ここ数年、釧路は観光にチカラを入れており、釧路市観光振興室と旅行代理店がタイアップして体験型観光「くしろ魚河岸ツアー」が実現しました。

しかし、先月の十勝沖地震で打撃を受けた副港のサンマセリは中止。その代わり「秋アジの水揚げ」見学に変更して再開!

10月14日・15日は、文学座「リチャード三世」が来釧します。

劇団の皆さんに、釧路の観光案内のひとつとして紹介するべく、早起きが苦手の柴田が参加してきました(^O^)
2003年10月4日(土) AM6:15〜8:10
秋アジ水揚げ見学&サンマの刺身&イクラ炉ばた定食
くしろ
魚河岸ツアー
●阿寒バスで市内を走ります。今日がガイドデビューという、くしろ観光ボランティアガイドの岡さん(左)と小笠原さん。わかりやすい案内でした(^O^)




ガイド
6:15
東急イン前
東急イン前出発
北大通を走りながら、軽く道路の説明
6:20
栄町6丁目バス停前
末広の繁華街の中を走る。★クイズ1問目 バスは釧路川の右岸にいるか左岸にいるか?
幣舞橋通過 5代目橋。橋の上に4体のブロンズ像があり、秋と冬の像の作者紹介
日本銀行
釧路支店前通過
幣舞橋の漢字は「貨幣が舞う」。日本銀行の辺りで道東の経済が舞っているという意味
キャッスルホテル前
花時計のあるロータリー前通過 直系10mの花時計は、作られた当初は日本一だったが、音更町の12mの花時計が出来て1位の座を譲る。
幣舞橋〜EGG〜MOO前通過 EGGは、冬でも緑が楽しめるようにと作られた全天候型緑地。中ではコンサートも開かれている。MOOは、釧路出身の建築家・毛綱のデザイン
全日空ホテル前〜プリンスホテル
幣舞橋〜ロータリー通過 幣舞橋は、北海道三大明橋と呼ばれていて、3つの橋とも設計者が同じ。また、こうしたローアリーのある街は珍しい。
10 南大通 ・南大通は、本州からの移住者が最初に住み出した町として栄えた。明治41年、石川啄木が釧路新聞の記者として数十日間だけ滞在し数々の歌を残した。市民の間では、この通りは「啄木どおり」と呼ばれ親しまれている。
・啄木夢公園、月下宿(啄木が宿泊していた)もあり、啄木の歌碑20数基は日本一。岩手県しぶたみ村よりも多い。
11 米町地区 本州から来た人たちが住んでいた町で、米屋佐五右衛門の屋号からとって「よねまち」と言われている。お寺、神社が多く昭和33年まで赤線地区だった。

年間250万人の観光客が釧路を訪れます。その方達に、「釧路らしい体験」をしてもらいたいとアンケートを取ったところ、「釧路らしい魚」の第1位は「サンマ」、2位は「鮭」という結果が出ました。そこで、“水産のまち・釧路”の生産現場を見てもらい、釧路らしい食事をしてもらう魚河岸ツアーを企画しました。

9月末に始まり、サンマの水揚げとセリを中心に始めましたが、9月26日の十勝沖地震で被害を受け危険な状態となったため、鮭の水揚げに変更して再開しました。

釧路は、暖流と寒流がぶつかりあっている豊かな大陸棚にプランクトンが生息しています。釧路川をはさんで東側は岩場でコンブ、ウニがとれ、西側は砂浜でホッキ貝などの貝類がとれるという全く違った漁場が広がっています。

このツアーは、「くしろ観光ボランティアガイド」の方々と釧路市観光振興室が協力してつくりました。いたらない点もあるかと思いますが、ほのぼのとした手作りのツアーをお楽しみ下さい。
観光振興室の小林課長さんから挨拶




 ●釧路崎灯台から、釧路を象徴する景色(石炭、パルプ、漁業)を見る事が出来ます

●水平線の向こうに襟裳岬や日高山脈が見える日もある。海には定置網をめぐらせて魚が集まるようにし掛けている。春とれる鮭を「トキシラズ」秋は「秋アジ」と呼ばれている。 ●釧路の灯台には昔は霧笛が設置されていた。ここで第2問目のクイズ。
「日本の灯台はいくつあるか?(答え)3334箇所。
●朝の海の青色が澄んでいて気持いい。手前の黒い部分が石炭採掘場。トロッコで運んでいる。その向こうに製紙工場が見える。
〜地場産品紹介コーナー〜

●釧路棹前昆布(さおまえこんぶ)※写真左
釧路市東部漁協謹製

この海の前浜でとれる“棹前昆布”は、若いコンブですぐ煮えます。結んで煮物にしても美味しい(私も好きです)。釧路崎灯台でお土産に配られました(*^▽^*)

●さけ昆布巻−浜の味自慢かあさん手造りの味−
釧路市東部漁協謹製

北の荒波が育てた上質なくしろ前浜産昆布を長時間とろ火で煮込んだ飽きのこない味。さけと昆布のコラボレーション。1パック500円で販売。発売したばかりということで参加メンバー全員が購入しました♪





 ●秋アジの水揚げ見学 場所:東部漁協 7:00〜7:10

水揚げされた鮭を、A・B・Cランク・性別に仕分けする作業


●釧路川から水揚げされた鮭は、早速仕分け作業にはいります。フォークでダダーっとテーブルに落とされるのが豪快な風景。 ●優しい顔つきをしているのがメス。アゴが出ているのがオスと説明され、皆笑ってしまいました。 ●仕分けされたコンテナーを量りにかけています。脂がのっているのが「銀毛」。体が赤くなっているのは「ブナ」で加工品に回される。


●鮭のおはなし●

●産卵の時期になると生まれた川に戻ってくることを母川回帰というが、なぜ生まれた川がわかるのか?→(答え)川の匂いを覚えていて何千キロもの海を帰ってくる。どうやらアミノ酸が関係しているらしい。また、太陽や星の位置を介して帰ってくるのでは、と言われている。

●鮭はもともとは淡水魚だったが、次第に海、川を選ぶようになった。


●イクラは、合計480度に達すると卵が孵化する。(例)1日の水温が8度×60日=480度。60日で孵化。
●鮭が宙を飛んでいる〜!でも、ナイスコントロールでコンテナーに収まる。プロだわ。 ●テーブルいっぱいの鮭を、あれよあれよという間にチェックしていく。後方にキャッスルホテル。街の真中で水揚げを見学できるなんて贅沢だ。


ガイド
くすり橋 バルコニーでたたずみながら幣舞橋の夕日を見られる。
釧路市役所 昭和40年に建てられ、震度6を2回、震度4を2回経験している。
浪花町十六番倉庫 「挽歌」で有名な原田康子さんの実家が経営していた倉庫
釧路副港 古くは「マグロ」や「サバ」もとれた。10年前には「マイワシ」が大漁で年間100万トンを超え水揚げ高日本1位の時期が続いた。しかし、200カイリ規制や徐々にとれなくなり、現在ではかつての5分の1の20万トン台の漁獲高に減っている。




 ●鮭番屋(阿部商店)で炉ばた朝食 7:20〜8:00

●阿部商店の扉には「リチャード三世」のポスターが貼ってあります(右下) ●炉ばた定食のメニュー
サンマの刺身/イクラ/味噌汁/焼きサケ/ご飯の上にイクラをかけて食べます。
●この時期はサンマが脂がのって美味しい。サンマの刺身は釧路しか食べられない。サンマの網焼きも美味しいよ(100円)


釧路崎灯台という穴場で景色を堪能し、水揚げ見学もしてお腹もいっぱいになった。

初の「魚河岸ツアー」は満足して終了しました。
これで2000円です。

既に、東京からのツアー客で来週はいっぱいとのことで、私のような個人客の受付は今日が最後。

10月14日・15日の文学座さんに紹介しかできないのが残念ですが、東部漁協の水揚げ見学はツアーでなくても見る事ができるので、是非勧めようっと!
●店内には、みたい会のリーフレットも置いてあります。朝から気分が良い私(^O^) ●偶然、釧路新聞の星さんと同席。彼のお薦めは「サーモンハラス」です。




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