1997年ハイサイリポート・1
注・これは当時、沖縄で行われたハイサイリーグのうちの5試合の観戦記です。
昔のリポートなので、現在移籍、引退等で在籍していない選手も何人かいますがご了承ください。ここに登場している選手の顔と名前が一致しない方には、97年の選手名鑑を見ることをオススメします(^^;。
10月20日(月)(沖縄市営球場)広島東洋カープ×横浜ベイスターズ
| YB | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |
| C | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(大会規定により引き分け)試合時間2時間23分
(横浜)森中
(広島)嶋(5)ー若林(1)ー菊地原(1)ー玉木重(2)
(横浜)
8万永・7永池・5紀田・9長見・6石井義・2相川・3加藤謙・DH鶴岡・4大野
(広島)
6木村・5高山・9朝山・3浅井・4ソリアーノ・8ペレス・DH井上煌・2田村・7福地
カープの4回の得点は1死1塁後の朝山のツーベース。相手の返球がそれ、その間に高山がホームイン、というものでした。
7回のベイスターズの得点は、まず長見がセンター前ヒット、1死の後、相川のレフト前ヒットで1死1、2塁。続く加藤の3ゴロが浅井のセカンドへの悪送球となり入ったものでした。
森中はしり上がりに調子を上げ、木村、浅井、ペレスといった1軍選手のいるカープ打線を、結局、2安打に抑えました。炎天下の中、9回を投げきったというのは評価していいと思います。
浅井は7回、1死1、2塁の場面で痛いタイムリーエラー。完全なゲッツーコースだったのに、あせったのでしょうか。打つほうでも、浅井は3ー0とさっぱり。何かフォームを崩し気味のように見えました。試合後の練習では、早速ファーストの守備練習をやっていました。
2番サードでスタメン出場の高山でしたが、1回、1死からセカンドフライ。4回、四球の木村をおいた、1死1塁で登場。しかし0ー1からバントを失敗して、セカンドランナーアウト。高山は1塁に出ます。
そして続く朝山がレフト線を襲うツーベース。返球がそれる間果敢にホームに頭から滑り込む高山。セーフ、1点!しかし何ということでしょう、高山は起き上がりません。やっと立ち上がり、よろよろとベンチに戻ります。そして5回から、サードには玉木朋が。悪い予感が…。試合終了後の練習には参加していましたが、トスバッティングの相手をしたり、外野を走ったりして、一人打撃練習や守備練習には加わりませんでした。
腕か肩か痛めたかなあ…。練習の最後までいたので、それほどたいしたことはないのでしょうが、心配です。
この日のこぼれ話
カープの選手、コーチはみんなストッキングを長くしていたのに、高橋建とペルドモだけが短かったのです。ポリシー?
がらがらだったので、私はバックネット裏でスコアをつけて観戦。そのすぐ前には、YBのスコアラー陣の姿が。その中の一人に見覚えが…。おおっ、横山投手だ!彼は9分割されたスコア用紙を書き込みながら、試合を見ていました。試合後、写真を撮らせてもらいましたが、大きいのにびっくり(^^;。撮った後、そそくさとベンチに戻ろうとする横山。するとスコアラーの方に、「おい、荷物持っていけよ。」と言われ、慌てて戻るという場面も。
この球場は、カープが春のキャンプで使っている所なのですが、観客がその時より少なかった(50人位)のにはびっくり!
しかも、試合が終わって、カープは1時間ほど練習していたのですが、その時には観客は5人に激減。出待ちなんて皆無でした(^^;。サインをもらおうと思って、色紙を一応用意していたのですが、そんな状況では妙に目だってしまうので(ただでさえ、日焼けが怖くて謎のキャディーさんみたいにしていたし)、断念しました。
試合後の反省会での高橋建(左)
同じく反省会。左から小畑、高山、菊地原、福地(右)

10月21日(火)(名護市営球場)日本ハムファイターズ×広島東洋カープ
| C | 0 | 6 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 10 | |
| F | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 |
試合時間2時間47分
(広島)山根(5)ーペルドモ(2)ー小林敦(1)ー山崎(1)
(日ハム)桜井(8)ー山原(1)
(広島)6木村・7福地・8朝山・5ソリアーノ・DHペレス・2伊与田・9井上煌・3井上浩・4玉木朋
(日ハム)DH小笠原・8大貝・5根本・9中村・7島田・4荒井昭吾・6白石・2田口・3ムニョス
遅刻をしてしまい、2回のビッグイニングが終わった直後に球場入りしました(^^;。
3回の得点は、桜井の乱調につけこんでの押し出しの2点でした。
先発山根は5回を投げて4失点。3回は死球、ツーベース、ヒットで1点。その後犠牲フライで1点。そして2死1塁で中村にツーベースで1点。4回は荒井昭にHR。ボール球が多く、球が高く、出来は悪かったです。
スピードのない山根の後に投げたからでしょうか(^^;、ペルドモの球の速さが目につきました。甘く入ったところを打たれたりしましたが、6、7回を無失点に抑えました。あとはコントロールでしょうね。
9回に登板した山崎。2死1塁で、1番小笠原にHR。なんと場外へ!シーズンの不調をまだ引きずっているのか、今一つでした。
この日のこぼれ話
昨日怪我をした高山は試合には出ず、サングラスをしてベンチの後ろに玉木重と座り、観戦していました。でも、
試合後のランニングには参加していました。ソリアーノにちょっかいを出すなど、元気そうでした。
今日は出場しなかった浅井。ベンチ最前列で、タオルを抱き締めて観戦していました(^^;。なんか可愛かったです。
約10分ほどのランニングとストレッチの後、選手たちは球場の外に止まっているバスに向かいました。選手達は自動販売機で買ったドリンクをおいしそうに飲みながら歩いていきました。
10月23日(木)(沖縄市営球場)ヤクルトスワローズ×広島東洋カープ
| C | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | |
| SW | 3 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | × | 8 |
試合時間3時間7分
(広島)菊地原(3)ー小林敦(2)ー若林(2)ー玉木重(1)
(ヤクルト)宮出ー押尾
(広島)7福地・6木村・9朝山・4ソリアーノ・8ペレス・2伊与田・DH小畑・3井上煌・5玉木朋
(ヤクルト)5岩村・8松元秀・6三木・7副島・DH高梨・3度会・9津川・2野口・4宇佐美
菊地原は1回、玉木朋のエラーなどで足をひっぱられる不運もありました。2回は三者凡退。3回の1点はヒット、四球、ダブルスチールの後、高梨のサードゴロで1失点。全体にボールが先行する今一つの内容でした。
2番手小林は大乱調。4回に1失点、5回には4つのセンター前ヒットを浴びるなど、3失点。
若林はテンポよく6、7回を三者凡退。三木、高梨、津川から計3つの三振を奪いました。
玉木重は8回に登板。全体的に球が荒れ気味で、松元にヒット1本を許しましたが、後続を断ちました。
カープの9回の得点は、無死満塁後、ソリアーノのショートゴロダブルプレー、ペレスの振り逃げで1点づつというもの。今日はランナーは出すものの打線がつながらず、4点にとどまりました。
福地は1番レフトで登場も、6回にショートへ。(6回には木村がセカンド、ソリアーノがサード、レフトには福良というすごい交代をやって、場内放送も混乱して「木村はセンター」と間違える場面も(^^;。)早速その回打球が飛びましたが、送球がそれてランナーを出してしまいました。7回には死球を受けるなど(悲鳴が聞こえたのですが、交代はしませんでした。)、今日はいろいろ大変な日だったようです。
この日のこぼれ話
浅井が足を痛めて広島に帰ったそうです。通りで昨日試合に出ていなかった訳ですね(^^;。
今日はスワローズの優勝効果か、観客も100人近く入りました。そのスワローズでしたが、やはり1軍同様、随所にそつのないプレーが見られました。先の塁を貪欲に狙うという姿勢は、若手にも受け継がれているようです。追い込まれても雑にならない攻めはさすがです。
試合後の反省会は、捕手陣が「追い込んでからの配球」について注意を受けていました。「ツーストライクまでいって、最後に甘くなる」という点だと思います。確かに今日の試合はそうだったので。
その後、投手陣だけを集めて川端コーチと外木場コーチによる反省会がベンチ前で行われました。嶋がつけていたスコアを見ながらやっていました。
川端コーチ「今の自分の力を知って練習すること。長谷川と山内が同じ練習をしても駄目なんだ。」
外木場コーチ「今ここに来ているのは自分の力を発揮できていない投手が多い。もっと自分に厳しく、悔いが残らないようにやってほしい。」
その後投手陣は外野をランニング、野手陣は室内練習場で打撃練習。最後までいられなかったのでわかりませんが、きっといつもよりみっちり練習したことでしょう。
1997年ハイサイリポート・2
プロ野球の時間
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