ときどき日記9


●2003/10/22  HP開設1周年を迎えて

おかげさまでHPを開設して、10月20日で1周年を迎えることができた。最初は、そんなにマメに更新とかできるかとっても疑問だったが、結構できてしまって、自分でも驚きだ。そんなに山行回数が多くないのも幸いしているのだろう(笑)


もともと学生時代から、コースタイムとか山日記を作るのが趣味だった。山はよく言われているように、計画するのが楽しくて、実際に山に登って楽しんで、後から記録を整理したり、読んで楽しむっていうのの3つの楽しみがあるという。


社会人になってからは、コースタイムだけはつけていたが、なかなか記録を作るのができていなかった。コースタイムもいい加減なメモ用紙とかに書いたのもあって、失くしてしまったのもあった。さすがに海外に行った2回の山行はきっちり作っていたが、日本の山は特に仕事が忙しかった時の頃の山日記は全くない。


HPを作ってからは、実は自分のために作っている部分も多いけど、きちんと記録がそれなりに整理されてきて気分がいい。もちろん、誰かが山に行くときののお役に立てればもっと嬉しいって思ってレポを作っている。


自分のHPで心がけていることは、一応山行記録として発表しているのだから、コースタイムはきちんと入れるようにしている。正直な話、あんまり速く歩けているわけでもないし、随分遅い奴だなあって・・・呆れられているかもしれない。しかし、「記録」である以上は、一応ある程度は時間は記入しておきたい。そうでないと、単なるエッセイ、単なる自己満足ってことになってしまうからだ。


他の人のHPを見る時に、この人はいつもどんな感じで山に登っているのかってことを是非気を付けて見て欲しいと思う。自分とは体力や経験が全く違う人の記録なのだから、「この何割増し、あるいは同じぐらいで大丈夫かな?」ということを常に念頭において読んで欲しいと思う。あくまでも、他人が登れたから自分も同じように登れるっていう風には思うようでは困る。 


よって、そんな参考にして頂くために、あえて恥ずかしいんだけどコースタイムを載せてます。本当はもっとウサギさんのように速足だといいんでけど、せめてウサギさんにあやかるようにウサギさんの仮面をつけて、「MINMINの麗しき山旅」を今後も頑張ります〜〜♪

★今後とも宜しくお願いします★



2003/10/24  栄枯盛衰

たまたま仕事の関係で、芸能人のギャラを見てしまう機会に接した。あるイベントに関係する資料だったのだが、ステージに立つのはせいぜい30分とかそこら? 事前のリハーサルとか考えても1日仕事ではなく、半日とか数時間の拘束程度ではないかというような仕事である。


一番凄かったのは、一番今売れっ子とも言えるAさんである。確かに若い女の子なんかに絶大の人気を博していて、作詞作曲もする(たぶん)し、ファッションなんかも彼女の独特なものが流行していて、まねしている人も多い。そのギャラなんだけど、「う〜〜ん、絶句☆★☆★〜〜」っていう金額だった。たった数時間なのに・・・・。


その額は、露骨には書かないが、例えば主婦の人の配偶者控除内の収入ならば1年間の収入以上。男性の方ならば、恐らく2000万円以上の年収の方(こんなに稼ぎのいい人は、サラリーマンならば超一流企業でも取締役ぐらいしかもらっていないのでは?)の1ヶ月の月収ぐらいって感じかなあ? 自営業の方ならば、かなり儲かっている開業医クラスでないと駄目だろう。その方々の1ヵ月分の月収を瞬時にして稼ぎ出すということだ。


たまたま、第二ゲストとして、私の昔から割りと好きなBさんも出演するようだったのだが、その人はちょうどAさんのギャラ10分の1の値段だった。彼女も作詞作曲で、かなり多くの人に曲を書いてあげているような人で、派手さはないけど、もう20年ぐらいは着実に活躍している。Aさんのギャラだと、まあ新入社員の初任給の額から税金を全部引いたような手取りに近い金額っていう感じで、まあそんなもんであろう・・・という金額だった。


芸能界は、普通じゃない世界というが、やっぱり普通じゃないよなあ。。。。 やたらプライバシーがないみたいな部分もあるけど、確かにプライバシーも売って商売しているような感じもあるので、成功報酬が高ければ、リスクや犠牲も高いのは当たり前か?(あまり過度のものはどうかと思うが) 


私がこんなことを仕事で担当しているだ〜〜って話したていたら、後輩の同僚が考えさせられる話をしてくれた。


後輩は、友人にマスコミ関係者がいるらしく、その情報だと、Aさんは、仕事の話をするときでも、「直接は口を聞いてはならない」そうだ。全てマネージャーなり、しかるべき人を通して話をしなければならないのだという。口を直接きけるレベルの人間層は、かなり上の層とか、自分のお気に入りの人に限られるという。


その友人の人はテレビ局等のスタッフサイドの人間で、Aさんが仕事の打ち合わせの際に、全くAさんが話を聞いていないようで、かつやる気のないそぶりがあまりに酷すぎたので、たまりかねて、本当はマネージャーに言うべきだとはわかっていたが、「ちゃんと話を聞いてください」と直接本人に注意したところ、逆切れされたそうだ。本人がミーティーングの輪の中にいるのに直接話をするなとは、あまりに変! Aさんは、全くの子供でぷっつんきちゃって、その後なだめるのが大変だったらしい。。。


本人を目の前にして、直接話をしてはいけないなんて、まるで、大昔の古典で、お姫さまの前では必ず御簾を隔てて対面しなければならない・・・そんなシーンを想像してしまった。自分を何様だと思っているんだ〜!そうさせている周りの人達もいけないし、何よりも本人のプロ意識、仕事に対しての姿勢がなっていないと職場では結論となった。


結局は、そんな輩だったら、ヒットを飛ばせなくなったら、「御用済み」「はい、さよなら〜」と思う人も多くなってしまうだろう。自然と敵も多くなるだろう。


付け加えるならば、実はこの仕事の資料をたっぷり私に運んできた仲介となる50代のおじさまは、Aさんが超有名人といっても、名前さえ知らなかった(爆笑) やむなく「昔で言うならば、山口百恵さんや美空ひばりさん級の方なんですよ」と口添えして、ようやく理解して頂いた。そういう私も、最近は全然流行の歌には興味がないので、Aさんがどんな歌を歌っているのかほとんどわからないといえる。(全般に、最近の流行は大ヒットでも、若者の一部でしか実際はヒットしていないことが多い) 


ちやほやされていて、性格の悪そうなAさんが、あと何年持つか、とても興味があるところである。地味に細く長くやっているBさんの方に、私はどうしても心情的には応援したくなる。栄枯盛衰とはよく言う言葉であるが、まさに芸能界なんかは、それを感じさせる代名詞みたいなものであろう。奢れる者は久しからずや・・・・



2003/10/26  去年の長谷川恒男カップの話

約1年前、日本山岳耐久レース(通称ハセツネカップ、長谷川恒男カップ)に自分は参加した。知っている人にはとっても有名な山岳レースだ。大まかに言うと24時間以内で、東京の奥多摩の山々の約71.5キロを走破するものだ。ヒマラヤなどでの高峰の最終アタックには24時間ぐらいかかることもある。そのために登山を志す人に長時間歩行をする趣旨がそもそもの始まりだ。亡くなられ登山家の長谷川恒男氏の関係者の尽力のお陰である。今年で11回目を迎えた。


最近は、本来の趣旨の登山関係者よりも、むしろ陸上関係のアスリート系の人やトライアスロンの人の方が最近では好成績だし、人数も多い感じだ。また、登山の行為よりも、スピード大会の意味合いが強くて、ルールではゴミを捨ててはいけなのに平気で捨てる人や、規定量の水分を持たないといけないのに、最初の荷物チェックが終わると水をある程度捨ててしまう人も多い。


さて、このレースは途中で予備関門4時間、第一次関門9時間、第二次関門15時間、第三次関門21時間と設定されていて、その時間までに到達していないと回収される。自分は、そんなに健脚でないので最初から24時間は無理だと思っていたが、15時間ぐらいは山で行動できるようになれたらいいなあと思って、8月末の締め切りギリギリに申し込んでしまった。去年の夏は体調が今ひとつすぐれなかったが、秋になったら調子も良くなるかと思った上での参加申し込みだった。


でも、全然イマイチの体調で、なんだか駅の階段なんかも軽快に上がれなくて大丈夫かな?。 でも参加費用が9000円ぐらいと高かったこともあって、当日はやっぱり参加してしまいました。


レース当日は快晴で、午後13時のスタートだと思ったけど、道が渋滞している状態で、後ろの方を歩いている感じだった。最初の今熊山に登る所からが、本当の山道になるけど、「これだけ多くの人に抜かされるのも、初めての経験だなあ。みんな健脚だなあ〜」ってのんびり構えていたら、女性の人と男性の人が無線機を持って現れて、いきなり「あなたが最終ランナーです!」って言われてしまった。ガビーン〜!!☆☆ いきなり栄えあるビリである?! 私は幼稚園とか小学校の低学年までは背が低かったので走るのは遅かったけど、それでもビリから2番目ぐらいだったのに。。。(その後は、結構速くなって、学年でも何番って位には1キロ走は速かったけど。)


とにかく、心臓がドキドキしてしまって、足が上に上がらない。ラストを見守る大会役員のことをスイーパーって言うらしんだけど、スイーパーの人に顔を売っておくのも悪くない(なんのこっちゃ!!)なんて、自分を励ましてなんとか今熊山の山頂に到着


今熊山の山頂付近にトイレがあったので、そこに入っている方々がいたので、なんとかビリは脱出した。そこから先は下りはまあいいんだけど、やや登りになったとたんに完全に足が止まってしまう。全然走ることもできないし、なんとか予備関門にはビリではないけど、ほとんどラスト数番で通過。ちょうど無線のスピーカーが聞こえて「一名リタイア者がでました」っていうのが聞こえて、内心「これでビリでなくなった」(情けないつぶやき・・ほっ〜〜)


それから後のことは、まあ、書くに忍びないほどの話だ。夜道を歩くトレーニングとしては、なかなか独りでは怖いので、こういう大会で、テープとか貼ってある状態で比較的安心?できる環境で経験できたのは、とてもよかったと思う。(それでも結構怖いかな?レースも前の方だと人も多いだろうけど、ほとんど一人旅状態かたまにしか人が近くを歩いていなかった。トホホ・・)


穏やかな月夜の晩だったからよかったけど、樹林は鬱蒼としているし、道は明瞭とはいえ、間違わないように、(事実間違ってしまっている人達にも遭遇)気を配り、ヘッデンは2個準備していて、転倒だけはしないように注意した。


当日の体調は、ほんの僅かな登りともいえない登りでも心臓が壊れそうな動悸がして、ダブルストックと、さらには道の左右の樹木につかまりながら、必死の思いでなんとか亀の歩みで歩いたのだった。またまたスイーパーの係員に遭遇。私の体調をライトで当てて見て、まだ行けそうと判断したので、歩かせてはもらえましたが・・・。全然疲れているわけでもないし、足もまだ筋肉痛でもないのだが、とにかく心臓が壊れそう〜〜。ぐるじぃ〜〜


せめて記録が残るように9時間の第一関門にあと少しで制限時間内というところまで来た。元気な時ならば、ほんの一走りの距離なのに・・・。無情にも、10分前後の遅刻で、第一関門の制限時間には間に合わず。結果はビリから確か十数番目?(後ろには20名はいなかった)


しばらく全ての人が来るまで30分ぐらい待って、それから大会役員の人も一緒になって結構な人数で集団で下山。先頭の山岳会の役員の人が、山の歌を歌っていた。久しぶりに山の歌を聞いて心地よかった。浅間峠からは、本当に下るだけの道だったので、気分よく、安堵感を持って楽しく下れた。


なんとか、無事に?下山したが、ここからが実は大変だった。リタイア者を回収するための車が手配されていたのだが、すぐには来ない。段々冷えてきて、かなり寒い。私はトイレをしたくなって、一旦登山道を少し登ったが、少し登っただけで再び心臓はドキドキしはじめた。皆の所に戻ったら、急に目の前の大地がグルグルと大きく回り始めた〜 震えもゾクゾク〜。役員用のテントまで這うように歩いて行き、「大地が回る〜〜」って訴えていたところ、役員用の1BOXカー1台がちょうど用事で通りかかった。その車には幸いなことに1名だけ空きがあった。


皆の乗る回収車よりも先に下ろしてもらえることになった。中には、第二関門で体調を崩した人も乗っていた。武蔵五日市の市街まで通常40分位の道のりだが、もともと車酔いする私なので、メチャクチャ苦しく長く感じた。車の暖房のお陰で体の震えは少しは良くなったが、正直吐きそうな一歩手前でなんとか控えの場所に戻った。


女性控え室に戻って、シュラフの中に潜り込んだが、ずっと心臓の動悸が消えない。鼓動が100m疾走した後のようのが収まらない。ドクドクと心臓の動悸がいつまでも収まらないので、私は心不全にでもなってしまうのか・・・。3時間位は、ずっとそんな状態で、ようやく収まってきたのは、夜がやや白み始める頃だった。酷使しすぎた心臓は、本当に疲れて痛いような感じだった。それにしても、自分はこんなに体力なかった?ここまで動悸がするのは何故?完全に落ち込んだ週末だった。


ところが、週明けに出社した月曜日に突然、会社で健康診断の結果を統括する部署の看護婦さんから、緊迫した声で「大変です!すぐに来なさい!」という電話がかかった。すぐに行ったところ、ガビーン☆★☆★というメチャクチャな数値が出ていた。約1ヶ月前に受診した結果だったが、恐ろしく怖い数値だった。この結果が、大会前にわかっていたら、絶対に参加しなかった。しばらく負荷のかかる運動はドクターストップになった。


この惨敗から1年。もっと健康な状態になったら、病人状態でもなんとか第一関門のタイムリミット近くの時間で歩けたので、まともな体調になったら、せめて第二関門の15時間はクリアしたいな〜って思うのだけど・・・・ 


それにしても、健康診断って大切ですね。それと失くしてからわかる健康のありがたみを実感しているものです。




2003/11/01  路上の喫煙

今日の日経新聞の土曜日のNIKKEIプラスワンという別冊のカラーの冊子の表紙に、禁煙に関してのアンケートが載っていた。一番禁煙して欲しいところは、第1位が「路上」で、第二位が「横断歩道付近」ということだった。


幸いなことに、私の勤務先の千代田区は路上喫煙禁止の条例が制定されて、施行されたので、いたるところに禁煙マークが路上に書いてある。特に横断歩道付近が多い。


私は、全くタバコを吸わないし、煙も大嫌い、家族全員が吸わない。この前の松本からの帰りも喫煙車ならすぐに指定席が1席だけ空いていたが、禁煙車に乗るために2時間も!松本で時間つぶしを兼ねた食事タイムとなった。


タバコは自分の肺を真っ黒にするのなら、勝手に自業自得だけど、周りの人の間接喫煙となると話がやっかいだ。他人の煙ほど不愉快なものはない。遠距離に行く時に喫煙車にやむなく乗ると、ものすごい煙の量で、むせてしまう。気持ちが悪くなって、これならば、立って行ったほうがマシという気分だ。


一番信じられないのは、くわえタバコで路上にポイポイ捨てる行為だ。ゴミを平気で捨てるというモラルが私には理解しがたい。ちゃんとタバコの灰や吸殻を捨てられる所で吸う人、喫煙コーナーで吸う人に対しては、本人にとってはすごい精神的なリラックスにつながっているのだろうから、肺がんのリスクを背負って理解して吸っているのだから、それはそれで、効用というものである。そういう嗜好のことをとやかく言うつもりはない。


私は、数年前に渋谷の繁華街を歩いていて、若者のくわえタバコで、手に持って振って歩いているのに、自分の手が当たって、すっごく痛かった覚えがある。火傷である。それなのに、謝らないで行ってしまおうとするから、大声上げて謝んなさい!って言ってしまった。(逆切れ相手にされなくてよかった。)そんなこともあって、それからはとても路上喫煙に対しては厳しい目を持つようになった。自分が被害者になったり、子供の眼にちょうどタバコがあたって、被害が出たりすることを、よく考えて行動してほしいもんだ。

正しい場所で、他人の迷惑にならずに喫煙することを守って欲しいもんです。。。。路上喫煙禁止の運動が、いつまでも、風化されずに、この運動が全国につながるといいなあ。


2003/11/01  山での喫煙

街での路上喫煙を書いたが、そもそもこんなことを書こうかと思ったのは、今年の夏の山での話しが発端だ。


8月に、西穂〜奥穂を目指していたものの、雨で取り止めて、西穂山荘から急遽焼岳に登り、そこから一旦上高地に下山して、そこから、とぼとぼと雨の中を傘を指して横尾に向かって歩いていた。ずっと雨で、本当につまんないなあって歩いていたら、前の登山者が、傘を左手で持ちながら、右手でタバコを吸い出したのだった。私よりも20m位先を歩いていたし、やや暗い森の中の道だったので、はっきりはしていないが、明らかに吸殻を携帯用の吸殻入れに入れるような動作はなかった・・・・・。 その人は、少し前に徳沢で少し会話とも言えない会話を交わした50代ぐらいの男性だった。なんだか、とってもその人に対してがっかりしてしまった。


横尾山荘に同じく泊まったので、その後も何故かおじさんは、私のことを覚えてくれていて、何かと話しかけてきたにはちょっとうんざりしたが。。。


思えば、学生の時のサークルの先輩が山でタバコを吸っているのを見て、とてもおいしそうに吸っていたのが印象的である。(よく、お酒とタバコというけど、お酒を飲みながら吸うとおいしいのかなあ?) 全然わかんない私だけど、とにかく、山の山頂で本当に美味しそうに吸っているのを見ると、吸わない私からみても、リラックスして、いい雰囲気だなあって思ったもんでした。(それと、先輩が吸っている間は出発しないので、もう少し休めるなあ、嬉しいなあっ〜て思ったもんでした。笑 )先輩は、必ず携帯用の吸殻入れを出して吸っているので、これが山男のたしなみと思っていた。


確かに、今は、観光地気分でどんどん山に登山者が入っている時代だから、携帯用吸殻いれなんてことを全く考えない人達も相当入山しているのだろう。観光地ならば、ゴミ捨て放題、ポイ捨て自由って感覚の人がまだまだ多いだろうから。。。 何もカッコイイ吸殻いれでなくて、単なる小さな空き缶一個でできることなのになあ。。。(最近見た女性の携帯吸殻いれは、小型の調味料か何かを入れるごく小さな空き缶だった。)


でも、やっぱり山での歩きながらのくわえタバコは、山頂や休憩の途中での一服とは違って、はっきり申し上げて見苦しいもんでした。見たくないものを見たという感じでした。



2003/11/11  禁煙カー

前回、2コマにわたって、禁煙とか喫煙のことをネタに書いていたら、何故か書いた直後から、私の本業の仕事の方で、禁煙の件で振り回される自体になってしまった。今日の午前中にいたっては、仕事は、ほとんどそれで終わってしまった。(苦笑)


詳細は省くが、世の中にはタバコアレルギーの人が存在していることを初めて知った。私は煙は嫌いで、飲食店や列車では禁煙のところに座ることにしているが、アレルギーではない。あまりモクモクというのは困るが、微かに香る程度であれば、あるいは、いい香りならば、悪いとまでは思わない。(ヤニ臭いのは勘弁!) 今回仕事上、対応に携わった人は、タバコのにおいで、頭痛がするということだった。ふっ〜・・・。 (頭が痛かったのは、こっちだったりして。。。)  自分なりにベストを尽くして対応して、最後は、うまくいったからよかったけど、本当に参った〜〜〜。


そんな対応に追われていたらタバコをよく吸う人の何人かが、「自分の車の中では、絶対に吸わない」「家の中では吸わなくて、家の外で吸う」という人が結構いた。匂いがこもるからだろう。そういえば、以前住んでいた部屋は、前の人がヘビースモーカーだったみたいで、壁紙がかなり色が変わっていた。家の中で吸わないと言った人は、会社では喫煙ルームによく行って吸っている。でも、自分が住宅ローンを組んで建てたマイホームでは家が汚れることもあるし、子供さんにも害になるので吸わないんだそうだ。


なんだか、タバコを吸う人なのに、自分の家の車が禁煙カーっていうのも、なんだか自分にとっては、とても不思議に思ったけど、それもやっぱり車が大切だから、そうしているのかなあ?


ともあれ、禁煙騒動もなんとか収まりそうで、ほっとしました。
タバコの匂いが辛いというのは気持ちがわかるだけに、なんとかしてあげたかったけど、でも仕事上、無理難題をふきつけられたのは、なかなかシンドイものでした。やれやれ・・・・。



2003/11/17  キナバル山登山競争

キナバル山は、日本から一番近い手軽な4000m峰(4095m)で、日本からのツアー登山客も大変多いところだ。東南アジアの最高峰で、マレーシアのボルネオにある。たまたま、15日(土)に、NHKの衛星第二を見ていたら、途中からだったが、キナバル山の山頂を往復する世界一過酷なレースという触れ込みの番組があった。


初日は女性レース日で、雨で過酷で倒れている選手などがでてきたところからチャンネルを合わせた。高山病プラス極度の過労という感じだった。


翌日は男性のレースの日で、大変すばらしい天気に恵まれていて、観光気分で色々と素敵な画像が出てきて、写真では見たことあるけど、画像で見るとうーん、こういう所か!!って感心して見てしまった。


肝心のレースのほうだけど、普通の人ならば2日間はかけて15時間ぐらいをかけて登って降りてくるのが標準タイムらしい登山道だ。それを、なんだかすごいスピードで駆け上がって、駆け下って、恐ろしい人間技とは思えない感じだった。標高差はたぶん2000mぐらいあるのかなあ? それを男子は2時間後半代?女性は3時間40分位だったか? で先頭集団はゴールする。男子では、150人参加で、50人ぐらいがゴールする。制限時間は、男子では山頂に2時間半以内に登ることが条件のようだ。


優勝しそうな人には、事前にいろんな取材もされていて、世界には、山登り登頂大会が幾つもあって、そういうのがワールドカップみたいに、ポイント制になっていて、ワールドチャンピオンとか?いう感じの話も出てきて、はぁ〜〜ってため息でちゃう話だった。世界の山々をトップクラスの人は転戦して競い合うというもので、世界中のトップランナーが登場していた。


キナバル山は、下の方はジャングルの中を階段状の登り、上は岩の道で、岩のところをガンガンかけ下るのを見ていて、体が壊れないか心配してしまった。富士山登山競争大会は登りだけのレースだけど、下りも含めてのレースというのは、かなり高速で怖いぐらいのスピードなので、世界一過酷なレースというのもわかる気がした。


キナバル山は、日本から近くて、ビーチリゾートもあるので(スキューバダイビングをやる友達は、このまえ行ったばかりの所です)、登った後で、のんびり観光なんていうのも楽しそうなところで、気軽な気分でいつか行ってみたいもんです



2003/11/24  ボジョレーヌーボー

先週の木曜日の20日の日が恒例のボジョレーヌーボーの日。なんでこの日がワインの新酒の解禁日だか、下戸の私にはよくわからないけど、おめでたい日なんでしょう *(^O^)*


ところで、私の職場で、この日にとっても凄いこと?!が起こったのでした。先月会社の部署ごとのキャンペーン大会で、なんと私の所属の課がダントツの1位となったのでした。もし優勝したら、奢りましょうという所属のリーダーの一言で、メチャ頑張った次第でした。この所属のリーダーというのは、体調不良で定期的な通院を余儀なくされていて、結構難病らしく、本人の希望もあって、最近ラインオフした50歳代の独身!の超お金持ちの男性。都会の一等地にお屋敷を持っているらしく、前の課長時代にも大盤振る舞いで話題の方だった。ちなみに、バツイチでもなく、人柄もよく、うーん、容姿に関してはノーコメントという感じかなあ・・・。(ちなみに、本当の課長の方は、節約家で10年物位の中古車を乗っている人)


それが、今度のキャンペーンで、「(東京駅の前の)丸ビルの高層階で、豪華料理を奢るぞ〜〜!!」とリーダーが言っていたら、本当に優勝したので、あら大変! 丸ビルの35階と36階は、最低でも8000円以上のディナーしかないのだ! それが、なんと15人も女性ばかり☆★☆★ 社員に奢るのはわかるけど、仕事の内容の大部分が大量処理分野の人材派遣の人がメインなんで、その人達まで含めて奢るとは前代未聞! すごい太っ腹だ。


当日は、おフランス料理に、もちろんボジョレーヌーボーの高級ワインをつけて、36階でひとりコース1万円プラスワインなんで、たぶん20万以上の出費をされたようだ。


さすがに独身、やることが違う!それで、そのお味は?って書きたいんだけど、な〜〜んと、私のやっている仕事は、同じ課ではあるものの、全く違う仕事の内容で、キャンペーンでも全然優秀な成績でなかったし、もし奢るとしても、節約課長の配下なんで、何もなかったです。ざんね〜〜〜ん。丸ビル36階は、素敵な夜景だったそうです。自分は、6階までの普通の(と言っても、やや高めの)飲食店街で、ごくたまに行って我慢するしかないな。ラーメン屋さんも一応入っているし。(苦笑)


★後日談

私は15人を一度に連れて行ったのかと思いきや、当日どうしても都合がつかなかった人達が5人位いたそうだ。それでもって、第2弾として、後日太っ腹リーダーは2度目の丸ビルの豪華ディナーのご招待を行ったのだという。美女?達に囲まれて、2度も美味しいディナーを楽しめるとは、1度のネタで2度楽しいとも言えるのかな。 男冥利につきる?! さすがお金持ち氏は違うなあ。


2003/11/28  疲労凍死 

疲労凍死というと、要は疲れすぎて寒い状況に置かれ、体温が保持できなくなって死に至るものだ。夏山でももちろん発生する。山をやらない人だと、「何で夏に?」と思う人はいるかもしれない。それだけ山の上はやはり低温だ。


前回の「ボジョレーヌーボー」の日記の中で、丸ビルで祝賀会をあげたチームの一員が実は現在、この疲労凍死の件を担当している。(要は私は直接担当でない) 


今年の夏に、「この山って、ザイルとか必要な山?」と担当者から聞かれた。「もちろん一般縦走路の山ですよ。標高が2000mぐらいの割には、登山口の標高がとても低いので、相当キツイ登りだとは思うけど」と答えたことがあった。アイゼン、ピッケル等の登攀的なものや、冬山的な要素の場合は、割り増しの保険料を払わないとそもそも支払い対象にならない。亡くなられた方は、ごく普通の傷害保険にご加入の方だったので、このケースは一般縦走程度のレベルなので、その点はクリアした。


支障ない範囲で概略を書くと、地方の2000mぐらいの名峰、山頂には避難小屋有。7月下旬に60代の単独の男性が登山道の真ん中で死亡しているのが発見された。避難小屋まであと100m位の地点だった。男性は、ハイキングクラブに所属、コンスタントに山には登っていた。死因が疲労凍死。外傷はない。持ち物等にも特に目立った損傷もない。天気はあまりよくなかったようで、ガスに巻かれて方向を見失った可能性がある。ガスが濃いと100m先の小屋なんか、どこにあるかわからないも同然の場合も多い。


一口に保険と言っても、損害保険では、病気の類は支払い対象にならない。怪我と病気はその区切りが難しいが、損害保険の対象になるのは「急激・偶然・外来の3つ全てを満たす怪我」を対象とする。保険の世界は金融監督庁の許認可制に基づいており、病気は原則生命保険会社での取り扱いで、よって病気は支払い対象から除かれるのである(一部、海外旅行保険のようなものは許可されている)


疲労凍死を避けるには、疲労の蓄積を避け、自らの判断で適切な回避処置をとることが必要だ。(例えば、体調が悪かったら速やかに下山、無理な行動予定を組まない、装備等を万端にする、ビバーク体制を早めにとる等) 例えば最初から無理な計画では、「偶然性」もないし、事故は必然的?ともいえる。


秋になり、この件は、単独なこと、特に記録も残っていなかったことから、暗礁に乗り上げた。担当者の先輩が、私に再度山についての意見を求めてきた。実はこの時初めて、死亡の案件だと知らされた。


思うに、この山頂につながるルートには、細い稜線の滑落しそうな個所があり、過去に事故も発生しているような場所がある。仮にそういう所に滑落したような跡があって、なんとか辛うじてそこを脱出して、その直後死亡というようなケースであれば、「先行原因に事故性あり」ということで、支払える余地が多少は生じる。


よく、教科書的な問題に「雪崩が発生して、帰路がたたれた冬山のパーティーの人が凍傷にかかったが、支払えるか?」というのがあるが、これは、凍傷自体は「怪我」ではない(靴づれも怪我ではない。おかしいと思ったら、予防措置が取れるから怪我ではないのだ)が、しかし「雪崩という予測不能な事故が発生して、その状況から脱出不能に陥ったことに対して、事故性がある」ので、このような場合の凍傷は支払い可能となる。


今回のケースで、たとえば、道に迷って、やっと正規の登山道にたどり着いてというのが、客観的にわかるものがあれば、「道に迷った」先行原因に事故性があるので、支払える可能性がある。手帳にでも、死の直前に何かしたためてくれていれば、もしかしたら、良きように解釈する材料になったかもしれない。


ちなみに、食料もあったし、一応防寒着も持っていたが着てなかったようだ。恐らく、服を着る余裕までないほどに追いこめられての死亡なのだろう。ザックをあける余力までもなかったのだろう。(ツエルトはなし。火器類もない。)やはり、死に至る限界まで行く前に、自分の体力をよく考えて行動すべきとしか言いようがない。あと避難小屋まで100mだっただけに残念である。


最近多い、中高年の方々で先を争うように高い山や難しい山に軽装で登り急ぐ登山者像の一端を垣間見たような感じだ。命を守る最低限のツエルト等の携行と荷物の軽量化と、どっちが大切なものか、よく考えるべきだろう。。。 軽量化はとても大切だが、必要不可欠なものまでを持っていないのは問題である。


(なお、いわゆる労山の共済は、損害保険会社の扱う保険とは支払い対象が違う。それは、組織化された登山者集団の共済であるから、手厚い形である。たとえば、高山病は損害保険では病気扱いで支払い対象にならない。富士山では毎日大量な人間が高山病になるが、これを全て保険制度でヘリで運んだら会社は倒産してしまう。それに対して労山は山岳会の山行で、かつ事前に届けをした山行にのみ保障される仕組みなので大分事情が違う。あまり無謀な山行はないという前提なのだろう




2003/12/15  罰当たりな話

世の中にはとんでもないことを考える人がいる。


というのは、ある人が子供を連れて家族4人で神社にお参りに行ったときのこと、お父さんは神社の境内で転んでアキレス腱を断裂してしまった。きっかけは、ちょっとした段差があって、そこにつまずいてしまったのだという。それで、神社を相手に「治療費よこせ」と文句を言ったんだとさ。神社といっても、例えば観光地に近いようなメジャーなところ(例えば明治神宮とかのすごく大きなところ)ならば、訪問者の数も半端じゃないぐらい多いから、それなりの施設には相当な整備も必要かと思う。またお賽銭などでもある程度潤っているだろう?から、それなりの設備を整えられると思う。それでも、神社だから、当然段差はどこでもあるもんだ。


訴えられた神社は、そんなに有名ではない、地元の人ならばちょこっと有名ぐらいの所らしい。段差があるのは誰でも見ればわかるところにあった。。。。 単につまづいたのは、あなたが悪いとしかいいようがないけどな。文句を言っているこういう親を見て育つ子供も、どんな子供に育ってしまうのか心配だ。


なんとも罰当たり、神様に何をこの人はお祈りしているんだろうか? こんな人には神様は何も言うこと聞いてくれないだろうなあ〜〜。神様は、よくよく下界の人のことを眺めているだろうから、ここでいくばくかの治療費をせしめることには成功しても、決してトータルで見るといいことないように思うんだけどな。


日本もいよいよ訴訟国家アメリカみたいになってしまうんだろうか?!