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楽しかったBukit Lawangをあとに私達の車は、青々とした田園風景の中を走り抜ける。 時々の雷雨。 そして、スコールのあとの晴れ。 不安定な天気の流れは、風の暖かさや匂いでわかる。 ん〜、やっと自然児に近づけたかな...。 匂いでわかると言えば...、この匂いも強烈だ。 Durian 「ドゥリアン」。 (なんか展開に無理があった??まっ、いっか。) そう、果物の王様である。 Bukit Lawangは森の中。 Durianの木も森の中にしかない。 初めて見た、Durianの木。 すっごい高い。 ビルにしたら7、8Fはあるかも。 (実際は3、4Fくらいらしい) 遠くからでも実がなってるのがハッキリ見える。 あんな高いところにあるのにどうやって採るんだろう...。 椰子の木と同じで、人か猿かが木に登るのかな。 やがて道沿いには、何件かのDurian販売所が見えてきた。 たいていのインドネシア人はDurianが好き。 ましてや町に住んでいる人にとって新鮮なものを安く買えるとなると、自然と心が弾むってぇもんだ。 車の中はDurian談義で賑やかになる。 そしてお姉さんはアタシに、 「はじめは車から降りないよ〜に。値段交渉終了後ならOK!」 それはもう十分承知さっ! だいたい値段は都会で買う1/10くらいと言っても大げさじゃないだろう。 そんだけ違うんなら、変に日本人値段になっちゃぁ悔しいからね。 これがDurianだっ。けっこう早く交渉終了。 それを待って私がいそいそと車から降りると、お店の人がDurianの試食を私に勧めてくれた。 「いや〜、残念だな〜。Durianは食べられませんのだ〜。」 そうなんです。 アタシはDurianがキライなの! 8年前、バリで初めて食べた時から。 あの玉ねぎとニラが腐ったようなガスくさ〜い匂いが...。 でも、食べたらもっとすごかった。アハハ。 なんとも言えないヌバ〜とした感触と、くさ〜い匂いのハーモニー。 口の中に充満し、思わずこみ上げそうになった。 そして、その初Durian体験の時のこと。 車のトランクに入れたたった2個のDurianは、まるで生き物のように車内に容赦なく襲ってきていた。 アタシは車酔いと同じ症状になってしまったのだ。 もっとも空腹だったせいもあるが... それ以来、Durianは全然ダメ。 なんでも食べるこのアタシが。 食べられないものがあるのがヒジョーに悔しい。 が、前と違うぞ、今のアタシ。 だってぇ、もういい加減インドネシアの味にも慣れたし、好きだし、今ならDurianも好きかも! お姉さんたちが選んだ、おいしそうなDurianを車の後部座席の下に入れていく。 (おいおい、こんなに一杯かよ) 帰りの車の中で耐えられるかどうかアタシはとっても不安。 全部で20個くらいのDurianが座席下に収まった。 わぁ〜、家族が多いからって、親戚が来るからって、どっかの知らない人がいつの間にか家にいるからって、そんなにたくさん...。 |
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