minimi 北スマトラをゆく!(タイトル)




11.モスクでの出来事


オート三輪toyoko
車の床下は走ってる地面がまる見え。
妙なスリルが。
落とし物に注意。
買い出しも終わり、辺りはすっかり夕方のラッシュ。
さてこれからどこへ?
3人意見一致で、大きなモスクへ。
なんだかモスクへ行きたくなる不思議な気持ち。

ここでまた初めての乗り物!
オート3輪車。
名前は『
TOYOKO

しかし、なぜにトヨコ。
日本製の昔の自動車なのか?
トヨタからきてるのか。
日本の名前にあこがれて?(それはないかな)
それにしても古くさく、かわいいこの車に似合った
名前だこと...。

もう少しでbuka puasaの時間だ。
       (buka : 開ける  puasa : 断食)
ようやくその日の断食が終わる。

モスクにはお祈りする人、断食開けのアザーン(祈りの言葉)を待っている人などが集まっている。
モスク脇に建てられたテントにはござが敷かれており、誰でもそこで休むことができる。

おじいさん、おばあさん、子供を連れたお母さん、小さい子がいる家族、若いお嬢さんたち、みんな穏やかな表情でくつろいでいる。
知らない人同士でも自然と話に花が咲く。
そしてそこに座っていると、断食開けの喜びを心から感じることができるようだった。

テントのそばには暖かい
te manis(紅茶)とnasi campur(おかずが混ざったご飯)が用意されている。
これは毎日、断食開けの時にモスクに来た誰もが口にしていいものなのだ。

すごい。
日々の食事が困難な、貧しい人たちへのものなのかと私は勝手に思ってた。

te manis

モスクのテント
白い服を着た係りの人達が炊き出しの用意をしてくれる。

アザーンの後、それぞれが感謝のお祈りをして食べものを口にする。
自分たちで持ってきた物とモスクで用意された物を食べる人もいる。

私たちが飲み物を頂いてのんびりしていたら、そばにいたおばあさんがバナナをくれた。
また、違うおばさんからはお菓子を頂いた。


与え与えられるということが自然に行われるこの国で、いつも私は与えられてばかり。
いつかはきちんとお返ししなくっちゃ。


すっかり日も沈み、ライトアップされたモスクのミナレットが
きれいに夕闇に浮かび上がっていた。
モスクはほんとにきれい。




帰り道、空きっ腹に
sate padan
お肉の串焼き。

タレはいつものピーナッツソースだが、
この『padan』
という地名が付いたものは、特に辛くて有名なのだ。
でもそれがまたおいしんだわぁ。
「ひぃふう」言いながら、夜の屋台で至福の時間が
過ぎてゆく。
mosjit raya ミナレット
サテ パダン



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