花のない夏のテラス?
朝、突然管理人のラインデルさんがブザーを鳴らした。テーブルの上の朝食後の食器をあわてて重ねて台所へ持っていって、ドアをあけると、いつものことだけど、唐突に、「家の(総合)保険は入っているわよね?」と聞く。え??
ラインデルさんが来るとなぜか不安になる(^_^;)。突然、「ちょっと台所いいですか?」と入って来て水の出具合を調べたり、風呂場いや、バスルーム(^_^;)の窓に結露はできていないか?と調査の人と一緒に来たり。大抵朝早くて、まだ掃除もしていない時間帯で本当にアセってしまう。
それとも又(!)私、何かやらかしたっけ?いや、そんなはずは・・・・。
旅先で鍵を盗難にあったときには(当然の事ながら(^_^;))えらい騒ぎになった。報告するのが一日遅れて、怒られ、Wohnungの全世帯、車庫、共同玄関などすべての鍵を新しくした。住人代表さんと管理人さんの考えで、最新の、ピッキング被害に一番あいにくい、一番高い鍵に取り替えたため、保険に入っていなかったら恐ろしい額のお金を払わなければならないところだった。
「バルコニーの窓の下の台の部分、掃除してちょうだいね。」とかって注意されたりすることもある。
最近はおとなしくしているし、この前、窓ふきもしたし・・・。
この間数秒だと思うんだけど・・・一瞬で人間はこれくらいたくさんのことを頭の中で考えることができるのよねぇ。(笑)
さて、話を聞くと、「今日から(どーして前もって言っておいてくれないのかしらねぇ。)12週間、家を○○○するから、そのことを保険会社に連絡してくださいね。連絡しておかないと、その間に泥棒に入られても保証されないから気をつけて。」
○○○?・・・知らない単語。でも以前ガレージの扉を工事中の時に、車の保険会社にその件をあらかじめ連絡しておくようにと言われたことがあったな。なんか工事をするらしい。12週間かかるって?
「じゅうにぃ〜?」思わず聞き返した。12週間ってえらい長くない?ふ〜む。
そして、ラインデルさんは、
私がちょうど朝食の紅茶のマグを手に朝ドラを見ていたところだったために、まだ掃除をしていない部屋を(正確にはその先にあるテラスを)指さして、「だから花を全部のけてちょうだいね・・・」
「は、花を全部?のけてって?」ひえぇ〜。うそ。これから花がたくさん咲きみだれる、美しいテラスになるっていうのに?それに、あんな大きな花壇(!)、一人や二人ではぜ〜ったいに動かせない。なのに、ラインデルさんは「私は向こう側から回って、見てみるわね」
とりあえずラインデルさんは姿を一旦消した。あわてて私は辞書を引いてさっきの単語○○○を調べた。建物のまわりに工事用の足場を組むという単語。なるほど。何をやるのかは聞かなかったけど、建物の外壁の塗り替えか、ひび割れの修理かその辺のことなんでしょう。
まずはその作業はこの東側のテラスかららしいので、プランター類はすべて西側のバルコニーに移すことにした。昨日はプランターごと風で倒れて花がボロボロになったため、ひもで固定したとこだったのに。動かすたびに、小さな茎が折れるし、花は落ちるし、あぁついてない。もちろん大きな花壇は私とラインデルさんの二人がかりでも、びくともしないのであきらめた。(試してみるのもばからしいほどの大きさなんだから!!)
これから一体何が始まるのかわからないけど、とりあえず、花がほとんどなくなり、がらんと気の抜けたようなテラスに鉄の棒が縦横に組み立てられている・・・。
ひどい!!花のない夏のテラスなんて!そればかりか、日中すぐそこを工事のおじさん達が行き来するなんて。あぁ、なんてこったい!(02/7/2)
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