年はやらなきゃ、ダメかな?)

でも、CDを聞いて、息が「シュッ」と出る音(”space”のs)など、英語独特の音が少し聞き取れるようになりつつあると思います。
日本人ではLとRがちゃんとできない、、、といった話を聞きますが他にもちゃんと発音できない、聞き取れない音はいっぱいあることにも気づきました。
私自身、現時点でLとRはまだ発音し分けられませんし、聞き分けも不十分です。


ということで、英語圏に住んでいれば発音が直るかというと、直りません。
聞く方は慣れるとしても、自分が話す方は意識して直さないと直らないのです。

よくある話は、移民として来た人が、英語のネイティブスピーカーと結婚して、自分はすっかりちゃんと話しているつもりだった。ところが、何かの拍子でビデオやテープで自分の発音を聞いて、こんなに癖があったのか、とショックを受けた、というものです。


。。。などと書くとまるで「発音ちゃんとできないと絶対ダメだ」と言っているように聞こえると思いますが、英語ネイティブではないので完全に直すのはほとんど無理でしょう。ただし、多少癖は残っても、ある程度は改善しないとダメだなぁ、と思ったわけです。

一つ一つの発音をしっかり勉強し直すのは、どのレベルの人にでもお勧めできると思っています。発音って意外にちゃんとできていなかったりするものです。私はこれをきっかけに発音記号がちゃんと読めないことにも気づきました。(うぅ、情けない(T_T))

(帰国子女でない方で)嘘だと思う方、一度自分の声をテープに録音して聞いてみて下さい。かなりの方が「え?こんなにヘタ?」とショックを受けると思います。


最後になりますが、いろいろアドバイスくれた友達に「私はちゃんと発音できないから、相当恥ずかしいなぁ。」と言ったら「英語がネイティブの人でもそれぞれ訛りがあるんだから、 癖を全くなくそうとする必要はないでしょ。」と言われました。
改善は必要ですが、完璧は必須ではない、ということですね。
先は長いですが、頑張りましょう。

(2003年5月25日)
(ひとりごと)
数年後、この記事にコメントが足せるほど発音がマシになっていると良いなぁ。 

※上記はみん”の個人的経験に基づく素人的考察です。
間違い等はご指摘頂ければ修正します。


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