minimi 北スマトラをゆく!(タイトル)




16.ドゥリアンを開けるゾ


 アタシの予想通り、車の中はDurianの臭みプレッシャーで一杯だ。

あっ、でもなんか違う。
すっご〜い、イイ匂いじゃないかっ!

ゼンゼン大丈夫デス。
自分の味覚が変わったのか、やっぱりインドネシアの匂いに慣れてしまったのかな。
とにかく、い〜い事だ。
これなら今度こそ食べられるかもしれない。


雨上がりの夜空には、大小の星がびっちり瞬いている。
今まで調子よく走っていた車だったが、ここに来てどこか変。
Durianの匂いにやられたか?!

道ばたに車を止め、修理をする親戚のおじさん。
なかなかスムーズにいかないらしい。
自分も車を運転するが車のことはさっぱりわからず、何も手助け出来きない。

車に限らず、こっちの人はなんでも自分で修理してしまう。
多少部品が足りなくても、何かで代用したり自分で作っちゃったり、とっても器用だ。

車の修理の間、私達は近くのモスクへトイレタイムに。
そこにに住んでる人たちは食事時にも関わらず、私達を歓迎し中へ導いてくれた。
いろいろ話しているうちに、どうやらそのモスクの人とお姉さんの家族が同じ民族だということがわかった。

そうとわかったら民族の連帯感は何かと強い。
知らない同士でも、ただそれだけで「親戚」に変わってしまうのだ!
これ、アタシが感じたここの国の七不思議のひとつ。
これはおそらく、永遠に解決される事はないだろう。

モスクの人たちは私達が帰る時、「チョット少し待ってて」と言って外の畑の方へ行き、
何かを持って戻ってきた。

腕から落ちそうな程のDurian。
ナント、手土産まで頂いてしまったのだ。
ただトイレを借りて、ちょこっとお話しして、同じ民族だっただけなのに。

しかも!!
アタシは自分の不注意でモスクの壁の一部を壊してしまったというおまけも付いてたのだ。
(修理代はお姉さんが置いてきてくれました。トホッ)


それなのに、あ〜それなのに〜。
なぜこんなにやさしのでしょう。
この国にいると、こんな人たちに度々巡り会う。
そのたびに、
(いつか必ずお返し致します)
と心に誓うminimiなのだ。

さぁさぁ、いよいよ出発。
家では私達の帰りを首をなが〜くして待っている家族がいる。
ホントは、舌をなが〜くしてが正解かもしれない。

みんな、みんな、だぁ〜い好き!
Durian
を待っているのだ〜。

やっとこさ家についてワイワイガヤガヤ。
たくさんの果物の周りに集まったみんなは、はやる気持ちを押さえきれずDurian
に直行。

しかし
Durianは周りに棘があり、うまく開けるのはチョット難しい。
そこで名人登場!

buka durian



Durian
開け名人、10番目のお兄さんが華麗なナイフ裁きで次から次とDurian
を開けていく。
isi durian




でたぁ〜!これが
Durianの中身だよん。
みなさんのチョ〜幸せな顔を見てると「おいしんでないかい?」と思ってしまう。
そこで3度目、minimi Durianにちょ〜せ〜ん!

「....。」

やはりダメだった...情けない。

「あたしゃぁ、みなさんの満足な笑顔を見てるだけでお腹いっぱいさっ」
と負け惜しみを言いながらこれまたウマイ、マンゴスチンを頬ばるのであった。


Durianを食べるにあたってのご注意

・食べ過ぎるべからず
  =頭痛でひどい目に遭う
・お酒と一緒に食べるべからず
  =死ぬかもしれない

以上、インドネシア人から聞いたこと。
みなさん、
Hati-hati ya! (気をつけて!)




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