脳は電気的に活動していますから、その様子を脳波で観察することができます。脳の電気信号
はとりだせませんから頭の表皮に電極をつけて誘導電流を測ります。
電極をどこにつけるかによって波形は異なりますし、意味する内容も異なります。ですから脳波
を測定する場合には10−20法と呼ばれる、国際的に決められた頭部の位置に電極をつける
約束になっています。
頭皮の前頭極部の場合と耳にセンサーを取り付けます。脳から常に発せられる微弱電流(電気)
をμV(100万分の1V)の単位で測定します。
脳波は常に変動しています。脳波が設定値を超えた時にそのことを、トレーニング者に信号
(すず虫の音)で知らせてくれます。あなたが望むべき脳波の状態だったことを示してくれます。
音の回数も増えてきます。
音の回数を増やしたいと思い、あなたが音のする時としない時の心の状態の微妙な違いに、
気づき始めるとさらに音の回数が増え、自分の望むべき状態に近づいていきます。
脳は条件反射によって神経回路がつくられますから、どんなに嫌いで苦手なことでも、メンタル
トレーニングを行なうことでリラックスした意識集中状態を条件づけることができます。
メンタルトレーニングを継続的に実践することによって、緊張・不安等の感情コントロールは可能に
なりますし適切な集中力も養えます。また、動機付けを高める方法や前向き思考も習得できます。
脳神経に興奮を伝えたる神経回路「シナプス」といいます。このシナプスは新しく作られたり、強化
されたり、または退化したりします。
脳は使えば使うほど発達し、使わなければ衰えてしまいます。新しい経験は新しいシナプス形成を
刺激します。つまり、経験によって脳のかたちを変えることができるのです。
私たちが注目すべき点は脳が自然発生的に変化する過程ではなく、「人間の意志で脳を変えられ
る」という意図的な変化の可能性です。
身体の筋肉や関節は使わなければそのうちに硬くなり柔軟性や弾力性を失ってしまいますが、同じ
ように脳も使わないとやがて固まってしまいます。そして、その部分の機能は麻痺してしまいます。
また、日々の精神的ストレスによる過程の緊張感は脳を硬直させたり、萎縮させたりします。
コチコチに硬くなった体を優しくほぐし、その機能を正常化させるために、私たちは運動をします。
同じ理由から、脳も運動をする必要があるのです。
脳が健康になれば身体全体が健康になります。脳のトレーニング、脳波バイオフィードバック・
トレーニングを行ない、脳の機能を高めましょう。
●バイオフィードバック・システム
不安を感じたり興奮したとき、落ち着こうと思ってもなかなか落ち着けず、
ますます不安になってしまうものです。このような時には、体の緊張感を解くことで
心の緊張をやわらげることができるのです。
リラクゼーションで一つ大切なことは呼吸の調節です。
意識的に、深く、静かに、ゆっくりと腹式呼吸をおこないます。
こうすると気分が落ち着き、安静にして目を閉じている時の脳波であるα波が増加します。
このしくみを利用して脳波をフィードバックすることによって自分の鎮静状態を知り、
α波の増加をさらに深めていくのが脳波バイオフィードバックです。 |
BIO FEEDBACK TRAINING
バイオフィードバック ・ トレーニング
アルファ波を測定
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脳波検出センサー |
脳波=アルファ波優勢 |
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感情のコントロール
自律機能回復
前向き・積極的思考 |
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アルファ波を
音信号変換 |
フィードバック |

音で知らせる |
肯定的
フィードバック |
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