短信 

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 ・ 短信100 2003/04/19

 おかげさまで短信も100回目になりました。皆様に励まされて出来たことだと心より感謝申し上げます。
 いつの時代も人が何かである前に人間であることは間違いのない事実ではないでしょうか。私はこの短信を書き出してから、つくづく思うのです。今までいかに狭い視野で物事を見てきたか。芸人である事だけの思考力しか主に使っていなかったように思えてきました。私は色々なことに興味と関心をもつ人間でしたが、それさえも芸人である為の領域を超えませんでした。短信を出し続けることによって、それがはっきりと自覚されてきました。色々な資料を眼にし、色々な作品を手に取ってきたからかもしれません。
 芸人が芸以外のことを話しても、何にもならないのではないだろうか?専門外の皆さんが知りえない芸の裏話ではないけれど、そのような事を書くのが短信の面白さなのではないかと勘違いしていたことに気がつき、私は想いのたけを全部ぶつけだしました。
 これからも短信にご注目して頂ければ幸せです。近日中に、私の作品では無いのですが、「雪獅子」という曲を掲載いたします。この曲は芸大時代の恩師菊岡裕晃師の作曲なさった曲で是非お聴き頂きたく思っております。演奏は私が三味線を弾いております。

 ・ 短信99 2003/04/15

 前半の統一地方選挙が終わりました。注目されていた都知事に石原氏が圧倒的305万票を得て再戦されました。だから私は今が怖いと思います。防災訓練に自衛隊を本格的に投入した知事です。救急車の数は減らされていて、保健所も減らされていて、消防自動車も減らされていて、何が防災なのですか?保育所も株式会社が参入します。何処が明るい子供達の未来なのですか?多くの都民はそれを知っていたのだろうか?いずれは同じ年寄りになるのに、どんどん福祉が削られて来た事をみんなは知らされていたのだろうか?
 在住外国人、とりわけ中国人、朝鮮人、アジア人を敵視し、蔑視する彼の思想を皆認めているのだろうか?私は憲法を認めていない、等と発言する彼の思想を知っているのだろうか?閉経した女性は社会の害毒だと言う発言をどの様に感じているのだろうか?
 軍国主義者の首相と都知事。福祉切捨ての首相と都知事。
 今が頑張り時だと私は思う。将来の人々に不幸な青春と、犠牲を払わせ無い為に。
 80年にわたる証明つきの反戦平和の党の一員として。

 ・ 短信98 2003/04/12

 消費税は誰が何と言おうとも、どんな貧乏な人からも、どれ程御金持ちな人からも、皆平等に同じ金額の税金を取ります。じゃがいも1つしか買えない人から何故税金を取る。比較的安い物でお腹を満たすそんな人からも。
消費税に賛成している人々は「仕方がない。じゃあ財源はどうする?無いじゃないか。平等に皆にひろく薄く負担して頂く。少子高齢化の時代、そうする以外ないではないか。」小泉首相はこうも言います。「共産党は給付は厚く負担は少なく、すぐそんな事仰るけれど、じゃあ財源はどうするんです。私だってそう出来れば良いですよ。財源の保障が有るなら。財源が無いからこそ将来にわたる制度維持の為に、皆さんから広く薄くご負担頂く」耳になさったこと有りますでしょ、たこが出来るくらい。
 高い給料獲っていて少しは頭を使えといいたいです。福祉とか教育とか文化等に関係する予算の時だけ、本当にその時だけ財源が無い財源が無いと言います。大銀行には湯水の様に税金を投入し、軍事費にも莫大な税金を使い、少子高齢化も、もう当たり前の事態として、解決出来ないことの様に云います。本当はそれは嘘です。充分に解っていて彼らは主張しているのです。子供は欲しくても教育にもお金が掛かるし、ともに働かなきゃ暮らしていけないし、赤ちゃんが出来ても育児休暇もままならないし、ましてや男性の育児休暇なんて認められない。こうした状態を解決していけば少子高齢化も解決していけると知っているんです。でもしないのです。大企業が儲からないから。
 大銀行大企業にはいくらでも税金を使うのに。でしょ、財源財源何てひと言もいわないで幾らでも出してきたではないとか思いませんか。

 ・ 短信97 2003/04/10

 私生活楽では有りません。芸をしていても生活の保障なんて何も有りません。ヨーロッパのいくつかの国ぐにでは、文化・芸術・芸能の分野に対しても補助制度があったり、もっともっと口を出さずにお金を出しています。日本ほど、口だけいっぱい出して補助は少しなんて国は先進国では最低です。何しろ大企業が儲からないことには関心も無ければなにも無い。効率化。最近よく耳にしませんか。およそ文化は非効率な分野です。効率なんか考えていて音楽も芝居も美術も決して生み出されません。そんな非効率な産物であるからこそ、人を癒し人を励まし、人に楽しさを感じて頂けるのだと思います。
 生活保護で暮らす人々にも、私の曲をきいて欲しい。たまには美術も楽しんで欲しい。それでこそ人間じゃないのか。それこそが憲法に定められている【必要最低限の文化的生活を保障する】ことの意味なのではないでしょうか。寝て・食って・糞をするだけじゃ人間じゃあない。そんな状態を何時までも続けていては人間の破壊になる。イラクを含め全世界中の人々に、本当の人間生活が、子供は学び遊び、大人は働くことを含めて人生を謳歌できるそんな時代が私は欲しい。富の再分配。税金はその役割を持っていますが、全世界的視野でも、富の再分配が出来れば豊かな国から貧乏な国へ、お金が流れていきます。国連憲章も豊かな国ぐにからは多くの負担金を、発展途上国からはそれなりの負担か逆に援助をします。ひとこと、アメリカは戦争の為ならいくらでも金を使いますが、国連負担金は永いこと滞納して納めていません。

 ・ 短信96 2003/04/07

 話を元に戻します。国民の多くが政治に求めていた物は、不景気からの脱却ときれいな政治だったと思います。まずしなければいけない事は何よりも政治改革でした。企業団体献金をなくす約束で、是が大前提で政党助成金が決められたのです。共産党だけはこの制度が憲法違反だとして受け取りを拒否しています。この制度が出来ても企業団体献金は全然無くなりません。無くそうともしません。「いちがいに企業献金を悪だとは思わない」日本経団連の奥田会長は恥ずかしげも無く図々しく「消費税を是から先1年に1パーセントづつ上げて行って最終的には16パーセントにしよう。またこれを支持する政治家には献金をしよう」ここまで言わせていいのでしょうか。余りにも酷いと思われませんか。この奥田という人はトヨタ自動車のトップです。1兆円も利益を上げている企業のトップです。更に言います。法人税(企業に掛かる税金)は年々少なくしよう。税金の中心を消費税に持っていこうとしているのです。これがよく耳にする直間比率を是正しようという主張です。後、騙されてはいけないことに消費税の福祉目的税かと言う主張です。何故か。福祉を良くしようと思えば消費税を上げなくてはいけなくなるからです。一見良さそうな意見ですが大変な事になります。この主張の最大の弱点は、何故福祉なのかを説明出来ないことです。消費税はこれから軍事目的税とする、何て言ったら皆が反対するからです。福祉目的税か何て言ってる人たちはちゃんと解って言っているのです。庶民の敵ですね。

 ・ 短信95 2003/04/05

 大島なんとかと言う大臣様がヤット辞任しました。なんの何のまだ小粒こつぶ。中々辞任しないで秘書のせいにする等昔と変わらずですね。小泉さんは中々鷹揚な方で、自分の党の誰彼さんが何かしでかしても「御自分で責任を取るでしょう。政治家なんだから」。だから危ないってんですよ私は。
 ちょっと話は変わりますが、9・11の後で、飛行機に持ち込んではいけないリストがアメリカで出来たそうです。ちょっと何例か書きます。銃、ナイフ、小型カッターナイフ、爪切り、編み棒、鉤針、縫い針、こん棒、コルク抜き、レターオープナー、ドライアイス等など。2001年12月22日。パリ発ボストン行きのアメリカン航空に乗ったリチャード・リードという男が、マッチで自分の靴に火をつけようととしたそうです。警察によれば、彼の靴にはプラスティク爆弾が入っていました。周りの乗客が気付き事なきをえました。でも、この事件の後もライターやマッチは持ち込み禁止になりませんでした。実はこの話はマイケル・ムーアというアメリカの映画関係の方で有名ですが、その彼が書いた本のプロモーションの時彼は開口一番にその話をしたそうです。サイン会が始まってそばに来た人が声を潜めて「私は議会に勤めています。実はガスライターは連邦航空局が作成してホワイトハウスに送った禁制品の原案の中にはちゃんと入っていたんです。ところが、タバコ業界がブッシュ政権に圧力をかけ、ライターとマッチを持ち込み禁止リストから外させたんです。彼らの御得意様(ニコチン中毒者)は、飛行機が着陸するやいなや、吸いたくてたまらなくなるんです。」かくして、ライターとマッチは禁止リストから外された。
 私は驚きました。いや その位な事はやるかもな。

 ・ 短信94 2003/04/03

 いかがでした、何か良いことありましたか? ご自分の生活の中で。
 自民党をぶっ壊すと啖呵を切ったのに、自民党は有ります。またその様に言わなければ国民の支持を得られない程、自民党は腐っていたしまた充分に今も腐っています。国民は永い不況と汚い金まみれの政治に散々踏みつけられ、もう我慢の限界だったのです。だから自民党をぶっ壊すと言う彼に多いに期待したのです。でも彼が壊したものは、一体何だったのでしょうか。『構造改革』と『規制緩和』をお経の様に繰り返し、公明党と共に進めてきた事は更なる大不況とリストラの嵐、一般庶民からの大増税、大銀行えの莫大な税金の投入、保険料の値上げ、更に75歳以上の方々からの新たな保険料の徴収、難病指定の段階的廃止、社会福祉等えの株式会社の導入。民間に出来る事はなるだけ民間にさせる。私も受けていた奨学金も育英会を廃止して民間金融機関に。国が責任を持たなければならないあらゆることも、出きる限り民間にやらせる。
 一体全体国は税金を徴収するだけなのか?馬鹿も休み休み言え民間に任せれば儲からないことは絶対しません。もし儲からないと解っていて、損をするのを承知で会社が事業をすれば、それは背任罪に当たります。親に収入が無くても借りられるのが、教育ローンと違う日本育英会の存在価値でした。それが無ければ今の私はいません。福祉は国が責任を持ってしなければいけない憲法上の義務です。『自立自助』等と言うのは勘違いも甚だしいし、解っていながらする事だから犯罪的な言い分です。ああ、段々腹が立ってきてしまいました。
小泉首相の顔が眼にちらつく。ああ嫌だ。

 ・ 短信93 2003/04/01

 私は精一杯自分の子供達に背中と腹をあからさまに出してきたと思います。親の権威もなにも無く。そして曲がった事を許さない、自分で良いと思わない長いものには巻かれるなという立場を示してここまで生きてきました。小泉首相の様に姑息な、強大なアメリカだけに尻尾を振って笑顔振りまく様な生き方を許さずに生きてきました。
 小泉首相の顔を見ていると私は、この人には日本の国民一人ひとりを想う気持ちがあるのだろうかと感じて仕方有りません。少なくともこんな人から愛国心がどうのこうの言われたくない。私が想うには、彼の心にはイラクの人々の悲しみも、東南アジアの、そしてアフリカの本当に恵まれない人々の生活を思いやる気持ちなぞ少しも無いと。多くの方々は彼のパフォーマンスと真心の無い言葉のマジックについ乗せられて支持してしまうのです。
 考えてみて頂けませんか? 本当に彼が首相になってから何か良くなりましたか?
 次回の短信まで少し御考え頂けませんか。

 ・ 短信92 2003/03/30

 後の世代に悲惨な想いをさせてはいけない。後の世代に素敵な地球を残さなければいけない。私は見たことのない宇宙から見た綺麗に光る青い星、地球。その上で争い戦い、多くの悲しみを産むことは、もうやめましょうよ。理性有る行動で栄養失調の子供達を元気な子供達にしましょうよ。学ぶ事の楽しさを感じる教育を皆にしましょうよ。深夜労働させられる子供達を世界中でなくしましょうよ。
私は訴えたい。音楽の力と知識の力で。そして嘘をつかない大人でいたい想いで。
 今の政府の様なアメリカべったりな、なし崩的政治手法。フランスやドイツや、アメリカの経済的援助なくしては困難な小さな国々でも、国家として主張をして世界の大きな流れを作っているではないですか。小泉首相のように、腹の中は隠して「色々な意見が有るのを慎重に見極めて、日本は日本として行動する」なんて言って自らの意見表明さえ出来ない国は新聞見ても見当たらない。そんな首相を含めて、自己のない汚い金まみれの政治家ばかり見せられてどうして、子供達がまともに成長出きるでしょうか。信じられる背中を私達は子供達に見せて来たでしょうか?

 ・ 短信91 2003/03/28

 この戦争を利用して自民党・公明党政府は戦争法案をいっきに国会で通そうと目論んでいます。目先の事態にだけ注視していると、非常に危険です。教育基本法の改定と含めて、また憲法の改悪をも含めて私は危惧しています。今の戦争で日本がしている事だけ見ても憲法に抵触しています。彼等は国連憲章の範囲内だとか、憲法の範囲内だとか言い訳をしています。こんな言い訳をしないで、堂々ともっとアメリカに軍事協力したいのが彼等の本音です。国連が違法だと言ったアメリカの起こした幾つもの戦争に、一度たりとも反対したことのない日本政府。こんな国世界中で我が日本だけです。情けない思いで恥ずかしい事だと思われませんか?所謂有事法制は、アメリカの戦争支援の法律以外の何ものでもないです。日本有事等と言っていますが、彼等が国会で答弁したことから解ったことは、世界中何処までも自衛隊が出動できる事です。それも今のイラク戦争と同じで危険が予想されるというだけでも国民統制されて、例えばある場所に戦車を配置すると政府が決めれば、そこに人家が有ろうとも壊してしまうことが出来るのです。必要な物資を持っている処から強制的に徴発出切るのです。日常的に町内会等を中心に防災・避難訓練までさせるのです。言う事をきかない人には罰則まであります。
 御年寄りは言います。まるで昔の戦争に突き進んで行った時みたいだと。

 ・ 短信90 2003/03/27

 アメリカで行なわれたアカデミー賞の授賞式でも、反戦の声が多くのスター達から上がりました。ドキュメンタリー部門の受賞者マイケル・ムーア監督は「虚構の理由でわれわれを戦争にかりたてている。われわれは戦争に反対する。恥を知れブッシュ」と発言。
主演女優賞を受けたニコール・キッドマンさんは「同時多発テロの後、世界にはたくさんの問題が生じた。このイラク戦争でも家族が愛する人々を失っている」と。
アカデミー協会会長フランク・ピアーソン氏も中東・湾岸地域に派遣された米国兵士らに
「すぐに帰る」よう呼びかけるとともにイラク国民にも「平和がすぐにも訪れ、戦争なしでも生きられるように」コメントしました。俳優ダスティン・ホフマンさんたちは俳優の反戦グループが作った『平和のピン』と呼ばれる飾り針を付けて出席しました。
 『千と千尋の神隠し』で長編アニメ賞を受賞した宮崎監督は「今世界は大変不幸な時代を迎えているので、受賞を素直に喜べないのが悲しい。作品を評価してくれた人々に心から感謝したい」とコメントしています。

 ・ 短信89 2003/03/24

 アメリカでも反戦行動が拡がりをみせてきました。今日私は日本共産党のチラシを一軒一軒配って来ました。肩に掛かるチラシの重さを実感しながら、今の私に出来ることは精一杯しようと思いました。平和の為の行動は出来る事からしなければいけないと。マンションのポストにチラシを入れていたら、管理人さんに何をしているんですか?と呼びかけられました。シマッタ!怒られる。日本共産党のチラシを入れていましたと答えましたら、じゃあ綺麗に入れていってね。仕事でしょ大変ね。いやいや違うんです。私は共産党員でして。案外人はアルバイトに思うらしいです。まあ共産党員なの?初めて会ったわ。私の仕事は長唄の三味線弾きであることを話しましたら、あら勿体無いこんなことしてですって。戦争の事や憲法のこと、創価学会のこと等色々話が弾みました。その方は決して私の主張を解って下さった訳ではありませんでしたが、孤独な作業の中での何だかほっとするひと時でした。また話しましょと言って別れ際に小ちゃなチョコレートを下さいました。

 ・ 短信88 2003/03/21

 反戦の声をもっと大きく、もっと拡く、もっと厚く。
 いくらピンポイントであっても、戦争の犠牲者はでます。そしてたとえ犠牲者が少なくても、戦争という暴力で独立した一国を転覆させること事態が、許されてはいけない事なのです。フセインの死亡とフセイン内閣の打倒が、まだかまだか、以外に短期間で済みそうだ等この戦争が国際法に照らしても違法で国連憲章を無視した戦争であることを私たちはきちんと捉えなければいけないと思います。本当にこれからの世界が弱肉強食の、絶対的に優位な立場のアメリカの思いどおりの世界にさせられてしまって良いのか。
 テロが勿論許されないように、国家のテロも許されてはなりません。国家による暗殺を今か今かと固唾を呑んで待っているような、愚かな人間になってはいけません。私達日本人は大日本帝国だった時の日本人に成ってはいけないと思います。フセインは確かに悪い。でもそれを正していくのはイラク人であり、それを取り巻く世界の暖かな支援であり人権を守らせる平和的世界の声です。それが20世紀の戦争に明け暮れていた時代から学んだ人類の英知ではないでしょうか。

 ・ 短信87 2003/03/20

 許されないアメリカのイラク侵略が始まりました。日本の小泉首相は即座に支持しました。
 小泉首相は「フセイン政権に武装解除の意志がないことが断定された以上、米国の武力行使を支持する」と語りました。では誰が断定したのか? 国際世論は8割以上の人びとが反対しています。アメリカが断定したのです。ただアメリカに従属することしか頭のない、思考停止状態。これがもし許されるのならば、21世紀は国連無視の世紀になってしまいます。一番武力を持っている、一番大量破壊兵器を持っている、一番許されない核兵器も一番大量に持っている国アメリカ。その国の思いどおりにならない国は、自由の戦士としてアメリカが外国の政府を転覆しても許される。こんな馬鹿げた理屈がまかり通る世紀になってしまいます。断じて許されることでは有りません。まだ遅くはありません。戦争をとめる為に声をあげましょう。

 ・ 短信86 2003/03/19

 「アメリカには国益を守るためには武力行使する主権がある」17日ブッシュ大統領はこう述べました。また国連決議678、687、1441をあげましたが、これらの決議には戦争を正当化する文言はありません。678はイラクのクウェート侵攻という事態に対して有効です。大量破壊兵器の廃棄を求めた687は今なお有効ですが、武力行使を容認する文言はありません。今イラクは何処にも侵略していません。
 私はアメリカ大使館(03-3244-5000)、イギリス大使館(03-5211-1100)、総理大臣官邸(03-3581-0101)、外務省国連政策課(03-3580-3311)に大使館には抗議を、日本の関係機関には質問をしました。
 総理官邸は「国連憲章より北朝鮮の問題も有るので日米同盟を優先させた」。はっきり言いました。
 外務省は「今会議中で解る者がいない」。私はこの職員に訊きました。「名前は言わないで結構ですから、個人としてどう思うか?」。答え「難しくて解りません」。
 ニューヨークの国連ビルの前には、銃口の捻じ曲げられたピストルのモニュメントが置かれています。平和の為の国連を象徴しています。
 国連よりもアメリカを大切にする情けない大国日本。世界中の子供達がアメリカの大量破壊兵器でボロボロになるのを決して私は許さない。私の声はおおくの世界中の声と一緒です。大量破壊兵器の実験場にイラクをさせてはいけない。

 ・ 短信85 2003/03/18

 アメリカのブッシュ大統領が48時間の猶予でイラク攻撃することを明らかにしました。世界中の反戦の声を無視して。日本の小泉首相は即座に支持を表明しました。
 心からの怒りを込めて、私は抗議します。
 皆さん、是を許すと、これからの世界はアメリカの思うままで、国連が無力化されてしまいます。強いアメリカの思うとおりになってしまいます。
 何故今イラクか?
 テロも大量破壊兵器も何の関係もないのです。9・11テロのずーっと前からアメリカはフセイン打倒を狙っていたのです。今から5年前の1998年1月。クリントン大統領の時代、18人の共同書簡が意見書として発表されました。
 「何よりもフセイン政権を権力の座から追い払うことを目標とすべきだ」国連の査察は約に立たない、フセイン打倒のために軍事力行使もためらうべきでない、と主張する物でした。そこに署名した多くが今のブッシュ政権の主要閣僚なのです。ラムズフェルド国防長官、ウルフォウィツ国防副長官、アーミテージ国務副長官、ボルトン国務次官(軍備管理・国債安全保障担当)ドブリャンスキー国務次官(地球規模問題担当)ゼーリック米通商代表、カリザド国家安全保障会議メンバー。
 そこに石油の利権がかかわります。ブッシュ大統領は石油採掘企業アルバスト・エネルギー社の設立者。チエイニー副大統領は石油関連企業ハリーバートンの最高経営責任者。ライス補佐官はシエブロン(スタンダード石油カリフォルニア)の重役。エバンズ商務長官は石油会社トム・ブラウンの経営者。
9・11と関係が有るのは、テロ撲滅と言う大儀を使って今なら世界中から応援支援して貰えると考えたからです。姑息な狙いは世界中の人々に見透かされていました。思いもよらぬ反戦の輪は燎原の火のごとく拡がり、益々厚みを持ってきました。国連でも孤立し、世界の圧倒的な国々に包囲されてアメリカ・イギリスは唯唯々諾々とついてくる恥ずべき日本政府だけの支持を得て、闇雲に戦争の道を突き進もうとしています。
 まだ遅くはない。平和的解決のために一人でも多くの人が声を上げようではありませんか。
 アメリカ大使館に、イギリス大使館に、そして小泉首相官邸に、日本の外務省に、抗議の電話をしませんか。

 ・ 短信84 2003/03/15

 先日東京千代田区の神田キリスト教会で、作家の小田実さん達が中心となってイラク戦争反対の集会が有りました。ジャーナリストの矢崎泰久さんが司会をして、作家の澤地久枝さん、同じく作家の中山千夏さん、評論家の佐高信さん達が質問を受けました。
 小田さんは戦争を止めることをしないで戦後処理に言及した小泉首相を「世界の恥さらしだ」と批判しました。澤地さんは、マスコミの無批判なイラク報道について「右旋回するときにはマスコミやジャーナリストがひどい状態になる」と警告。一人ひとりの自覚ある市民が戦争反対で一致していく『市民こそが平和のとりで』と強調しました。
 戦争ノー。この声こそ今、大きく声を上げましょう。21世紀を、平和の世紀にする為に。

 ・ 短信83 2003/03/12

 外務省の方でさえ、不思議な感じ、ハッキリ云えば解らない。アメリカのブッシュ大統領は世界の人々に対してもハッキリ考えを言います。今月6日ホワイトハウスで言いました。「アメリカは必要なら行動する。アメリカの安全保障にとって国連の承認も誰の許可も必要ない」。「行動を起こすことによる犠牲より、何もしないことによる犠牲の方が大きい」更にイラクの解放にまで言及しました。
 誰がアメリカにミサイルを撃ち込めるのでしょう。何処にそんな国が在るのでしょう。でも小泉首相よりは、国家としての主張が伝わります。ことの善し悪しは別にして。全てはアメリカの利益が最優先課題なのです。
 21世紀を迎えて、こんな野蛮な、全て力で押し通す、自分の利益にならない国は解放と言う言葉で外国であろうがなんであろうがその国の政府を打倒する。許されて良いことと、決して許してはいけないことが有ります。石油産業の土地から生まれたアメリカの大統領は、今豊潤なイラクの石油まで狙っています。

 ・ 短信82 2003/03/10

 国会の小泉首相の答弁を聞いていると何か違う、って感じます。世界第二の経済大国日本の代表で在るにもかかわらず、日本の国民には、何か大事な事を隠している。
アメリカの大統領にはきっと何か確信的な言葉を、メッセージを送っていると。
 そうでなければ、アメリカが確実に抗議しているでしょうし、日本政府に対してもっと色々な注文を表だってしているでしょう。既に日本政府は、全てはアメリカの為に色々なことを着々と準備し行なっているのではないかと。
私は先日外務省に電話で聴いてみました。「何故日本の政府は、フランス、ドイツ等と違って『時間がない、時間がない。査察は意味が無い』と言ってアメリカの出す新決議案を支持するのか?戦争になれば多くの人たちが犠牲になるのに」。
 その答えは「12年間もイラクは国連決議を実施してこなかった。だからもう時間は十分にかけた。」私は訊きました。「そんなに時間をかけていたのなら、新たに始まった査察を、そんなに急いで止めさせる必要性は更にないではありませんか。12年も放置していたのなら」。その方は、「私もその様に思いますが、何ででしょう?」。とても自然な言葉に聞こえました。

 ・ 短信81 2003/03/07

 いつの間にか平和を脅かす法律や発言が、私達を取り巻きだしてきました。
 ちょっとした発言がチラリとされたり、人々があまり気にしない程度にまた発言が飛び出したり、ちょっとしたことを捉えては又法律を作ろうとしたり、皆に気付かれない様に、そーッとそーっと少しずつ変えていったり、石原都知事みたいに大胆に発言して話題や問題を起こす人も計算ずくで、それぞれの人が任務分担して、いつの間にかもう後戻り出来ない状態にしてしまう。
 マスコミも力の強そうな方に流されて、小さな抵抗をするようなしないような。
 私達今から目を皿のようにして、本当に自分の頭を使って判断していかなければ、戦前と同じ間違いを起こしてしまうと思います。世界の笑いもので、世界に惨禍を引き起こさせてはなりません。