1998年の澤崎(6月〜10月)


見出し横の◎は筆者が球場観戦したもの、◇はTVまたはラジオ観戦、■は新聞等の情報によるものです。


9・澤崎、久々の1軍登板(6月10日)
3−4(対中日戦・広島)

前回の投球後の17日、登録抹消となった澤崎でしたが、その後投げ込みや走り込みなど調整を続け、5日に再び1軍登録されました。この日はその後初めての登板となりました。

2−4とリードされている場面で、3番手として登板。下位打線なのに、いきなり先頭打者の大西に四球を出してしまうなんて、一番やってはいけないことしてしまいました。このあたりは、立ち上がりの悪い澤崎の本領発揮といったところでしょうが(^_^;)。

結局無失点だったものの、3塁まで走者を進める危なっかしい内容でした。打者が投手山本昌の場面で簡単に大西に走られたり、李の場面でもカウントを悪くしてしまう…など、反省点も多いですね。2度目の登板では、いい意味での澤崎らしさを見せてほしいです。

S 防御率 球数
7.71 18


10・澤崎、調整登板?(6月21日)
4−7(対横浜戦・函館)

今日は6月10日以来の澤崎の登板がありました。先週の神宮でも一人別メニューの練習をしていたり、ベンチを外れたりしていたので、心配していたのですが…。

映像を見ていないので何とも言えませんが、数字(打者7人に対して3安打)だけ見るとまだまだ不安が残ります。
それにしても起用法がはっきりしません。先発で使う気もなさそうですし、中継ぎで使うにしても、敗戦処理として投げさせていくつもりなのか…。それなら何故1軍にいるんだという声も聞こえてきそうですが(^_^;)。

S 防御率 球数
1 1/3 6.46 29


11・澤崎、2−8から打たれる(6月23日)4−9(対巨人戦・広島)

8回表、2−8で負けている場面で3番手として登板した澤崎ですが、1死後、1−1の場面から、139キロの直球を広沢に右中間スタンドに運ばれてしまいました。ああも簡単に持っていかれるとは、広沢の調子がいい(この日2HR)のは勿論ですが、澤崎の球が走ってないという事もあるのでしょう。
その後高橋にも直球を打たれ、結局この日は打者5人に対して2安打1失点(暴投1つ)の内容でした。

解説の北別府氏は、澤崎の不調について「昨年の疲れ。踏み出す膝が割れている。シュート回転する球が多い」と指摘していました。他には「人の意見を聞き過ぎてしまう」とも。何かわかるような気もします(^_^;)。

実は、1軍復帰後初めて澤崎が試合で投げる姿を見たのですが…。低めに投げようという意識は持っているようですが、自信のなさそうな表情と投球は相変わらずでした。これなら、上げるのが早すぎたと言われても仕方がないのかもしれません。

S 防御率 球数
6.61 22


12・澤崎、チーム連敗の中で(6月24日)3−7(対巨人戦・広島)

9回表、3−7で負けている場面で4番手として登板した澤崎。6番・好調のダンカンを見逃しの三振に仕留め、続く永池、村田にはフライを打たせ、14球でG打線を抑えました。

今日はTV中継が終わっていたのでラジオで聴いていました。登板した投手がことごとく打たれたり、雨も降って中断もあったりして試合時間が長くなった頃、、あっさり三者凡退に抑えたので、球場に残っていた観客もほっとしたのではないでしょうか(^_^;)

TV中継で、解説陣が「山内、澤崎に頑張ってもらわないと…」と言っていました。確かにこの二人が調子を上げてくれれば、再びチームが浮上するきっかけにもなるのでしょうが、最近の投球を見ていると、そんな日がやって来るのかと不安になります。

カープはこれで7連敗。93年以来のことだそうです。

S 防御率 球数
6.23 14


13・澤崎、巨人戦3連投(6月25日)2−4(対巨人戦・広島)

8回表、2−4とリードされている場面で今日も澤崎が登板しました。2番手として登板した田中が持ち味を出して好投した後だっただけに、抑えてもらいたかったところですが…。

1死から投手の桑田にライトオーバーの2塁打を打たれ、続く仁志には四球。1死2、1塁となったところでマウンドを降りました。何とかその後に登板した東瀬、山内が抑えてくれたので、自責点はつかずにすみました。(こんなことでホッとしてしまう自分が悲しいですが)

今日の澤崎も今一つ。雨の中での投球だったとはいえ、コントロールが悪すぎました。
それからこの3連戦の登板を見て、投球フォームが以前より小さくなったような印象を受けました。まだ自分のフォームが固まっていないのでしょうか。

今日もリードされている場面での登板。チームがこういう状態では登板が増えてしまいそうですね。

S 防御率 球数
1/3 6.11 12


14・澤崎、Xデー近し!?(6月27日)3−5(対中日戦・ナゴヤドーム)

澤崎が6回に3対5とリードされた場面で、先発高橋建の後、2番手として登板しましたが…。

先頭打者の山崎に内野安打を打たれてしまいます。その後何とか二死をとったものの、走者は3塁まで進めてしまいます。

そしてまた走者を残しての降板となりました。山崎の当たりは不運だったようですが、調子が悪い時というのは運にも見放されてしまうのですね。

その後登板した東瀬がピンチを広げたものの、その後に登板した玉木がきっちり抑えてくれたので助かりました。しかし澤崎は相変わらずぱっとしない内容でした。ウェスタンでは長谷川が好投したようですし、これでは登録抹消のXデーが近いのかとも思ってしまいます。

とにかく今は与えられた仕事をきっちりこなすしかないでしょうね。

S 防御率 球数
2/3 5.89 10


15・澤崎、ツキにも見放され(7月3日)1−4(対阪神戦・倉敷)

9回表、0−2と、「もう1点もやれん!」という場面、先発高橋建の後に澤崎が出てきたので、驚きました。最近はもっと点差がついている場面(しかも負け)での登板が多かったので…(^_^;)。

しかし今日の澤崎は、バックに足を引っ張られたようです。聴いていたラジオの解説は西田氏で、「ツキのない人を使うとツキが逃げてしまう」と言っていましたが、まさにその通りでしたね。

新庄のヒットもエラーといってもいい感じでしたし、その後バントを決められた後のパウエルのタイムリー…。ここで駄目押し点が入ってしまいます。

しかもその後、気落ちする澤崎に追い討ちをかけるように、今岡の当たりを江藤がエラーしてしまいます。せめて東都の同期生・今岡は打ち取ってほしかったのですが…。

今日のような大事な場面で澤崎を投げさせたという事は、何とか調子を取り戻してほしいという首脳陣の期待からだったと思いますが、これでは逆効果になってしまいそうです。やはりまだいい時の澤崎には遠く及ばないのでしょうか。

ついにツキにも見放された澤崎の、明日はどっちだ(T_T)!?

S 防御率 球数
1/3 6.27 10


16・澤崎、1軍復帰後初登板(10月3日)4−7(対巨人戦・東京ドーム)

本日、東京ドームでの巨人戦で、澤崎が1軍復帰後初めて登板しました。約3か月ぶりの登板です。

6失点の黒田の後を受け、3回裏からマウンドに上がりました。3回を三者凡退に仕留め、続く4回には先頭打者の吉原にヒットを許したものの、後続を断ち、無失点で切り抜けました。5回裏にはこの日HRを打った松井、4番清原、5番高橋も打ち取り、3イニングを無失点に抑えてマウンドを降りました。

久しぶりの登板…しかも黒田がジャイアンツ打線に火をつけた後の登板である事、ウエスタンでの最後の登板内容が悪かった事などを考え、どうなることかと心配しましたが、意外と良かったので驚きました。明らかにストライクと思える球が3球あった不運にも関わらず…(^_^;)。

高めに球がいくシーンも最初はあったものの、後半はスライダーが低めに決まり、直球も走っていたように見えました。吉原に打たれた球も悪くはなかったし。特に4回の高橋への投球は、「高橋はこう打ち取るべきだっ!」という見本のような横の揺さ振りで、いい時の澤崎を思い出させてくれました。

どうも今季は暗い話題ばかりでしたが、ここに来て来季に向けて希望の光がかすかに見えたような気がします。また登板のチャンスがあれば、今日のような投球をしてもらいたいですね。

S 防御率 球数
10 5.40 39


17・澤崎、坪井を抑える(10月5日)2−5(対阪神戦・甲子園)

本日甲子園球場で行われた対タイガース戦で、5失点の先発河野の後、6回、7回の2イニングを投げました。

6回を三者凡退に仕留めた後、続く7回にはここまで3安打(!)の青学の1つ先輩である今をときめく(^_^;)坪井をセカンドゴロに打ち取りました。(ちなみにこれで坪井の今日までの打率は.328となりました。)

前回登板に続き無失点という結果を出したのは嬉しいのですが、もう今季はこれで登板がないかもしれない(ハイサイリーグへの参加が濃厚なので)のでそれが寂しいですね。

その澤崎の後に投げたのが、なんと一昨日先発したばかりの黒田。走者を出したもののなんとか抑えました。
澤崎の映像が見たいのですけど、今日の試合はカープの全球団負け越しの話と、坪井の3安打くらいしかスポーツニュースでも紹介しないのでしょうね(^_^;)。

S 防御率 球数
4.94 26


6月〜10月の澤崎

5月に登録抹消され、1軍昇格も結果を出せずに再び7月に抹消…。こんなに長い2軍生活は、プロ入り初めてのことでした。
しかし最後の最後に出てきた澤崎は、良い時の澤崎を思い出させてくれる投球を見せてくれました。直球に勢いがあり、スライダーの切れも戻ってきました。


1998年の澤崎

見事に「2年目のジンクス」にはまってしまった感じの1年となってしまいました。
昨年の登板過多の疲れをオフに癒せないまま(年末のテレビにも出まくっていたので)シーズンに突入してしまったようなので、心配はしていたのですが…。
それでも最後に見せた投球が、来季への希望の光になってくれました。


投手成績(1998年)

S 登板 完投 完封 無四 SP 勝率 打者 投回 奪振率 防御率
1 0 0 17 0 0 0 1 1.000 111 23 2/3 30 3 18 6.85 12 0 2 0 14 13 4.94

打撃成績(1998年)

打率 試合 犠打 犠飛 出塁率 長打率
.000 19 6 5 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 1 0 0 0 .000 .000


1999年の澤崎(4月〜5月)