美音の時間(2月)

〜すべてはホントでウソかもね〜

月28日(木)ネイル

明日から三月。
雑誌の「春の新色ネイル」という記事を見て、早速春らしいブルーのネイルを買った。
ベース→ネイル二度塗り→トップコートとはみ出さないように丁寧に塗ったので、完成まで一時間近くもかかってしまった。

そして出来上がりを見て愕然。
ブルーというよりグリーン。見れば見るほど不気味な色。昔日テレ系でやっていた「V」のビジター達の緑の血の色を思い出した。地球侵略を目論む爬虫類系の宇宙人達の血。
「気持ち悪い色ねえ」と母にも笑われてしまったので、夜にはリムーバーで色を落とし、無難なベージュに塗り直してしまった。

結局ダイアナ(「V」に出ていた敵役ビジター)にもなりきれなかった私。
こうしてグリーンのネイルは半日のはかない命を終えた。今度から横着せずに売り場で試し塗りをして買おう。


月27日(水)花粉

花粉症の人々には辛い季節になったが、私は全くの無関係。
布団も洗濯物もばんばん干すし、暖かくなってきたので窓も全開。
酷い花粉症で、ティッシュを手放せない友人の前で鼻息荒くして嫌われている。

そんな時、同じく花粉症と無縁だった友人から「ついに今年花粉症デビューしました」というメールが届いた。急に鼻水が止まらなくなったので「風邪だ」と思って病院に行ったら「花粉症です」と医者に言われたという。言われた後は気のせいか目も痒くなり、今ではマスクをしないと外に出られないというから驚きだ。
「明日は我が身だと思ってたほうがいいよ」というメールを読んで気が重くなった。

それ以来、くしゃみをする度に「まさか!?」と不安になる日が続いている。
早く花粉症の季節が終わればいいのに。春も来ないうちからそんな事を考えている。


月13日(水)BARBEE BOYS

「歌の大辞テン」に昔好きだった元バービーボーイズの元ボーカル・コンタと杏子が出ていた。
多少老けたようにも見えるけど、雰囲気はあの頃のまま。ヒットした「目を閉じておいでよ」のVTRを見ながら当時を思い出した。

バービーに燃えていたあの頃。ライヴも行ったしCDもビデオも買った。ファンクラブ「負けるもん会」(ヒット曲のタイトル「負けるもんか」をもじったらしい)にも入った。
しかし何であんなに好きだったのか。お世辞にも音楽性があるとは言い難い曲。(メンバー自身は「速い、暗い、うるさい曲が持ち味」とか言っていたらしいが。)そしてあのスカスカの演奏。ルックスがいいとも言えないメンバー達。歌詞も意味不明のものが多く、胸に来るというものでもないのにどうして…。分析してもよくわからない。あのバンドの訳のわからない勢いに惹かれたという事なのだろうか。今でも謎である。

そのバービーが解散して、もう十年近くが過ぎてしまった。
今はもうほとんど見る事もないライヴビデオを見たら、熱狂する私の姿が小さく写っていた。

人に言えない思い出ではないけれど、できれば秘密にしておきたい過去。
でもそんな過去の一つや二つ、みんな持っているはずだ。あなたも私もそして君も。

青春って、振り返ってみるとかなり恥ずかしいものなのかもね。
美しいものなんて誰が言ったんだろう。


月11日(月)ドラクエ2

ここんとこ三連休といえばドラクエ三昧である。

先月無事1をクリアしたので、今は2をやっている。
1は一人旅だったが、今度は主人公の他に王子が一人と姫が一人つく。二人の名前は好きなものに変えられるという裏技があると攻略サイトに書いてあったので、早速好きな名前をつける。
主人公の勇者は「みおと」。姫は「さわざき」、王子は「けん」にした。志村けんではなくて、カープの高橋建の「けん」。
道具を買うと「はいどうぞ、けんさん!」と言われるのに密かな喜びを感じながらゲームを進めた。

しかしこの「けん」、弱いのだ。「さわざき」は強力な魔法が使えて便利なのだが、「けん」はすぐに敵から攻撃され、はっきり言って足手まとい。何度も死ぬし(生き返らせるのもまた面倒)、挙句の果てには病気になって遠くまで薬草を取りに行かされる始末。早くクリアしたい私のイライラはつのる。

そしてゲームが進むにつれ、「けん」へ浴びせる罵声も増えていった。この分じゃ、罪もない高橋建の事まで嫌いになってしまいそうだ。
ああ、王子に「さわざき」とつけなくてよかった…。

とにかく早くクリアしよう。これ以上「けん」を嫌いになる前に。


月6日(水)うめず

ここんとこ水曜日は楳図かずお原作の「ロングラブレター・漂流教室」を見ている。
原作を昔読んでいるので、設定が小学生から高校生に、そして原作には登場しない人物が中心になって進められる物語に戸惑いつつも。

最近のはよく知らないが、昔の楳図作品は結構読んでいる。ベスト3は「漂流教室」「洗礼」「赤ん坊少女」かな。美少女おろちが活躍する「おろち」も捨てがたい。人間の心の裏というか、そういうものを感じさせる作品が好きだ。なのでギャグの「まことちゃん」はあまり好きではない。
昔後楽園遊園地でひと夏限定でやっていた「楳図かずおのお化け屋敷」。昔懐かしいへび少女も出ていて良かった。いつかまたやってくれないだろうか…。

そういう話を会社で昼食時間に同僚達に語っていたら、その中の一人に楳図ファンがいたのでびっくり。
「「鬼姫」が楳図にはまったきっかけだった」「昔家庭科で「タマミ人形」作って先生に叱られた」などと語り合っていたら、何時の間にか会社で「楳図シスターズ」と名前がついてしまった。なんじゃい。

翌日。隣の席の人が「梅酢が好きなんですか?僕はぽん酢派ですね」と言った。その口にぽん酢の瓶を突っ込みたくなった私を攻めないで欲しい。


美音の時間(1月)