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 ・ 短信133 2004/02/08New

 この度のイラク派兵に対して、日本ペンクラブが声明を発表しました。「今戦争と平和を考える」と集まった500人の集会。日本ペンクラブは会員2000名超える日本を代表する文筆家の団体です。初代会長は島崎藤村。言論表現の自由を守ることを活動の柱にしています。1935年に創立されました。イラク戦争に反対し、イラクからの自衛隊の撤退を求めました。
 元自衛官であった浅田次郎さんは「元自衛官の浅田次郎です」と切り出し、イラク派兵を第三者として冷静に話すことができないとし、「イラクへ行く志願者が多かったと言う気持ちはよくわかる」としつつ「自衛隊は国家の鬼っ子です。他国の要請でイラクに連れていかれ、死ねば殉職。これは侮辱です」「日本人は既成事実に弱く、派遣は仕方がないという空気が漂っているが、現実と真実は違うことを認識し、本当はどうかということを忘れてはならない。」「敵に向かって引き金をひいたことのない自衛隊を誇りに思い軍隊を国の外に出してはいけないのは当たり前。皆で反対していきましょう」
 井上ひさし会長は「終戦の年、鬼畜米英と書かれていた教室の黒板が民主主義と書かれるように変わった。それ以来国家を信用せず、自分達がちゃんと生きていこうと思った」
 下重暁子副会長は「日常と希望という人間の基本をないがしろにするのが戦争です。その象徴が自衛隊を日の丸の小旗で送り出した光景です。軍人の娘の私にはそれがよくわかります」
 阿刀田高さんは「自衛隊を戦争で海外に行かせてこなかった歯止めがなくなったことに危機感を覚えます」
 加賀乙彦さんは「日本人の心の中に眠っていた好戦的な気持ちが、呼び覚まされる、そのことを私は最も恐れます」「一日で軍国主義者が平和主義者に、一ヶ月後にはあらゆる新聞やラジオがこれからは民主主義の時代とコロリ変わった」終戦時の経験を話し、自衛隊を賛美するかのような現在の報道を「あの報道の仕方で、得をするのはアメリカです」「沈黙しているあいだに日本はだんだんにアメリカの戦争に取り込まれていく」「今度の自衛隊のイラク派遣というのは反対です」
 少し長い引用になりますが、ここに日本ペンクラブの声明全文をご紹介致します。
日本ペンクラブ 「自衛隊のイラク派遣に反対する声明」
われわれ日本ペンクラブは、平和を愛し、言論表現の自由と人権を守る立場から、これまだいくたびも、米英軍による対イラク戦争に反対し、米英軍を支援する日本政府に抗議する声明をだしてきた。しかるに、小泉政権と政府与党は、日米同盟重視を理由に、アメリカ政府の要請に応じて、多くの国民と野党の反対のなかイラクへ自衛隊を派遣した。われわれ日本ペンクラブは、そうした小泉政権と政府与党に対し、深い憤りをもって抗議するとともに、自衛隊をイラクから撤退させることを要求する。もとより、われわれ日本ペンクラブは、イラク戦争と自衛隊派遣に反対するからといって、人々を恐怖政治支配した旧サダム・フセイン政権を擁護する立場ではなく、また過激派の無差別テロにも絶対に反対である。さらにわれわれは、日本の国際協力、イラク復興支援にも何ら反対するところではない。日本は、世界の先進国として経済支援、教育、医療、農業、工業技術といった分野において、充分に国際貢献できるものと考えている。そもそもイラク戦争はアメリカが世界の世論を無視し、国連安保理の承認を得ずに、イラクを先制攻撃したものであり、国際法違反である。また、戦争の「大義名分」とされたイラクの大量破壊兵器は未だに見つかっていない。さらに銃器などの武器を携行した自衛隊の海外派兵は、国際紛争の解決を武力では行わないと定めた日本国憲法第九条にも違反している。現在イラクは米英軍の占領下にあり、どこもかしこも戦場である。そのイラクへ自衛隊を派遣することは、イラクの「復興支援」にはならず、米英軍の占領統治を「軍事支援」することにほかならない。イラク人からは、自衛隊は米英軍の一翼を担う部隊と見なされ攻撃される危険性も高い。小泉政権や国会議員諸氏は、そういう事態を予測しながら、あえて自衛愛の若者たちをイラクの戦場に送り出し、血を流させるつもりなのか?いま、政治家はもちろんのこと、国民ひとりひとりの良心が痛切に問われている。われわれは、イラクの復興と統治は米英軍によらず、国連の支援のもと、イラク国民自身の手によってなされるべきであると考える。日本が敗戦の大きな犠牲によって平和を得てから半世紀以上、軍隊を海外に派兵することなく、武力を使って他国を侵略せずに今日まで来たことをわれわれは誇りに思う。日本ペンクラブは、小泉政権と政府与党が国民を二度と戦争に駆り立てないことを誓って、自衛隊をイラクから撤退させるよう、強く要求する。2004年二月六日 社団法人日本ペンクラブ 会長 井上ひさし

 ・ 短信132 2004/02/05

 小泉自公内閣は陸上自衛本隊の派兵を強行しました。派兵にあたり小泉首相が訓示を述べましたが内容は「日米同盟と国際協調」の重要性を述べるものでした。ア―ミテージ国務副長官は「お茶会ではない。逃げるな」と日本に迫り、今回の派兵を受けて「日本の世界における役割を再定義する新たな基準を築いた」と評価しました。小泉首相の言う「国際協調」とは、アメリカに追随し、アメリカ中心の「国際秩序」づくりへの協力です。イラクへの自衛隊派兵の最大根拠が「日米同盟と国際協調」であると言うところに小泉内閣の本質を感じます。小泉首相がアメリカのブッシュ大統領に日本のイラク派兵を約束したのは、米軍がバクダットを陥落させた直後の日米首脳会談でした。それ以来小泉首相はしゃにむに派兵の道を突き進んできたのです。日米安保条約とはいえ、建前は日本の安全の為であり、イラクのように、現に戦闘の行われている海外にまで派兵するのを正当化することは出来ません。大義のない小泉首相はついに「日本はアメリカと同盟を結んでいるが、国連と同盟は結べない。国連は日本を守ってくれない」とまで発言しました。平和や安全を守るのは軍事同盟であって国連ではないと言うのは、国際社会の努力で平和と安全を確保すると定めている国連憲章に対するはなはだしい否定です。私は許すことが出来ません。二十世紀の二度の世界大戦の教訓から、各国の武力行使を禁じた現代の国際秩序を公然と否定して憚らないところに、国連の役割を否定し独断で先制攻撃するブッシュ政権追随の本音が出ていると思います。二度の大戦の一つには、大きく原因として関わった日本の起こした太平洋戦争があります。この戦争に対しても心からの反省を日本はまだしていません。そんな日本が再び海外派兵などすれば、どれだけ多くの国々に不安と警戒心を呼び起こすことになるでしょうか。いつか来た道にさせてはいけないと思っております。ここに渡辺白泉という俳人の作品をご紹介します。「戦争が廊下の奥に立っていた」

 ・ 短信131 2004/02/03

 戦後日本は、戦争中の外国に自衛隊を出動させることは出来ませんでした。憲法に違反するからです。自民党の政府自身が、はっきりその様に認めていました。今回のイラクえの自衛隊派遣は、憲法に抵触する問題であるにもかかわらず、自民党と公明党の強行採決で国会を破壊しました。国民的コンセンサスを得ずに、何故こんな大事な問題が、強行採決なのか。「平和の党」等と名乗っていた公明党は自ら国民の前に馬脚を現しました。この党は選挙の度に反共デマ宣伝に打って出る、民主主義破壊の党であることは実際に私は痛感していましたが、今回の強行採決で、本当に歴史に名を残す戦争勢力であることを如実に示しました。宗教を持つこの政党は、およそ宗教者らしくない平和破壊の党であり、民意を顧みない非民主主義の党であること。そういえばイラク反戦の声が世界を埋め尽くした時も「利敵行為だ」と発言しましたものね。自民党一党では出来ないことを、公明党の協力で随分してきましたよね。国民の福祉の後退に随分貢献してきましたよね。そお云えば「福祉の党」なんてことも言ってましたね。ここまでくるとたいした政党ですね。怖いですね。この短信を見ている公明党の支持者の皆さん。良くお考えになったほうが宜しそうですよ。生活や身体や平和をこれ以上破壊させないためにも。

 ・ 短信130 2004/01/28

 1人の人間として発信しなければいけないことが、今の時代多すぎます。あまりにも多い嘘。
自衛隊が派遣されるイラクの都市サマワの市評議会がすでに解散していて誰も統治していないことを、小泉首相は知っていたのに、国会で「市の評議会も活動しているので、安定している」と答弁していました。一度嘘をつくと、更なる嘘を。際限なく回転するがごとく嘘の上塗り。「大量破壊兵器をイラクは持っている」と断言した小泉首相。何の確信も無く、唯只ブッシュ大統領の言うがまま、鸚鵡返しに呪文のように同じことを言う。最近アメリカで、CIAの調査責任者だったケリ―氏が「大量破壊兵器は元々無かった」「フセイン時代の後半は、モラルも欠如していて、科学者達の多くが嘘の研究で予算を着服していた」「そこを見抜けなかったCIAの問題だ」「国連の査察団を恐れて、大量破壊兵器は遺棄されていた」あれ程声高に「大量破壊兵器」「大量破壊兵器」と叫んで始まったイラクに対する先制攻撃。国連憲章にもはっきりと掲げられ、否定されている先制攻撃。最近小泉首相は「テロに屈しない」とよく発言しています。イラク戦争を次第にテロとの戦いに置き換えようとしています。嘘をついて国民を欺き、その嘘を更なる嘘で糊塗していく今の自民党・公明党政府に対して、真実で対抗していきましょうよ。世界の全ての生き物達の為に、平和を守りましょうよ。

 ・ 短信129 2004/01/14

 戦後の歴史が大きく転換されようとしています。
憲法に違反する事態が、いよいよ軍事的部門に及び、憲法前文と第九条に関わる重大な違反が今行われようとしています。私は現在のこの事態に激しい怒りと抗議の想いを表明致します。日本は戦後、太平洋戦争えの心からの反省をしてきませんでした。その証拠に、東条戦争内閣の閣僚達が戦後の日本の政治舞台に踊り出て、自由民主党を結成し、憲法を改正することを党是とて出発したことにも現れています。1960年代の首相だった岸信介氏は東条内閣の商工大臣でした。彼の息子が安部晋太郎氏で、孫が今自民党の幹事長安部晋三氏です。安部幹事長は根っからの改憲論者です。若手の抜擢だとか、人気取りしようとしていますが、こんな血統の人がまさに憲法改悪の狙い定めた時期に幹事長に就任したのです。彼等の本気さが解かるではありませんか。
憲法改悪の動きがアメリカの思惑で戦後すぐに始まったのです。押し付けられた憲法だから改正する等と主張する人々が、いかに歴史を歪曲しているかは明らかです。鬼畜米英等と叫んでいた彼等こそ、戦後すぐにアメリカべったりの政治的立場に立ち、日米安保条約を結びアメリカの従属下にはいっていったのです。戦後60年ちかく大きな戦争が無かったのは、二度の世界大戦を経験して、世界の流れとしての平和主義が国連のもとで、人間の英知として確認されたからです。武力は万物を破壊することは出来ても、何物も有益なものを生み出しません。今こそ一人でも多くの人々が声を上げるべき時ではないでしょうか。

 ・ 短信128 2004/01/04

首相が靖国神社へ公式参拝しました。2001年からの小泉首相の、靖国神社参拝についての発言をいくつか列挙します。
 2001/04/18.。自民党総裁選の討論会。「総理大臣に就任したら八月十五日にいかなる批判があろうとも必ず参拝する。」
 2001/05/14.。衆議院予算委員会。「総理大臣として参拝したい」「よそから批判されて何故中止しなければならないのか」
 2001/08/13.。靖国神社参拝後の記者会見。「今日の日本の平和と繁栄は、先の大戦で心ならずも命を失った戦没者の犠牲の上に成り立っている。」
 2002/04/21。首相就任後二度目の参拝後の所感。「終戦記念日やその前後の参拝にこだわり、再び内外に不安や警戒を抱かせることはわたしの意に反するところだ」
 2003/01/14。三回目の参拝前の会見。「平和のありがたさをかみしめて、二度と戦争を起こしてはいけないという気持ちで参拝したい」
 2003/01/28。参議院予算委員会でA級戦犯合祀について。「死者に生前の罪まで着せて、死んでもなお許さないという気持ちは、あまりなじまないのではないか」
 2004/01/01.。四回目の参拝後の会見。「初詣は日本の伝統で、多くの方が神社にお参りしている」
 大体こんな発言を繰り返してきました。靖国神社とはいったいどんな神社なのかを私は調べてみました。天皇の為に戦死した軍人・軍属らを神とする神社で1869年東京招魂社として建立され、1879年現在の靖国神社と改称され、陸軍省・海軍省の管轄となります。完璧に軍隊と一体化した神社です。明治維新から太平洋戦争までの、天皇の為に死んでいった戦没者240万人余をまつっています。
 戦後はA級戦犯であり太平洋戦争時の首相であった東条英機を昭和殉難者としてまつっています。この神社には西郷隆盛ら、天皇に背いた賊軍や、空襲等で死んでいった人々はまつられていません。「靖国の英霊」になることは戦前最大の美徳であったこと、靖国神社こそ日本の侵略戦争の最大の精神的柱であったことがわかります。小泉首相が2003/01/28に発言していることは全くの言い逃れであり、その他の発言もその場そのばの発言であることをまざまざと感じさせます。
 アジアの国ぐにの最新の報道をいくつかご紹介します。 中国外務省、王次官は日本大使館の原田公使を呼び「小泉首相が侵略の被害を受けた中国とアジアの人民感情と、国際的な共通認識と良識を無視し、再三にわたってA級戦犯を祭る靖国神社に参拝したのは、首相自身が侵略の歴史を反省するとした言明に反するだけでなく、中日関係の政治的基礎を損なうものだ」と述べ「このような背信行為を中国人民は断じて受け入れられない」と表明しています。
 台湾外交部は声明を発表して「歴史を忘れることは許されない。日本政府が歴史の教訓と真剣に向き合うこと」を求めています。
 韓国外交通商省は声明を出し「小泉首相が世界平和と繁栄、近隣国家との友好関係を真に発展させたいのなら、歴史を直視し、近隣国家の立場と国民感情を尊重しなければならず、s靖国神社をこれ以上参拝しないことを強く求める」「世界平和を破壊し、韓国国民に多大な被害と苦痛を与えた戦争犯罪者が祭られている靖国神社を再び参拝したことに深い遺憾の意を表す」「韓国民の感情が改めて傷つけられたことに憤怒を禁じえない」
 カタ―ルの衛星テレビ局アルジャジ―ラは「2001年に政権をとって以来、熱心な民族主者である小泉は日本を戦争に導いた軍事政権のシンボルとされる靖国神社に参拝することでアジア諸国をすでに三度も憤慨させてきた」
 アメリカCNNは「小泉の神社参拝は傷口を広げる」と見出しをたてて「靖国神社は戦争神社」と紹介して「日本の戦時下における残虐行為に対して苦い記憶を持ち、日本政府は軍事的過去について完全に償っていないと感じている近隣諸国から非難や抗議を受けてきた」

 ・ 短信127 2004/01/01

 2004年1月1日。新しい歳が本当に祝える年であることと、又、その様な年にしなければいけない使命感に燃えています。昨年は私にとって大きな転換の年でした。
 同時に政治の面でも激動の時期でした。今年の行く末を私達の手で、平和と繁栄の年にしていきましょう。宗教が違っても、私は無宗教ですが、本当の人々の為になる政治と外交を、あらゆる人々と、共に手を携えて、世界平和の為に行動しましょうよ!
歴史の真実は、私達の想いに忠実であり、これからの歴史の歩みは一国主義の誤りがあからさまになっていく世界情勢と共に、私達を目覚めさせてくれると思います。2004年えの想いを、皆で実現していきましょう。

 ・ 短信126 2003/12/29

 私は自己中について少し考えてみたいと思います。自己中心。投稿した方も極自然に語る自己中。日本人に良く見かける自己中だそうです。まず、人間がこの地球上に何故生活していられるのか?そこを見極めないと、私は自己中を語れないと思うのですが。
四十六億年前に誕生した地球。その地球に三十六億年前頃に出現した微生物達が、一生懸命働いたおかげで、地球を取り巻く状況は他の星星と違う酸素とオゾンに囲まれた素敵な環境が出来上がります。水中生物から始まる生命の起源は、次第に陸上生物を生み出し、紫外線の影響を受けないためにオゾン層を自らの生命活動によって作り出します。豊かな現在に近い地球が出来上がっていきます。酸素の豊かな、穏やかな地球。そんな永い歴史を持つ、三十六億年前からのの生物達。彼等の多くは今も呼吸し生きつずけているのにもかかわらず、たった百万年位前から存在し始めた人間が、この地球を思うがままに勝手に戦争をして、永い歴史と、悠久の地球の歴史を作り上げた微細な生き物達を殺す権利がどこに在るのか。一つの爆弾は人間を殺し傷つけるだけではなく、無名の生き物達の命おも奪うのです。皆生物達は、自然界の掟で自然淘汰され、又は自然界の決まりでふえてきました。それらを破壊しつくすのが、人間のする「正義の戦争」ではないのですか?何故、人間にはそんな権利が有るのですか?

 ・ 短信125 2003/12/24

 私がお休みしているうちに、世の中大変な変化を経験しております。と言うか憲法に反した方向に動かそうとする勢力の著しい台頭です。それは、平和の問題だけでなく、生活の問題を含めて私たち一人ひとりが、真剣に考え行動することを求められているのではないかと思います。前回の総選挙の結果、憲法改正派が国会の多数勢力となりました。又、財界からの圧力も憲法改正の方向として強まっています。日本経団連の会長であり、トヨタ自動車の代表でもある奥田は消費税の十八パーセントまでの引き上げを提唱し、また憲法の改正にも立ち入った主張を雑誌等でしております。本当にそれでいいのか?国民の良識が世界的に問われているのではないでしょうか。弱者切捨て、効率主義、アメリカ言いなりの国内政治、アメリカ言いなりの軍備拡張政策と外交。先日朝日新聞の投書欄にこんな投書がありました。「イラクえの自衛隊派遣に反対している野党は、完璧な自己中ではないのか?」こんな要旨の内容でした。私は思います。本当の自己中は国際的に見てアメリカこそが最大の自己中です。国連も無視して、自国の利益の為なら戦争も辞さない。ブッシュははっきりと言っています。アメリカの為なら何でもする。先制攻撃でも、外国の政権を打倒することでも。そんなアメリカの主張は、誰が考えても国連憲章に違反している主張です。国連中心の行動こそが、今何よりも大切なことです。イラク統治評議会の代表も外国の軍隊はいらない、必要ないとはっきり断言しているのです。でもその事実を日本のマスコミは報道しません。

 ・ 短信124 2003/12/04

 永いご無沙汰お許し下さい。
二ヶ月程のつもりがこんなに長引いてしまいまいた。結局私の右手の症状はまだ解決しておりません。原因はヒステリ−症候群という病気で、自分の意思に関係なく筋肉が緊張したり軽く痙攣したりする症状を伴います。治療法は焦らずゆったりとした生活を心がけ、なるべくストレスを溜めないこと。何とも一番難しいことですが、そうしている内にふわっと解けることがあるそうです。以前と比べて悪くはなっていないので、いえ少しは改善してきていますので心穏やかに暮らしていこうと思っております。何時か再び演奏家として舞台に立ちたい気持ちは充分に御座います。
その為には出来る限りのストレスを取り除かなければ成りません。今出来る最大の事は、永年お世話になってきた東音会を退会することだと心に決めて、この度退会致しました。
これからは杵屋彌三右衛門として、自分のペ−スで音楽活動をして参りたいと思っております。これからもどうぞ宜しくお願い致します

 ・ 短信123 2003/06/15 

 私の三味線弾きとしての寿命はもう尽きたのかと思う時もありました。手は人によって違いが有りますから、私は少し諦めかけていました。でも再び復帰したいと思える様になりました。良い先生と巡り会えたのは最高に有り難く幸せなことです。人生、私にとっての人生が今ようやくまたスタートに立てるような気がしています。皆さんに励まされて、今を大事に生きて行こうと思っております。
 短信は2ヶ月程お休みしますが、また元気になって皆さんと共の時間を過ごしたいと思っています。

 ・ 短信122 2003/06/12 

 永い永い道程でした、私の右手の不調は。何方に診て頂いても何処 も悪い処は在りませんの一言でした。「神経の使いすぎよ」・「メンタルな問題です」。どれも私を納得させる答えではありませんでした。爪弾きさえも出来ない状態が、メンタルなはずは無いと、ずーっと思い続け家族の協力を得てやっと辿り着いた今、気持ちは晴れ晴れとしています。腕には2本の骨が有ります。その骨が手首の処でしっかりと結びあっているのが正常な状態だそうです。私の場合はその処が延びきってしまった状態であることが判りました。手術によってそれを治すことに決まりました。今の医学は細分化されていて、スペシャリストな先生がいらっしゃるのですね。なんでも整形外科を訪ねればいいわけではないことを知りました。私を手術して下さる先生は、私の右手首をちょっと触っただけで「ああここが伸びちゃてるな」とすぐにおっしゃいました。何だかほっとしました。答えが返ってきた様な今の気持ちです。

 ・ 短信121 2003/06/11

 一口に2兆円と言うとイメージが全然沸かないと思います。例えば、一日に100万円使うとします。これでも夢の様な話ですが少しはイメージできるのではないかと思います。一人の人が毎日100万円使ったとしますと5500年ちかく掛かるほどの金額なのです。莫大な金額です。それを銀行にはいくらでもまだまだつぎ込もうとしているのです。30兆円だいやいやもっとだ。国民の税金を何だと思っているのでしょうか。一方では国保行政の冷たさで医療に掛かれず亡くなる方もでています。財源がないからと言うことで日本育英会の廃止法案が自民党・公明党・民主党等の賛成で衆議院本会議を通過しました。私も奨学金を受けていたからこそ今の私がおります。お金の無い世帯に無担保で貸してもらえるのが奨学金のすばらしいところです。教育ローンは両親にお金が無ければ何処も貸してなんかくれません。何故なら商売、儲からなければ貸しません。もし儲からなくてもすれば株主に対する不当行為で罰せられます。育英会は大学院生の返還免除制度がありました。これも無くなります。世界的に優れた研究を発表しなければ免除しません。そんな成果がごろごろ出来る訳ないし、誰が判断するのかもはっきりしません。もう結論的にはっきりしたことは国民の為には税金は使わないことです。

 ・ 短信120 2003/06/11 

 私がまだ駆け出しだった頃から、富宿さんにはかわいがって頂きました。一人で山台を担ぎ手早く舞台を創っていらっしゃいました。邦楽と言えば日刊でした。師匠に破門されそうになったのも日刊でした。新人で稽古場を準備したのも日刊でした。私が立三味線を初めて弾いたのも日刊でした。日刊には有りとあらゆる思い出が詰まっています。先輩から「君、君が代松竹梅しってる?」と問われて「はい、知っています」と答えましたら」「じゃあ君にしよう。何月何日空いてるね?踊りの仕事だから頼むね」私は曲の名前を知っていますという意味でご返事しただけだったのです。そんなことから色々な恥ずかしいこと、先輩に怒られたこと、先輩にほめられたこと、いろんな思い出がイッパイ詰まった日刊が、何故、何故不良債権なんかになってしまったのか。そして無くなちゃうのか。政府与党の自民党・公明党・保守新党の輩。耳をかっぽじって良く聞け!この不景気を推し進めてきた輩。たくさんの自殺者を出しながら、多くの国民からは搾り取るだけ絞り取って、1パーセントにもならない利息で人々から莫大な金を吸い取り、りそなに2兆円もの莫大な税金を投げ込み、さらに査定を厳しくして不良債権を増やす。国民の怨嗟の声を良く聞け。私達から日刊を奪ったのは誰だ!

 ・ 短信119 2003/06/10

 私にとっては邦楽の殿堂とも言える日刊工業新聞社ホールが今年でなくなります。あの偉大なりそな銀行の為です。小泉・竹中・公明の不良債権処理加速の為です。日刊ホールの責任者富宿菊生さん!お疲れ様でした。こんなかたちでホールが無くなる等思ってもいませんでした。政治の欺瞞に満ちた政策の為にいよいよ私達の身近な部分で、結果として現れてきました。思い出の尽きない日刊ホール。また次の短信でお伝えします。今は心から悲しんで、そして怒っています。

 ・ 短信118 2003/06/05

 今日も国会中継を見ました。何故かと云いますと有事法案が今日特別委員会で採決されると知っていたからです。相撲取の様な防衛庁長官が言っていました。「アメリカが無法な戦争をするとは全然思っていません」成るほどなと思いました。ここまで信用されるアメリカ。ベトナム戦争もイラク戦争も全て正しい戦争だった。小泉首相は言いました。「日本の国が侵略されても何もしないで黙っていろというのですか?日本を侵略したら無傷では帰れないことを示さなければいけない。アメリカにただまかせて無抵抗でいろというのですか?」日米安保条約で日本は平和を守ってもらえてきた。そおも言いました。よーく考えて頂きたいと思います。日本を現実に何処の国が攻撃すると思われます。憲法で武力を放棄している国を、もし攻撃する国が在ったなら国連憲章で認められている自衛の措置を一時的に行い、国連軍の出動を待つ。これこそ国連の偉大な価値であり諸国を信頼する憲法の精神ではないでしょうか。小泉政権の国連を信用しない、アメリカだけを信じる姿がはっきり見えました。137箇所も基地を与えている国は日本だけです。

 ・ 短信117 2003/06/04 

  私のこの度右腕の手術を受けることにしました。演奏家としての一生を賭けた判断です。今月の19日にして頂きます。その間短信も少しお休み致しますがお許し下さい。今日はそんな関係で病院に行って来ました。そこで耳にしたお話をお伝えします。病院の会計を待っていた時のことです。隣に座っていらしたお年よりの男性が、病院の受付の方に話しかけていました。「これからはさあ、60歳過ぎた人にはご飯を食べちゃいけない法律が出来そうだね。そして若い者は戦争で死ねってことさ。」何てことでしょう。戦後の日本を支えてきた人が、こんなふうに思わされる今の政府のやり方に、この方えの共感と恥ずかしさと、同時に小泉政権えの怒りがわきました。この方の仰るとおりだ思いました。これからの年金は生活保護の少し上でいい。塩川大臣の発言です。何の生活にも困らない大臣の考えそうな、国民には徹底して楽な生活はさせない今の自民・公明政府の薄情さをあまり無く示した暴言だと思います。

 ・ 短信116 2003/06/03 

 totoGOAI「トトゴール」ご存知ですか?霞ヶ関にある文部科学省の建物にひときわ目立つ緑の垂れ幕。「新登場!得点予想のtotoGOAL」何かと思えば新しいサッカーくじの広告です。青少年の教育を預かる文部科学省が、売り上げの低迷するサッカーくじ。なんとか挽回しようとコンビ二での販売を決めたくじの名前です。何故子供達にくじをかわせるのでしょうか。子供の時からギャンブラーを育てようとするのでしょうか?身体を精一杯鍛えて全力で立ち向かうスポーツの世界に、何故お金の絡むギャンブル性を持ち込むのでしょうか。私には解らない。スポーツの発展とは、縁も所縁も無いことです。このサッカーくじを創る時も国民の意見を聞かず、多くの反対を押し切って政府与党が決めました。今度のトトゴール、皆さんご存知でしたか?私は知らなかった。コンビ二で買えることも、現実には今まで中学生でも買えた事を。こんな文部科学省が、これからは国公立の大学にまで口をだす国立大学独立法人化法案を衆議院で通しました。それぞれの大学の中期目標を、こんなくじを売っている文部科学省がかってに創ります。そしてその達成度を文部科学省が勝手に判定し、予算の配分も、大学の廃止も決められるのです。こんな法律明治時代にも有りませんし、世界でも見当たらないものです。これもご存知でしたか?

 ・ 短信115 2003/05/31

 音楽を専門にしている私には、遠くからかすかに響く音が聞こえるのです。この世の中がいつの間にか変質していく音が。「そんなこと無いよ考え過ぎだよ」と云われても私には聞こえる。新聞を読んでも、テレビを見ても、国会での議論もあまりされず数で押し切る状況を見ても、国民にきちんと説明しない政府与党の態度を見ても、この現実のどこに私たちが安穏としていても大丈夫な、物事の本質をみないでいても大丈夫な保障がありますか。見えますか?これから世の中段々平和で生活も豊かになっていく保障が見えますか?世の中がそんな方向に向かっていると思われますか?全部、全部逆ではありませんか?後の子供たちが幸せに暮らせる様に今、私達が頑張らなければいけないと思います。
 私には遠くからかすかに響く軍靴の音が聞こえるのです。

 ・ 短信114 2003/05/29 

 昨日国会中継をみていました。りそな銀行は合併前にも税金が投入されていたそうです。それでもまた2兆円の税金投入です。質問に答えて小泉首相も竹中大臣も「余裕を持たせて2兆円投入する」と言いました。あたかも自分の金の様に簡単に余裕等と言いました。社会保障や、育英会、国民医療費、保険等国民の生活に深く関わることの時には、あの小泉首相のパフォーマンスを思い出しながら聞いて下さい。「お金は無いんですよ、じゃあ財源はどうするんですか?給付は厚く負担は少なくなんてこと、出来る訳ないじゃありませんか」思い出されませんか?こんな首相を国民の半分位の人々が支持しているのです。銀行の時はこんなこと絶対言いません。余裕ですって。人を馬鹿にするのもいい加減にしろと思われませんか。私たち国民には金が無い・財源はどうすると脅かしていながら、財界には甘いこんな政府を私は許せない。
 消費税がまた上がります。一番日本で儲かっているトヨタ自動車の奥田日本経団連会長がこう云いました。「消費税は毎年1パーセントづつ上げて将来的には16パーセントが好ましい。更に法人税は段階的に引き下げていく。またこの方向に動いてくれる国会議員には政治資金を組織的に上げよう」こんな発言私は許さない。絶対トヨタの車も買わない。ささやかな抵抗ではありますが。

 ・ 短信113 2003/05/27

 短信で地震のことを書きました。昨日東北地方で大きな地震が有りました。不幸中の幸いにも、地震のエネルギーの大きさを示すマグニチュードは、阪神淡路大地震とそれ程変わりませんでしたが、被害の大きさは比較的少なくすみました。東北地方の地盤が固かったお陰とも云われています。私が声を大にして云いたいことは、日本は資本主義の国だからと言って、国からの支援が一切無いことです。まだ、阪神淡路大地震の被災者の中には仮住まいから抜け出せなくて、お年寄り達の孤独死が現実に続いていることです。もし、いやもしではありません。人口の密集している中部・関東地方を地震が襲った時、どれだけの被害が有ろうが、国は一切援助をしないことです。国民はどんな貧乏な人たちでも、消費税・所得税・市民税・東京都の人は特別区民税、色々な形で税金を払っています。その税金を公的資金等と云って、大銀行には湯水の様にあげているではありませんか。勿論見たことも無い何十兆円という規模で、想像もつかない額を一番最近ではりそなとか云う銀行に、預金者保護等と言ってジャブジャブあげているではないですか。預金者保護は当たり前です。一定の額、すなわち国民が平均的に預金出来る額。大金持ちが持っているとりとめもない額は私はしりません。少なくとも国民の平均的預金は銀行業界が責任を持って総力ですべきことです。銀行は仕事をして儲けていたはずです。資本主義の国なのですから。もし最近儲けが薄くなったり損益をだしているとすれば、政府の、はっきり言えば小泉首相と、特に経済学を知らない竹中大臣の政策の誤りです。ここは一つ資本主義の国なのですから自己責任でするべきです。大地震に見舞われたとき、現実に一番困るのはお金の無い庶民ではないでしょうか。その庶民には1銭も援助しないのですから。国民を守るとは地震・災害等から守ることです。無法で何をやらかすか判らない北朝鮮が攻撃してくると大変だから有事法ではない。日本にはそこら中にアメリカの基地が在ります。それも世界に睨みを利かせた最前線の基地が。日本を守る基地ではないのです。アメリカ自身が認めています。アフガンやイラク、アメリカが敵と見なせばいつでも真っ先に飛び出していく、殴り込み部隊です。そんな基地が在れば尚更日本は危ないと思います。国際法国連憲章にも違反したイラク戦争支持で無法なテロリストに、日本も的にされる可能性が出来てしまいました。

 ・ 短信112 2003/05/26

 火山大国日本は豊かな自然の恵みである温泉が全国いたるところに湧き出します。それは有りがたいことなのですが、その事は日本列島の下に、熱い溶岩がせまっている証拠でもあります。火山活動も活発です。それらは地震の多さと比例していきます。
 全国的にみて消防自動車の数は減らされています。地震測候所の数も減らされています。保健所の数も減らされています。いざ災害が起きた時の備えは確実に不安な状態です。無法な北朝鮮にかこつけて有事法制が制定されようとしています。国民保護法案では、国民を強制的に戦争協力させようとしています、それも罰則付きで。個人情報保護法案では、言論出版まで規制しようとしています。保護なんていう言葉にごまかされてはいけません。教育基本法も変えようとしています。これら全体の動きを見ていると、どこに国民をもっていこうとしているのかが、何か見えてきませんか?国民の生活を本当に保護する為ならば大地震対策こそ急務ではないでしょうか。阪神淡路大地震の轍を繰り返してはいけないと思います。

 ・ 短信111 2003/05/24

 日本が今一番警戒しなければいけないことは、大地震に対する警戒ではないかと思っています。前回の短信で少し書きましたが、厚さ500キロの板のことをプレートと言います。日本は大きな三つのプレートのせめぎ合う位置に当たります。日本の乗っかっているプレートにハワイの少し東の海の底から生まれてくる太平洋プレートが、少しづつ地下深く入り込んできています。500キロもの厚みのある板がですよ。日本は当然そのプレートの力を受けて、太平洋側の地域が少づつめり込まされていき、現に伊豆半島あたりでは少しづつ土地が海に侵食されてきています。その反面新潟のあたりでは少しづつ海が後退しています。フィリピン海プレートも九州・四国地方にかけて圧力を増しています。ここ暫く関東地方・中部地方には大きな地震が起きていません。プレートの下はドロドロした溶岩状のもので、従ってそんな厚みのものを支えることは出来ません。いつの日か深く沈み込んだプレートはヒビが入り、そしていつの日か折れて溶岩の中に落ちていきます。又、無理やり沈み込まれる日本のプレートもいつの日か反発します。今挙げたどの段階でも大地震が起きます。そしていつ大地震が起きても不思議ではない時期に入っています。最大の日本の有事はこの天災ではないかと思います。

 ・ 短信110 2003/05/20

 今日になっても少しお腹の痛みが有ります。痛い部位はだんだん下がってきて、下腹に重い痛みが有ります。きっとこうして段々下がって治るのだろうと思っています。今日は腹部のエコーを撮ってきました。お酒を36年間飲み続けた結果少し肝臓も悲鳴を上げているとのこと、そちらの方も治療して頂くことになりました。
 話は変わりますが、今日の新聞に興味深い記事が載っていました。弥生時代の始まりが500年も遡るかもしれない。今までは紀元前5世紀か4世紀頃と言われていたのが、それよりずっと古い紀元前1000年頃まで遡る様だという記事です。私は前にも短信でお話したように、考古学に興味を持っていましたので、この記事は少しショックでした。でも、この様にまだまだはっきりしないことがイッパイ有る世界の学問なのです。それ故に面白いし、まだまだ研究の余地だらけですし、更に人類の過去を知り未来を探るとても夢の有る学問なのです。人類学にも興味が有りました。私が学んでいた頃は、人類の祖先と言えばピテカントロプス・エレクトウス位でそれ以前は判っていませんでした。でも今ではもっともっと古い人類の祖先が判明してきました。学問の進歩は偉大なものです。地学も好きでした。地球の始まりから宇宙のことまで、不思議なことでイッパイでした。日本や大きな大陸が厚さが500キロもある板の上に乗っかっていることにも新鮮な驚きを感じ、まあ簡単に言えば何でも不思議に感じたものには興味を持ちました。その頃から三味線をしていれば、上手にもなったんでしょうね。

 ・ 短信109 2003/05/17 

 私少し体調を崩しました。夕方から突然腹部の強い痛みにおそわれました。一昨日のことです。脂汗をかきながら苦しみに耐えました。小林多喜二の苦しかったであろう心を思いながら耐えましたが、夜遅くなっても痛みが取れなかったので、タクシーをひろい近くの都立駒込病院の救急センターまで行きました。血液検査とレントゲンを撮って結果の出るまでの永く感じること。結論から言いますと判らない、大して重大な異変は起きていないと思える。明朝内科の予約を入れたから門間先生に診てもらいなさいとのこと。門間先生と聞いて、まいったなーと思い出しました。3年前に、近くのお医者さんに紹介されて1度だけ診察に伺い、色々な検査の予約をいれて当日スッポカシテ行かなかった先生だったのです。しょうがない、観念して昨日受診しました。先生は少しも覚えていらっしゃいませんでした、ほっ。門間先生も色々調べて下さいました。また血液検査とレントゲンを撮りやはりたいした異常は認められないとのこと。ただ珍しいのは、普通大腸に溜まることの多いガスが小腸の上のほうに溜まっていることぐらいだとのこと。今度エコーの検査をしましょうということでまた予約をいれて頂きました。今度はちゃんと行きます。

 ・ 短信108 2003/05/15

 衆議院の有事法制特別委員会で「有事3法」が採決されました。政府与党と民主党が国会の裏で談合のように修正協議をして、修正案を特別委員会に提出してわずか2時間半。採決を強行しました。国民の意見を聞く公聴会も開かず。国民はどれだけこの法律の中身を知らされているのでしょうか?この法律は首相が発動だと言えば発動する法律です。その時、その発動に反対して集会やパレードを行えば禁止されたり罰せられたりするのです。表現の自由も制限をうけます。この間の国際法と国連憲章に重大な違反をしてでもイラク侵略を始めたアメリカの行う戦争には、いつでもこの法律は動きだします。政府の答弁で明らかにされている事実です。今盛んに北朝鮮の問題が言われています。私も北朝鮮は無法なおかしな酷い国だと思います。でも無法に対して無法で対処することは良い選択肢ではないと思います。武力に対して武力を対置すれば、いたずらに相手北朝鮮を更に刺激し良い結果は望めません。攻撃を受けるのではないかと北朝鮮は戦争に備えるでしょう。この段階が今度の法律の発動される段階です。いっそう緊迫した情勢を造りだすのは明らかだと思います。一層対話をしにくくするやりかたではないでしょうか。お考え頂きたく思います。

 ・ 短信107 2003/05/13

 久しぶりに歯医者さんに行って来ました。歯石を取ってもらってなんだかサッパリしました。月曜日の新聞に、97年に起きた神戸の連続小学生殺傷事件の犯人だった当時14歳の少年が今は20歳になって、少年院から仮退院する記事が載っていました。思い出しましたが被害者のご家族の方々にとっては忘れられない歳月だったと思います。当時どんな奴がこんな酷いことするのかと思っていたら、以外にも少年だったことを、報道を見てみると無責任についこの間の事件だった様に私は感じました。私の子供達が被害者だったらこの記事をどんな思いで見ただろうか。つくづく考えさせられました。20になった彼は、これからの人生を償いの人生にしたいと語れるまでに成長しました。と云うのも、収監された直後は、静かなところで一人で死にたいと訴えていたそうです。彼の人間的成長を感じます。私は元来、死刑制度には反対する気持ちを持っています。でもってつい思うんです。オウムの麻原みたいな奴をみると。日本も終身懲役刑を設けると良いと思います。恩赦も何も無い、死ぬまで徹底的に働かせる懲役刑。医療も何も無い。

 ・ 短信106 2003/05/11

 私は考えて行動する人間でいたいと思っています。音楽もそうです。メッセージを送り続ける音楽家でいようと思っています。その中身は色々在ると思いますが、政治的なものから社会的なもの、自分自身の喜びも感動も、四季折々の自然の織り成す美しさも、全てが私のメッセージであり、皆さんに伝えたいことであり、その邪魔をするものを告発していきたい。この告発する心が私の創作と演奏の原点です。人生の最後まで私は私で在りたい。
 先日アメリカのブッシュ大統領が戦争の勝利宣言をしました。イラクを解放したと誇らしげに言いました。イラクに限らずアメリカに勝てる国など在るわけが在りません。最近のアメリカのように、自国(アメリカのこと)の利益と安全の為には国連が認めなくても武力を使うことが当たり前なこととされるなら、世界はめちゃめちゃになってしまうと思います。そして、その結果を解放などと言わせることを認めてはいけないと思います。

 ・ 短信105 2003/05/07

 私がまだ高校生の頃『期待される人間像』という当時の文部省が出した文章が在りました。清く正しくは良いのですが、この指導書の目的は従順な生徒を造ろうとした内容のものでした。目上の人には逆らわず、したがって先生の仰ることには疑問を持たず、生徒会なぞ何の意味もなくし、言われたことをただきちんと行う人間を理想としろと言う、半馬鹿教育を目指したものでした。その後は学習指導要綱を毎年打ち出し、詰め込み教育と選別の教育が押し進められました。先生の側には勤務評定があり、校長を始めとする縦型の体制が造られていきました。それから30年。政府、文部省の目論見どおり、おとなしい従順な人々が社会の中心を担う時代に成りました。そうした教育はその後も続き新たな、いわゆる落ちこぼれと云われる集団を作り出し、片側にはエリートとなる集団を確保する。今の教育の成果は、また30年後に社会に出現することを考えて今の政府はいます。そして色々な政策を出してきます

 ・ 短信104 2003/05/05

 怖い世界にさせてはいけないと思う人々は世界中にいっぱいいます。日本人には比較的少ないのかもしれません。先だっての選挙もそうでした。痛めつけられてもじっと耐える日本人の性格のおとなしさ。いやいやそうじゃないと私は思います。政権党は長いながい目で、それこそ50年60年の先を狙って政治離れするようにしてきたのです。腐敗した政治にみんなが嫌気を持って、怒りをとおりこす段階までこさせたのです。あきらめの境地。
 ちょっと前大学の先生たちに年数契約制度が持ち込まれました。現在の教授、助教授には適用しないということで。これも今すぐの結果がほしくてした制度では在りません。十数年後には全ての大学の先生たちは、国にとって都合の悪い考えの人は首を切れるのです。都合のよい教授と助教授と講師ばかりにする為に、政府が決めた施策です。怖いと思われませんか?これはほんの一つの例です。

 ・ 短信103 2003/04/30

 イラク戦争は多大な民間人の犠牲者をだして、ほとんど終結しました。ではアメリカは勝利したのか?もしこれを勝利と云うならば敗北したのは何だったのだろうか。圧倒的軍事力を持つアメリカに世界で勝てる国など在るわけがない。これは厳然たる事実です。もし世界の良心が負けたとすれば、今世界は暗黒です。ところが世界の良心は強く逞しく成って全世界の流れを生み出しています。アメリカ一国支配を許さないという世界の潮流が、世界中で逞しく育っています。孤立し、世界中を敵にしかねないアメリカの政策に対する批判と、それと対照的で建設的な国連中心主義がアメリカ国内からも出始め、圧倒的な世界の世論となり、アメリカ政府もそれを無視出来なくなっているのが現実です。
 盛んに言っていた大量破壊兵器は何処にあるのでしょう。それが戦争の理由だったはずです。小泉政府もそれを問題にして、大量破壊兵器の恐怖を煽りたてていましたが、今は全然言いません。今アメリカは国連査察団のイラク入りを拒否しています。何故でしょう?アメリカがフセインを倒したからアメリカ中心でイラクを復興させる。お金は国連も他の国も出せ。取り仕切るのは俺だ。これがアメリカの態度の基本です。国連査察団が入って大量破壊兵器の存在を否定したら、それこそ戦争の大儀が本来ただでさえなかったのに、完璧に無くなってしまうからです。

 ・ 短信102 2003/04/27

 現在の憲法のもとでは、思想も言論、信仰も自由である。旧憲法の時代、人権も『個』の尊厳も無視し蹂躙する『大儀』がまかり通った。そういう歴史の時間のあとに、敗戦を機として現在の憲法は生まれている。自覚して守るべく努めなければ、憲法は変形させられる。政治と経済の腐敗と停滞がつづき、人々が政治に倦むとき、敗戦以前の社会へ押し戻そうとする意図は公然化する。日の丸、君が代の強制につづき、個人情報保護法、防衛立法と、憲法を実質的に骨抜きのする動きは露骨になった。
小林多喜二は非合法下の共産党員であったから『虐殺』は仕方ないという考えもあろう。しかしまず『赤狩り』があり、リベラルな保守派にまで言論弾圧がすすんだ歴史を昭和の時代は経験した。多喜二の死は、近づきつつあった天皇制ミリタリズムの前ぶれだった。
 20日夜の小樽は冷え込んだ。しかし会場を埋め尽くした参加者から、死者たちの思いをうけつぎ、時間を逆行させまいという熱い思いが伝わってきた。」
 澤地さんの文章から引用させて頂きました。私が思う不安感とどこかで共鳴する作品でした。

 ・ 短信101 2003/04/24

 四月の月刊新潮に澤地久枝さんの短い文章が掲載されていました。
 死者の眠り―小林多喜二没後70年というタイトルでした。多喜二にかかわる女性達をメインテーマに話は続きます。1933年2月20日築地警察署で拷問により虐殺された多喜ニの惨たらしい遺体が東京杉並区馬橋の自宅に戻った夜、風のようにあらわれ、多喜二に別れを告げて姿を消した女性が二人いました。一人は多喜二が愛した田口タキ。もう一人は多喜二を愛撫するように遺体にふれたちまち去った伊藤ふじ子。多喜二をめぐる二人の女性をからませながら、志賀直哉に対する多喜二の尊敬の念と、志賀直哉の多喜二に対する想いを作者自身の想いとフィードバックさせて文章は続きます。
 「1933年という年、ドイツではヒトラーが合法的に政権につき、日本は『満州』問題で国際連盟を脱退し、日独伊三国枢軸として戦争への道を辿る第一歩を踏み出した。
小林多喜二の文学作品は、十分な推敲をかさねる機会もなく、イデオロギー優先の政治課題に制約され、完熟することはなかった。作者自身が自覚していたことは、志賀直哉に当てた手紙にも見えている。しかし、彼の文学と人生、彼をめぐる母セキその他の人々に、私は時代への証言性を見た。
 それは、明治憲法下の日本社会の非人間性、反国家的人間の存在を許さない苛酷な権力構造を感じさせる。それでもなお、多くの有為の人々が党員となりシンパになって試練に耐えようとしたところに時代と世相があろう。」