■012ウクレレ修繕_1■
■突然ですが、
 ウクレレを弾いてみたくなって買いました。
 んで、以前にグァムで買ったオモチャの
 ウクレレを直してみることにしました。
 
 奥が新しく買った"FamousのFS-1"、
 手前が19$で買ったお土産ウクレレです。

 サドルが壊れていて、
 謎のスチール弦が張ってあります。
 生産国は中国であります(^_^)
■まず、Famousと何が違うのか、
 じっくり見回してみますと、
 ナットの高さが違います。
 ここまで高いナットだと1フレットを押さえた瞬間
 「びよーん」とピッチが狂います。
 1フレットを多用するウクレレという楽器上、
 それはないだろう・・・と、
 
 このナットを削って低くします。
 つまり、弾きやすい状態まで
 弦高を低くします。
 (もちろん低すぎるとビビりますから、ほどほどに)
■写真だと見にくいんですが、
 ブリッジがサドル付近でネック側に割れちゃってます。
 何の材を使ってるかワカラナイんですが、
 そりゃ構造的にテンションのかかる部分に
 こんな薄い肉厚じゃ無理だろうと思います。

 なおかつスチール弦ですからねー。

 ブリッジはまるごと新造します。
■も一つ言うと、そもそもスケールが違うんですね(^^;)
 この青ウクレレは12フレットまでが177mm
 普通に考えてナットからサドルまでは354mmのはずが、
 380mmあるんですね。
 
 そりゃ、いくらなんでも楽器として無茶だろう。
■問題の大元はペグにもあります。
 安いウクレレはチューニングが合わないと言いますが、
 その原因の多くはペグにあると思います。

 どんな構造なんだよ?
 と思って外してみたわけですが、
 よーするに、ヘッドに空けた穴との摩擦と、
 プラスネジの圧力で固定してます。

 穴にはテーパーもついていなので、
 いくらウクレレでも弦の張力に耐えるは
 難しい構造です。

 かといって新しいペグを買うと、
 新しいウクレレ一台分は買えちゃう値段ですし、
 エレキ用のマシンヘッドは重いし・・・
 というわけで今回はこのままで・・・。
■ブリッジは2点のネジと接着剤で止めてありました。
 ネジを外して、スクレイパーの刃を入れたら
 簡単に外れました。
 ただし、サドルを合わせる位置まで
 マーキングしてみると
 かなりのズレがあります。

 これ、どーしよかにゃー?
 このまま作ったらかなり巨大なブリッジになるにゃー?
■と思ったんですが、
 丁度良い大きさの紫檀(ローズウッド)の端材が
 あったのと、
 サウンドホールからトップ板を触ったら
 ブレースさえ無かったので、
 強度確保のために、バコっと大きいブリッジに
 することにしました。

■厚さ4.5mm、大ぶりなブリッジの出来上がりです。
 サンディングして、
 オイルステインを二度だけ塗装しました。

 せっかくのローズウッドなので
 余計なことはしません(^^;)
■ウクレレ側の塗装を削り落として・・・
■タイトボンドで圧着します。