◇ 柳生武芸帳 夜ざくら秘剣 1961年 東映 監督/井沢雅彦 脚本/結束信二

■ ストーリー・・

大和柳生の庄に保管されていた柳生武芸帳浮舟の巻が霞の忍者多三郎によって盗まれる。
裏で糸を引くのは土井大炊守。柳生家失脚を謀る彼は、武芸帳に秘密有りと家光に言上、事実を明らかにするために
柳生家江戸屋敷にある水月の巻を宗矩に披露させるようしむける。しかし松平伊豆守の助言もあり、件の武芸帳は
乱心した十兵衛が持ち出したと返答する宗矩。浮舟の巻も盗まれてはおらず、改めて5日以内に、2巻併せて持参する
と家光に確約する。
柳生家の運命を一身に背負い、あえて市井に出た十兵衛を追う霞の忍者達。さらには大炊守に雇われた剣客、
弓削三太夫が十兵衛の名を騙って辻斬りを働き、彼を窮地に追い込む。
刻々と迫る期限。果たして十兵衛は無事武芸帳を取り戻すことができるのか・・・!?

■ キャスト

柳生十兵衛(近衛十四郎)・永井信濃守(里見浩太郎)・徳川家光(山城新伍)・霞の多三郎(品川隆二)
清姫(花園ひろみ)・大久保彦左衛門(堺俊二)・霞の千四郎(尾上鯉之助)・弓削三太夫(阿波地大輔)

■ 感想

「柳生武芸帳」2作目。1作目の続きです。山城さんが超出世して家光になってる他はキャストもほぼ同じ。そして
めっちゃ面白い〜(*^_^*)
・・って、なんか毎回「面白い」しか言うてないような気もするんですが(^_^;、ホンマなんやもん(笑)
決してボキャブラリー不足では・・ありません・・多分・・・(;^_^A アセアセ…

んでもこんな素敵なシリーズ、一部のファンだけしか知らないとしたらホントもったいないなぁ。
幸いネット配信もされてるし、柳生ファン(特に十兵衛ファン)なら、絶対見ておくべきだと思います。
もう思い切り東映の回し者になりますぜσ(^^)、少しでも多くの人に見て欲しいから。
(そ・その割には大変偏った見方をしてるという話もありますが・・・(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;))

さてさて、今回は前作と比べてぐっと真面目、ほのぼの&ギャグシーンは少ないです。(そしてその少ない部分は
大久保のじい(笑)が一手に引き受けている気が・・(^-^))
時間も短かめなので一気に見られるし、個人的にツボなシチュエーションがてんこ盛りなのも嬉しい〜(*^_^*)

例えば十兵衛の名を騙る辻斬りが現れて、本物が町方に捕らえられそうになるだとか、兄の身を案じて探索にでた
ものの、案の定捕まってしまう又十郎だとか、土井大炊守の屋敷に変装して入り込む十兵衛(←しかもこの変装の方が
イメージ的に十兵衛っぽかったり(笑)。なんせ今作でも十兵衛の両目は開いているので)だとか・・で、映像的にも
萌え萌えなのに加え、ストーリーにも起伏ができてまさに一石二鳥状態。
ただ、唯一花見時のレビュー(^0^;)はちょっち長すぎるかも・・・?まぁ、これも東映らしいシーンではあるし、観客の
いい息抜きになったんだろうとは思いますが。

でもってますます冴えまくる近衛十兵衛の殺陣!!いやもう・・・格好いいのなんのって・・・(=●^0^●=)(=●^0^●=)
立ち回り自体も多いし、今回の悪役、弓削三太夫相手にはまたまた無刀取りを披露。(この、三太夫を演じる
阿波地大輔さんて、近衛さんのお弟子さんですよね?緊張しなかったのかな(笑))
前作は室内だったけど、こちらは外なのでいや増す迫力です。
加えていかにも東映らしい、永遠に続くかと思われるラス立ち!!もう二刀流で斬りまくり!!

そんな殺陣シーンでのあの引き締まった表情と、普段のちょっとしたリアクション時(彦左に、早く清姫を嫁に・・と
言われて、ちらっと彼女の方を見るところとか・・)の可愛さとのギャップがめちゃいいんですよ〜(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)
う〜〜ん・・・完璧ファンだわこりゃ・・・f(^ー^;

あと、品川さんの霞の多三郎もか〜な〜り、格好いいです。忍び装束も決まってるし、なんのかんの言っても
あの髪型が・・・(*^_^*)
そうそう・・今回なんと千四郎が登場しました。んでも多三郎より年上に見えるぞ・・と思ってたら、「兄者」と
呼ばれてた・・・(^_^; ここら辺、深く考えるのは止めにしたσ(^^)です(笑)
に・・・しても霞の忍者、前作で多三郎以外全滅っぽかったのに、今作ではまた大勢いましたよね(^o^)
・・こんなトコつっこんじゃいかんのかいな(笑) ま、きっと隠れ里に残ってたんでしょう・・・つ〜ことで。

里見さんと山城さんも変わらず二枚目どころをこなしてるし、忘れちゃならない女性陣。特に清姫。
好きです彼女の性格(^-^)。勝ち気で一途で、決して飾り物っぽくないんですよ。今作で十兵衛とのカラミは終わり
なんですが、マジ結婚したトコなんてのが見たかったかも・・・(*^_^*) ちょっち残念です。

という訳で。
この1&2作目、続き物としてとても良くできていて、とっても楽しませてもらいました
(しかもほぼまっとうな見方!?で(笑))
次作は一旦武芸帳から離れるみたいですね。一応「十兵衛暗殺剣」以外は入手できたので(って・・一番評判の
良さげなやつがまだとは・・(^_^; 尤もこれはかなりハードっぽいのでσ(^^)に合うかどうかは謎ですが・・)、今後
見ていくのがますます楽しみです(^-^)



2008/7/5 鑑賞

   

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