1999年の澤崎(4月〜5月)
※見出し横の◎は筆者が球場観戦したもの、◇はTVまたはラジオ観戦、■は新聞等の情報によるものです。
1・澤崎、やっと今季初登板!(5月11日)7−6(対巨人戦・広島)◇
今日1軍登録された澤崎が、いきなり8回に登板しました!村田善、後藤から連続三振を奪い、打たれたのは清水のライト前ヒット1本だけという上々の今季初登板となりました。
今日の澤崎は、直球ののび、それにスライダーの切れも素晴らしかったです。テレビの画面で見ても、それがはっきりわかりました。それになによりあの気合の入った顔!去年の登板では自信のなさそうな顔しか見ていなかったので嬉しかったです。残念なのはテレビ中継が途中で終わってしまったことですが…(^_^;)。
しばらくはこういう中継ぎ登板となるでしょうが、気負わず自分の投球をしていけば先発への道もあると思います。
最後は木村のサヨナラ打でチームも勝ち、気持ちの良い試合となりました。
| 勝 | 負 | S | 回 | 打 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | 球数 |
| 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0.00 | 12 |
2・澤崎、今季初勝利!(5月15日)5−2(対ヤクルト戦・長崎)◇
本日、長崎で行われました対スワローズ戦で、3番手として6、7回を投げた澤崎が今季初勝利を挙げました。
☆☆☆祝・澤崎 1勝目!! ☆☆☆ (通算・14勝目)
なんと昨年4月9日以来(その時も中継ぎ)の勝利です!
いつも立ち上がりが悪い澤崎ですが、今日も球が高目に行くケースが多くひやっとしました(^_^;)。
●6回裏
今日は2−0でリードしながら、先発佐々岡が危険球退場となるアクシデントで、急遽黒田が登板。
しかしぴりっとしないまま2失点。同点となってしまいます。
澤崎はその後を受けての登板となりました。5番スミスはファールでねばられた後、外角低目のフォークで見事空振り三振に、そして6番高橋智をライトフライ、7番岩村をファーストゴロに打ち取ります。
●7回裏
7回表に前田のタイムリーでカープが1点リード。澤崎の勝ち投手の望みも出てきました。
8番宮本は直球を当てただけのファーストゴロ…と思いきや、ファースト江藤が取れずに打球は1、2塁間に。無死1塁となり、代打小早川はセカンドゴロに打ち取ります。惜しくも小早川の足がやや早かったのでゲッツーは取れず、1死1塁。その後真中に2−0と追い込みながら高目の直球(同じような直球を3球続けたのも疑問ですが、それが最後は甘い球になってしまいました)を左中間に運ばれ、1死2、3塁のピンチを招きます。
そこで2番・土橋。嫌な打者を迎えてしまいましたが、0ー2から土橋らしくなく難しい低めへの変化球に手を出してくれて真正面のピッチャーゴロ。(3塁走者がいいスタートをきっていたので、この当たりが少し左右どちらかに行っていれば1点取られていたことでしょう。)3塁走者が三本間に挟まれます。しかし2塁走者の真中も3塁に来てしまい、そこで2人に続けてタッチアウトという珍しいプレーが出て、何とかピンチを脱しました。
その後は玉木、幹英のリレーの必勝パターン。澤崎に勝ち星が転がり込んできました。
今日の澤崎も気合が入っていたようですが、走者を出してからは顔にも投球にも「気負い」が感じられました。今日は相手のミスにも助けられたので事無きをえましたが、この辺が今後の課題でしょうね。
| 勝 | 負 | S | 回 | 打 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | 球数 |
| 1 | 0 | 0 | 2 | 7 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0.00 | 31 |
3・澤崎、マシンガン打線の餌食に(5月22日)5−12(対横浜戦・横浜)◇
最近登板がなく、ミンチーの戦線離脱もあり、この3連戦の先発候補として名前が挙がっていた澤崎でしたが、今日も中継ぎでの登板となりました。
1週間ぶりの登板は、6回裏、4−2とリードはしていたものの、無死2、3塁と一打同点の苦しい場面でした。先発の高橋建が序盤今一つながらも2点に抑えていたので、もう少し引っ張るかとも思っていましたが。
立ち上がりの悪い澤崎にとっては心配な、走者がいる場面での登板となってしまいました。
まずポゾを初球サードゴロに打ち取り、続く佐伯は敬遠で1死満塁。その後何とか2死満塁とした後、代打荒井に1−3から押し出しの四球を与えてしまいます。そして、1番石井のファーストへの当たりが江藤のグラブをはじく内野安打になり1失点。これは上手い1塁手だったら捕れそうな当たりでした。そして波留、鈴木尚に連続2点タイムリー2塁打を打たれ、まさかの6失点となりました。
石井に打たれたのはインコース低目の直球でそれほど悪い球ではなかったのですが、波留への球は1−1から投げるべきでない真ん中スライダー、鈴木へは1−3の不利なカウントからインコースへの真ん中のスライダー。どちらも甘い球でした。
今日の澤崎は球の切れ、コントロール共に悪く、今季最悪の内容でした。そこを今日当たっていなかったYB打線につかまってしまいましたね。一度ついた勢いは、その後投げた投手も止めることができませんでした。
まだ試合中盤での1死での満塁策もどうかと思いましたし、江藤が捕っていればあれで終わったのに…とも思ってしまいますが、それにしても今日の調子は悪すぎました。
勝てば今季初勝利となった高橋建の勝ちを消し、澤崎自身は今季初黒星となってしまいました。気分的にも最悪な登板となってしまったのではないでしょうか。
これでは当分先発どころではなくなりました。それどころか、入れ替えの激しい投手陣の中では次回の登板の内容が悪かったら…ということにもなってしまいそうです。
| 勝 | 負 | S | 回 | 打 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | 球数 |
| 1 | 1 | 0 | 1 | 8 | 3 | 0 | 2 | 4 | 9.00 | 31 |
4・澤崎、プロ入り初セーブ!(5月30日)12ー9(対横浜戦・広島)◎
本日、広島市民球場で行われました対ベイスターズ戦で、5番手として9回を投げた澤崎がプロ入り初セーブを挙げました。
☆☆☆祝・澤崎 プロ入り初セーブ!! ☆☆☆ (通算・14勝1セーブ)
しばらく関東での試合もないし、今度神宮で試合がある時に澤崎が1軍にいるかどうかわからない…。そんな弱気になった私は28〜30日の広島での3連戦を観戦することにしました。
HRが乱れ飛んだこの試合、12−9とリードした最終回、澤崎は5番手として登板しました。
9回に入る時、周囲の声も私もここは幹英だろうと、結局この3連戦、澤崎の投球を見ることもなく帰るのか…と思っていたら、リリーフカーに乗って現われたのは澤崎でした!
前回やられたベイスターズ相手であることや、登板間隔があいたことなどもあり、正直不安でした。ここは幹英で手堅くいくのかとも思っていましたし。(後で知ったのですが、幹英は不調のためミニキャンプをはっていたそうです)
ただ、気合が入っていた顔ではあったので、ここは気持ちで頑張ってほしい…と祈るような気持ちで見ていました。
しかし1球投げるごとに、そんな不安は吹き飛んでしまいました。MAX142キロの直球は伸び、スライダーは好調時の澤崎を思い出させる素晴らしいキレ!球も低めにコントロールされていました。その投球を見るうちに、交代の時からあった、「なんで幹英出さないんだよ〜!」という周囲のざわめきも歓声に変わっていきました。
結局、3番鈴木尚をショートゴロ、4番ローズをサードゴロ、5番駒田をセカンドゴロに打ち取り、見事プロ入り初セーブを挙げました。
勝利の瞬間、内野手に祝福される澤崎の顔は、本当に嬉しそうでした。こんな澤崎の顔を見たのは、一昨年以来のような気がしました。
ラッキーなことに、これで澤崎のプロ初勝利と初セーブを挙げた試合を観戦することができました。
澤崎はこれから先発になるのか中継ぎで行くのかはわかりませんが(今季の投手起用は本当に読みにくいので)、今日のような投球ができれば大丈夫だと思います。
これで次回の登板も楽しみになりました。
澤崎・談「結果が出てもあまり変なことを考えないようにしたい。腕を振ることだけを考えて、やっていきたい。」
(サンケイスポーツ・5月31日)
| 勝 | 負 | S | 回 | 打 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | 球数 |
| 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7.20 | 12 |
4月〜5月の澤崎
1か月遅れの1軍昇格。中継ぎでスタートして、そのうち先発に…と思っていたのですが、なんと不調の小林幹に代わっての抑え大抜擢!
初セーブを挙げた試合の投球は、いい時の澤崎を彷彿させるものでした。これをきっかけにして、自分の投球を完全に取り戻すことができるのでしょうか。
1999年の澤崎(6月〜7月)
1998年の澤崎(6月〜10月)
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