アナログ音源のデジタル化方法

カセットなどのアナログ音源をデジタル化する方法を簡単に書いてみましょう。

「web博多んもん」のなかで使用している音声ファイルはだいたい同じような方法でデジタル化しています。

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【写真説明】
右:ハンディ録音機(上部から出ているのがオーディオコードでPCに出力)
中:オーディオコード(ステレオミニプラグ3.5mm−ステレオミニプラグ3.5mm)
  ヘッドフォン出力(カセットプレーヤーなどから→ライン入力ジャックへつなぐ)
左:携帯デジタルプレーヤー(mp3録音機を兼ねる)

1:WAVE化
カセット音源をデジタル化するにはいろんな方法がありますが、いずれにしても最初はPCに取り込む必要があります。その取り込みは、ソフトによってはダイレクトに(mp3・wmaなど)デジタル化が可能ですが、ここでは後々の便利さを考えていったんWAVE化することにします。

カセット音源の出力プラグ(ラインアウトやヘッドフォンプラグ)とPCの入力プラグをオーディオコードで結びます。

2:WAVE取り込みソフト
WAVE取り込みソフト(カセットの音源を今度はPCにWAVEファイルとして録音するソフト)を起動します。管理人愛用のソフトは

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「JetAudio」というものです。ただこのJetAudio、もともとはPCの添付ソフトで(ちょっと旧式?)、今となっては入手しにくいみたいなので、今回はフリーソフトの

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「超録」を使います。ダウンロードはココからしてください。←簡単なソフトの説明もしてあります。
インストールも設定も問題なしです、あまりマニュアル見なくても(^^;直感的に使えて便利です。
上図はWAVEとして取り込みしつつ、曲と曲の無音時間を利用して、曲ごとに自動分割している様子を示しています。ただこの「超録」はフリーソフトなので、録音制限時間は90分。曲分割は8曲までという制限がついていますが、分割は他のソフト(後述)でも可能なので、とりあえずこのまま使用します。90分録音可能であればカセット取り込みには何の障害もないでしょう。

3:WAVEファイルのMP3化・WMA化
上図「超録」画面の下の方に、一本のカセット音源が収録曲ごとに自動的に八個に分割されているのがわかるでしょうか。中村雅俊(^^;のソング3というテープを試しに使っています。
八個に分割されたWAVEファイルをいよいよデジタル化します。

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「ぷっちでここ」というソフトを使います。ダウンロードはここからしてください。
PetitDekokoもインストールや設定は問題なしです。上図一画面の設定で即利用できます。MP3・WMAどちらでもお好みのファイルに変換できます。
出力フォルダの指定という設定欄がありますが、ここで指定したフォルダにこの8曲がデジタル化されているはずです。これでテープ音源がデジタル化されました。めでたしめでたし。

4:曲情報の書き込み
いままでのの工程でアナログ音源はたしかにデジタル化されたんですが少し問題が残ります。このままパソコンや携帯オーディオプレーヤーなどで聞いたとしても、ファイル名が表示されるだけで、アーティスト名・アルバムタイトル・曲名などは表示されません。これではちょっと味気ないというかさびしいですね。せっかくですから曲情報をデジタルファイルに書き込みましょう。「曲が聴ければ歌手名曲名などいらない」とおっしゃる向きにはココから先は不要であります。

「mp3infp」というソフトを使います。ここからダウンロードしてください。

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インストールすると、エクスプローラのプルダウンメニューに「曲情報」書き込み機能が追加されます。タグ情報を埋め込みたい音楽ファイルを右クリックした後、上図メニューにあるmp3infpをクリックすると次画面が表示されるので情報を書き込むだけです。

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これで音質はともかく(テープ音源なので)、見かけ上は購入した音楽ファイルと同じになります。

ただし、この「mp3infp」は「ぷっちでここ」で変換したmp3ファイルとは相性が悪くて書き込めなかった(管理人の設定が悪いのかも・・・wmaは問題なしにOK)ので、絶対にmp3ファイルじゃなきゃいやだという方には、WAVE−mp3変換ソフト「午後のこーだ」をおすすめしておきます。

gogo01.jpg (41012 バイト) ここからダウンロードしてください。

WAVEファイルを放り込むだけですぐにエンコード開始できます。

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おまけ1:WAVEファイル自動分割

「超録」というソフトで一本のカセットテープをWAVEとして取り込みましたが、実は9曲分含まれていたにも関わらず、フリーウェアとしての制限で8曲目以降が分割されずに(今回は2曲分が)1曲として処理されています。もしカセットに12曲ぐらい収録されていれば5曲が未処理となります。こうした場合はまた別のソフトで分割する必要があります。

「WaveSplitter」というソフトを使います。ここからダウンロードしてください。

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「WaveSplitter」をインストールして、立ち上げ、分割したいファイルを読み込むと上図のようになります。画面は「超録」の8曲目を読み込んだところです。2曲分のために、1曲の長さが8分04秒となっています。分割してみましょう。

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読み込んだら操作はこれだけです。

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見事に4分25秒と3分29秒の2曲に分割されました。
カセットテープの収録曲が8曲を越すときは、「超録」で分割せず一個のWaveファイルとして録音しておいた後、曲分割はこの「WaveSplitter」に任せるというのも一つの方法です。むろん「超録」をシェアして制限なしで使うとこうした煩雑さはなくなります。

おまけ2:WAVEファイル加工

カセットテープをWAVE化録音してみたものの、「ありゃりゃ何じゃこりゃ」というものがときどき出てきます。CMが入っていたり、気になる雑音が入っていたりという場合です。単純明解博多弁事典で使用している博多弁音声は自分でしゃべって録音したんですが、噛んだり(^^;とちったり間が空いたりといろいろと大変でした。録音し直しをしたところもありますが、WAVE加工ソフトで修正して使用にこぎつけたのも多かったです。とても便利なソフトです。

「音声みきさー」というソフトを使います。ここからダウンロードしてください。

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録音したWAVEファイルを読み込んだ画面。スピーカーから流れる音声とオシログラフ状の波形を確認しながら不要な部分をカットしたり、いろんな編集が可能です。

以上、アナログ音源をデジタル化するにあたって、管理人が使わせてもらっているフリーウェアの紹介とその使用方法をざっとまとめてみました。

【謝辞】

「JetAudio」 COWON AMERICA社様
「超録」 PINO様
「ぷっちでここ」 こじろー様
「mp3infp」 T-Matsuo様
「午後のこーだ for Windows] PEN@海猫様
「WaveSplitter」 Ddiamond様
「音声みきさー」 原 靖様
ソフト配布元 ベクター社様

無料でこのような有効でかつ便利なソフトを公開されている各作者のみなさまには、あらためて感謝と敬意を表する次第です。ありがとうございました。